12の発明の原理だけで発想できるプロセス アイデア発想とアイデア選定

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12の発明の原理だけで発想できるプロセス アイデア発想とアイデア選定 12の発明の原理だけで発想できるプロセス アイデア発想とアイデア選定 創造研究会 林 裕人(㈲アイウエル、㈲アイテックインターナショナル) 松田 信英(松下電器産業㈱) 上條 仁(㈲アイテックインターナショナル、㈲アイウエル)

セミナー当日のみ 創造研究会メンバー (事前配布せず) 表紙記載以外の研究会メンバー(順不同) 荒木 信成 (ワールウインド) 荒木 信成 (ワールウインド) 安藤 里奈 石井 正之 (住友電工地財テクノC) 伊藤 弘道 井上 信政 (松下電器) 鍛冶舎康昭 (等価変換創造学会) 桂 千幸 (松下電器) 加藤 巌  (ブラザー工業) 小柳 葉純 貴志 宗紀 (三洋電機) 久保田和彦 (日立ディスプレイズ) 古賀 陽介 (パナソニックコミュニケーションズ) 斉藤 史彦  (マツダ) 中西 徹 (マツダ) 名越 正生 (ナゴシ) 花岡 裕之 春山 丈夫 (等価変換創造学会) 平出 高久 (愛知機械工業) 古澤 幸之 (NECマイクロシステム) 松木 敏浩 (パナソニックファクトリーソリューションズ) 松木 暉  (等価変換創造学会) 望月 朗  (日産自動車) 山川 正栄 (日立化成工業) 吉田 裕一 (三菱重工) 

12の発明の原理にしぼり込んだ背景 ①複雑なシステムの問題を工学的矛盾解決マトリクスに対応させて問題を解く ②問題を解くための根本原因に気づかない ③たくさんの発明の原理を適用すると時間がかかる ④発想したたくさんのアイディアの中から採用するアイディアを一つ選ぶ

良いアイディア発想をするためには、 ①、②問題を解くための根本原因に気づく 機能部品展開図 なぜなぜ展開

質の良いアイデア発想をするには、 ③発明の原理をしぼり込む 物理的矛盾の定義 12の発明の原理 物理的矛盾の定義 12の発明の原理 ④発想したたくさんのアイディアの良いところを結合し、最強のアイディアにする アイディア結合マトリクス アイディア評価マトリクス

本発表はオーラル発表と2パネル展示で 構成している。 <ステップ> <解決手法> 問題解決の手順 機能部品展開図 Step1 問 題 設 定 機能部品展開図 問題分析 Step2 目 標 設 定 Step3 根本原因の究明 なぜなぜ展開 物理的矛盾の定義 Step4 アイデアの創出 問題解決 12の発明の原理 アイデア評価マトリクス アイデアの結合、評価と選定 Step5 アイデア結合マトリクス 問題解決の手順

問題分析ステップ  機能部品展開図と根本原因の抽出と発見

問題分析ステップ Step1:問題設定⇒機能部品図の作成 Step1-1 システム(製品)を構成している サブシステムと目的物を記載 通常(問題の無い)状態を作成 システム(製品)を構成している サブシステムと目的物を記載 Step1-2 システムを構成している部品まで展開、 目的物に矢印で結び、作用を記載 Step1-3 Step1-4 問題の起きている状態を記載 目標設定ステップ

問題設定ステップ:機能部品図の作成 Step1-1~3:機能部品展開図:通常(問題のない)状態

問題設定ステップ:機能部品図の作成 Step1-4:問題の起きている状態を記載

問題分析ステップ Step2:目標設定 根本原因の究明ステップ

ブレインストーミングによる原因を展開する 問題分析ステップ Step3:根本原因の究明⇒なぜなぜ展開 Step3-1 ブレインストーミングによる原因を展開する Step3-2 抽出した原因の漏れを補う Step3-3 原因をツリー化しその見直しをする 問題からの抽出した 根本原因を選択する Step3-4 願望から抽出した 根本原因を選択する Step3-5 問題解決ステップ

原因究明ステップ:なぜなぜ展開 Step3-1:ブレインストーミングによる原因を展開する

原因究明ステップ:なぜなぜ展開 Step3-2:抽出した原因の漏れを補う

原因究明ステップ:なぜなぜ展開 Step3-3:原因をツリー化しその見直しをする

原因究明ステップ:なぜなぜ展開 Step3-4:問題からの抽出した根本原因を選択する

原因究明ステップ:なぜなぜ展開 Step3-5:願望からの抽出した根本原因を選択する

原因究明ステップ:なぜなぜ展開  選択した根本原因

問題解決ステップ Step4:アイデア創出 Step4-1 Step4-2 有用な作用を明確化する Step4-3 矛盾定義-1を作成する 有害作用、不足作用を明確化する Step4-2 有用な作用を明確化する Step4-3 矛盾定義-1を作成する Step4-4 矛盾定義-2を作成する 物理的矛盾を定義する Step4-5 道具を発明の原理にあてはめる 試行での問題を踏まえて改良した、実践スクールについて説明させていただきます。 全体カリキュラムとしては、 テーマ選択~特許提案書作成までを2.5日で完了する内容となっております。 テーマ申請後、 2時間程度の事前テーマ検討会で、 テーマが適切かどうかを精査するとともに、 問題解決に必要な必要なメンバー構成を決定します。 その後、この部分が問題解決の中心となるわけですが、 2日間で問題分析とアイデア創出を実践します。 そして、その後、各部署での特許個別調査を実施していただき、 1~2週間後のフォロー日で提案書を完了させます。 また、この「問題分析、アイデア創出」のプロセスをこちらに示しておりますが、 USITにTRIZの利点を融合することで、USITを更に使いやすく改良しております。 具体的には、 現行システムと理想システムの双方に対し、 様々なチャートを利用して構成・機能を分析し、 根本的原因、根本矛盾を明確とします。 そして、この根本原因、根本矛盾に対し、 TRIZの発明の原理を適用し、問題を解決するアイデアを創出します。 そして、最後にアイデアを組み合わせることで、 問題解決発明の効果を極大化します。 この様に、非常に分かり易い流れとなっておりますので、 今後、実践する中での継続的な改良は必要ではありますが、 開発現場での普及と定着が可能だと考えております。 Step4-6 Step4-7 技術者としてアイデア発想する アイデアの結合、評価と選定ステップ

Step4-1 有害作用、不足作用を明確にする Step4-1 有害作用、不足作用を明確にする (1)作用の明確化 ・有害な作用 ・不足している作用 長い横幅の扉 外気 しゃ断する (有用な作用)

Step4-2 有用な作用を明確にする ・有用な作用

Step4-3・4 矛盾定義1,2を作成する ・矛盾の定義

Step4-5 物理的矛盾を定義する ・物理的矛盾の定義

Step4-6 道具を発明の原理に当てはめる ・物理的矛盾を解くための分離条件

できたら実際のポストイットの写真を見せてリアル感を出す Step4-7 技術者としてアイデア発想する できたら実際のポストイットの写真を見せてリアル感を出す

願望から定義した物理的矛盾を解く アイデア創出ステップ Step4-1 願望を明確にする Step4-2 不足している作用を明確にする Step4-3 矛盾定義-1を作成する Step4-4 矛盾定義-2を作成する 物理的矛盾を定義する Step4-5 試行での問題を踏まえて改良した、実践スクールについて説明させていただきます。 全体カリキュラムとしては、 テーマ選択~特許提案書作成までを2.5日で完了する内容となっております。 テーマ申請後、 2時間程度の事前テーマ検討会で、 テーマが適切かどうかを精査するとともに、 問題解決に必要な必要なメンバー構成を決定します。 その後、この部分が問題解決の中心となるわけですが、 2日間で問題分析とアイデア創出を実践します。 そして、その後、各部署での特許個別調査を実施していただき、 1~2週間後のフォロー日で提案書を完了させます。 また、この「問題分析、アイデア創出」のプロセスをこちらに示しておりますが、 USITにTRIZの利点を融合することで、USITを更に使いやすく改良しております。 具体的には、 現行システムと理想システムの双方に対し、 様々なチャートを利用して構成・機能を分析し、 根本的原因、根本矛盾を明確とします。 そして、この根本原因、根本矛盾に対し、 TRIZの発明の原理を適用し、問題を解決するアイデアを創出します。 そして、最後にアイデアを組み合わせることで、 問題解決発明の効果を極大化します。 この様に、非常に分かり易い流れとなっておりますので、 今後、実践する中での継続的な改良は必要ではありますが、 開発現場での普及と定着が可能だと考えております。 道具を発明の原理にあてはめる Step4-6 Step4-7 技術者としてアイデア発想する

問題解決ステップ Step5:アイデア結合、評価と選定 発想したアイデアをまとめる Step5-1 Step5-2 問題解決ステップ  Step5:アイデア結合、評価と選定 発想したアイデアをまとめる Step5-1 Step5-2 アイデアの中から3つのアイデアを選定する Step5-3 3つのアイデアと良いところを結合する Step5-4 アイデアを評価する Step5-5 最終アイデアを選定する 試行での問題を踏まえて改良した、実践スクールについて説明させていただきます。 全体カリキュラムとしては、 テーマ選択~特許提案書作成までを2.5日で完了する内容となっております。 テーマ申請後、 2時間程度の事前テーマ検討会で、 テーマが適切かどうかを精査するとともに、 問題解決に必要な必要なメンバー構成を決定します。 その後、この部分が問題解決の中心となるわけですが、 2日間で問題分析とアイデア創出を実践します。 そして、その後、各部署での特許個別調査を実施していただき、 1~2週間後のフォロー日で提案書を完了させます。 また、この「問題分析、アイデア創出」のプロセスをこちらに示しておりますが、 USITにTRIZの利点を融合することで、USITを更に使いやすく改良しております。 具体的には、 現行システムと理想システムの双方に対し、 様々なチャートを利用して構成・機能を分析し、 根本的原因、根本矛盾を明確とします。 そして、この根本原因、根本矛盾に対し、 TRIZの発明の原理を適用し、問題を解決するアイデアを創出します。 そして、最後にアイデアを組み合わせることで、 問題解決発明の効果を極大化します。 この様に、非常に分かり易い流れとなっておりますので、 今後、実践する中での継続的な改良は必要ではありますが、 開発現場での普及と定着が可能だと考えております。

問題解決ステップ:アイデアの結合 Step5-1~3:まとめ→選定→結合

問題解決ステップ:アイデアの評価と選定 Step5-4~5:評価と選定 <最終アイデア1>

問題解決ステップ:アイデアの評価と選定 Step5-4~5:評価と選定 <最終アイデア2>

問題解決ステップ:アイデアの評価と選定 Step5-4~5:評価と選定 ・アイデア評価マトリクス

最終システムの詳細設計  ・ 構想設計段階のシステムの最終アイデアは、品質が良くなるアイデアを結合(複雑化)しているため、詳細設計段階でアイデアの効果を評価しなければならない。 ・ アイデアの評価はシミュレーションや試作をすることによって、個々のアイデアを評価する。個々のシステムのアイデアは、複雑化した状態で評価し、採用するかしないかは、“効果のあるアイデア”と“効果のないアイデア”を取捨選択することが必要である。

おわりに  ・ 日々の業務で直面している既存システムの 改善、改良については、優先的に12の発明の原理を活用し、短時間にアイデア発想をすることができる。 ・ 物理的矛盾を解くための残りの18の発明の原理についても、今後の問題解決に適用し、重要性を確認したい。 しかし ・ システムの抜本的な改良のアイデア発想の場合と発明の原理だけで問題解決できないときは、発明標準解(76の標準解)や科学的・工学的効果を使い、その後、発明の原理を使ってアイデア発想することが必要である。