情報モラルの授業をしてみよう ‐中学校用‐ ○○○立○○中学校 校内研修会(情報教育・3) 校内研修(3) 2 情報教育 研修(3)を始めます。 今日は「情報モラルの授業をしてみよう」というテーマで模擬授業をします。 ○○○立○○中学校 2
研修会のねらい ・体験する 習うより、慣れる ・つかむ 指導パッケージを取り入れた授業の流れ ・高める 今後の実践に向けての意欲 ・体験する 習うより、慣れる ・つかむ 指導パッケージを取り入れた授業の流れ ・高める 今後の実践に向けての意欲 研修会のねらいは, ①「情報モラル指導を実際に体験する」 ②「指導パッケージを取り入れた授業の流れをつかむ」 ③「今後の実践に向けての意欲を高める」の3点です。
研修会の流れ ③模擬授業 ②模擬授業の準備 ①指導パッケージの確認 ④感想の共有 各グループ 代表1名 15分 グループ 個人 各10分程度 今日の研修会は、次の順で進めます。 ①初めに前回の研修会でも活用した指導パッケージの内容を確認します。 模擬授業はこのパッケージの指導の展開例に沿って行います。 ②次にグループごとに模擬授業を準備します。 パッケージの指導の流れを15分間で練習します。 ③その後、模擬授業になります。 各グループから1名、授業者として模擬授業を実践してもらいます。 ④最後にまとめとして感想を共有します。 <ポイント> 研修の流れの項目を指しながら説明する。 各10分程度 全体 全体 ④感想の共有 ③模擬授業 宮城県教育研修センター 4
研修会の流れ ① 指導パッケージの確認(個人) ② 模擬授業の準備(各グループ) 15分 ③ 模擬授業(全体) 各10分程度 ④ まとめ(全体) 初めに今日の研修会で取り上げる指導パッケージを確認します。
技術・家庭(中),情報(高)は全ての項目に該当 指導パッケージ一覧表 教科名 ・・・パッケージ活用教科等の例 1 情報社会の倫理 2 法の理解と遵守 3 安全への知恵 4 情報セキュリティ 5 公共的なネットワーク社会の構築 小 学 校 E 中 ・ 高 等 H 相手に気持ちを 伝えるには 国・社・外 他 E1-01 相手のことを考えて 道・総 他 E1-02 他人のものを 使うときには 国・社 他 E1-03 ルールとマナー 社・総 他 E2-01 フィルタリング 道・学 他 その情報,本当? E3-02 コンピュータ ウイルス 全教科 ネットワークの ありがたさ 社・理・外 他 情報発信の責任 国・社・英 他 H1-01 責任ある行動 国・道・学 他 H1-02 情報に関する 権利を守る H2-01 写真を撮るときには 社・音・美 他 H1-03 違法な商法から 身を守る 公民・LHR 他 H2-02 著作権・人格権・ 肖像権 公民・芸術 他 H2-03 正しく情報を 読み取るには H3-01 友達だと 思っていたら… H3-02 健康への影響 保・家 他 H3-03 IDとパスワード H4-01 広がり 国・社・総 他 H5-01 メディアとの つきあい方 H5-02 E3-01 E4-01 E5-01 <高等学校> 技術・家庭(中),情報(高)は全ての項目に該当 指導パッケージとは,宮城県教育研修センターから発信されている情報モラル教育に関する教材で,教科の授業に5分から10分程度で取り入れて活用するものです。 指導パッケージは全部で20個あり、5つの指導内容に分類されています。 6
技術・家庭(中),情報(高)は全ての項目に該当 指導パッケージ一覧表 教科名 ・・・パッケージ活用教科等の例 1 情報社会の倫理 2 法の理解と遵守 3 安全への知恵 4 情報セキュリティ 5 公共的なネットワーク社会の構築 小 学 校 E 中 ・ 高 等 H 相手に気持ちを 伝えるには ルールとマナー フィルタリング コンピュータ ウイルス ネットワークの ありがたさ 国・社・外 他 E1-01 社・総 他 E2-01 道・学 他 E3-01 全教科 E4-01 社・理・外 他 E5-01 相手のことを考えて その情報,本当? 道・総 他 E1-02 社・総 他 E3-02 他人のものを 使うときには 国・社 他 E1-03 情報発信の責任 情報に関する 権利を守る 正しく情報を 読み取るには IDとパスワード ネットワークの 広がり 国・社・英 他 H1-01 社・総 他 H2-01 社・総 他 H3-01 全教科 H4-01 国・社・総 他 H5-01 責任ある行動 今日は各領域から1つずつ、5個のパッケージを準備しています。 友達だと 思っていたら… メディアとの つきあい方 <高等学校> 違法な商法から 身を守る 国・道・学 他 H1-02 道・学 他 H3-02 社・総 他 H5-02 LHR 他 H2-02 写真を撮るときには 健康への影響 著作権・人格権・ 肖像権 社・音・美 他 H1-03 保・家 他 H3-03 社・音・美 他 H2-03 技術・家庭(中),情報(高)は全ての項目に該当 7
・「情報に関する権利を守る」 (法の理解と遵守) 活用する指導パッケージ ・「情報発信の責任」(情報社会の倫理) ・「情報に関する権利を守る」 (法の理解と遵守) ・「健康への影響」 (安全への知識) ・「IDとパスワード」 (情報セキュリティー) 準備した指導パッケージは 「情報発信の責任」 「情報に関する権利を守る」 「健康への影響」 「IDとパスワード」 「メディアとのつきあい方」の5つです。 ・「メディアとのつきあい方」 (公共的なネットワーク社会の構築)
指導ガイドの確認 9 これは指導パッケージに準備されている指導ガイドです。 初めに、それぞれの指導ガイドの内容を各自で確認します。 初めに、それぞれの指導ガイドの内容を各自で確認します。 <ポイント> スクリーンを指しながら説明する。 確認のポイントを示しますので,こちらを見てください。 9
指導ガイドの確認 確認してほしいところは,「指導のねらい」, 10
指導ガイドの確認 「指導の展開例」の2点です。 11
発問・指示・説明 に沿って模擬授業 移動ガイドの確認 特に指導の展開例の発問・指示・説明を確認してください。 模擬授業はここに書いてある発問・指示・説明に沿って行います。 では各ガイドのねらい・展開例を読んで、5つのパッケージの指導の流れをつかみましょう。 時間は5分です。 始めてください。 【各自、各パッケージ内容確認】 止めてください。各パッケージの指導の流れはつかめましたか?
研修会の流れ ① 指導パッケージの確認(個人) ② 模擬授業の準備(各グループ) 15分 ③ 模擬授業(全体) 各10分程度 ④ まとめ(全体) ではグループごとに模擬授業に向けて準備します。
パッケージ決定 まず,5つのパッケージのうち,どのパッケージを使って模擬授業をしたいかグループで1つ決めてもらいます。 興味のある内容や実際に授業で活用してみたいパッケージを選びましょう。 時間は1分です。 始めてください。 【指導パッケージを決定】 <ポイント> 各班の活用するパッケージが重ならないように声がけする。 やめてください。 確認します。 ○班はどのパッケージになりましたか? ○班はどうでしょう? 最後に○班はどうですか? 各グループのパッケージが決まりました。
パッケージ決定 模擬授業の練習 ポイント ・指導の流れの確認 ・発問等の確認 ・指導のねらいを伝える では,指導ガイドの展開例をもとに練習します。 グループで授業の流れを確認したり,発問を言い合ったりして模擬授業に備えましょう。 授業者と生徒役を交替しながら,何回か繰り返してみるといいですね。 練習のポイントは、「指導のねらいを伝える」の1点です。 ねらいが達成できるように発問のタイミングや資料提示のタイミングなどを工夫しましょう。 時間は15分です。 質問はありませんか? では、はじめてください。 <ポイント> 模擬授業で活用する掲示資料を配付する。 【模擬授業の練習】 そろそろ時間です。練習をやめてください。 各班準備はよろしいでしょうか。
研修会の流れ ① 指導パッケージの確認(個人) ② 模擬授業の準備(各グループ) 15分 ③ 模擬授業(全体) 各10分程度 ④ まとめ(全体) それでは全体で模擬授業を行います。 各グループの代表者に授業をしてもらいます。
・授業者・・・各グループから1名 模擬授業について 最初にグループで授業する人を決めます。 グループごとに決めてください。 ・授業者・・・各グループから1名 最初にグループで授業する人を決めます。 グループごとに決めてください。 1分,時間をとります。 どうぞ。 【授業者決定中】 話合いを止めてください。 確認します。 授業者になった人は立ってください。 <ポイント> 授業者を立たせて,確認する。 授業者の先生,よろしくお願いします。 皆さん,授業者の先生方に拍手しましょう。 おすわりください。
・生徒役・・・授業者以外(他グループ含む) 模擬授業について ・授業者・・・各グループから1名 ・生徒役・・・授業者以外(他グループ含む) 説明を続けます。 他の先生は生徒役です。 他グループの先生方も児童役として参加しましょう。
・生徒役・・・授業者以外(他グループ含む) ・発表時間・・・各グループ10分程度 模擬授業について ・授業者・・・各グループから1名 ・生徒役・・・授業者以外(他グループ含む) ・発表時間・・・各グループ10分程度 時間は模擬授業が各10分程度です。
・生徒役・・・授業者以外(他グループ含む) ・発表時間・・・各グループ10分程度 ・授業の視点・・・指導のねらいが伝わったか 模擬授業について ・授業者・・・各グループから1名 ・生徒役・・・授業者以外(他グループ含む) ・発表時間・・・各グループ10分程度 ・授業の視点・・・指導のねらいが伝わったか 模擬授業参加に当たっての視点は1点です。 「指導のねらいが伝わったか」です。 意識して授業に臨んでください。 気付いたことがあったらワークシートにメモをとりましょう。 では、○班からよろしくお願いします。 <ポイント> 各模擬授業後は授業者、生徒役から実践してみての感想を聞きましょう。 【模擬授業実践】
研修会の流れ ① 指導パッケージの確認(個人) ② 模擬授業の準備(各グループ) 15分 ③ 模擬授業(全体) 各10分程度 ④ まとめ(全体) 授業者の先生方ありがとうございました。 もう一度拍手しましょう。 では、まとめに入ります。
まとめ(各グループ内での発表) ・模擬授業を体験しての感想 ・情報モラルの授業の印象 ・今後,どのように実践するか ・時間は各1分ずつ まとめ(各グループ内での発表) ・模擬授業を体験しての感想 ・情報モラルの授業の印象 ・今後,どのように実践するか ・時間は各1分ずつ 模擬授業を体験しての感想、情報モラルの授業の印象、今後どのように実践するか等をグループの中で発表してください。 時間は1人1分です。 どうぞ。 【作業中に表示】 <ポイント> 前向きに取り組んだ先生を指名する。 それでは何人か発表してもらいます。 ○○先生お願いします。 ありがとうございました。 <ポイント> 発表内容を整理し,話合いの成果を共有する。
研修会のねらい ・高める 今後の実践に向けての意欲 ・体験する 習うより、慣れる ・つかむ 指導パッケージを取り入れた授業の流れ ・体験する 習うより、慣れる ⇒肌で感じることができた。見えてきた。 ・つかむ 指導パッケージを取り入れた授業の流れ ⇒こんな感じなんだ。こうすればいいのか。 ・高める 今後の実践に向けての意欲 ⇒自分だったら発問はこう変える。 今日の研修会のねらいはこの3点でしたね。 たとえば、それぞれご覧のような感想がもてたならねらいにせまることができたと言えるのではないでしょうか。
今回は「情報モラルの授業をしてみよう」というテーマで模擬授業を行いました。 24
指導パッケージは全て3つのステップで構成されています。 宮城県教育研修センター 25
普段の授業 情報モラル指導 導入 展開 まとめ 宮城県教育研修センター 26 これは皆さんが普段取り組んでいる授業の構成と似ていますよね。 つまり、情報モラル指導は普段の授業と同じように取り組めばよいのです。 自信をもって、授業に取り入れてみてください。 明日からの授業での働きかけが,子どもたちの情報モラルの高まりにつながります。 学校全体で,繰り返し指導し,子どもたちに情報社会に主体的に対応する能力を身に付けさせていきましょう。 まとめ 宮城県教育研修センター 26
校内研修(3) 情報モラルの授業をしてみよう 校内研修会(情報教育・3) 以上で情報教育 研修(3)を終わります。 終 ○○○立○○中学校