人類学
人類学=人類を研究する学問?
「存在の連鎖」 人類 動物 植物 鉱物
人類学の元々の目的 原始時代の人間の生活を研究して、人間がどのように原始的な状態から文明状態へ進化してきたのかを明らかにする
原始文化の復元 先史時代の遺跡を調査し、原始時代の文化を復元する→自然人類学、先史考古学 現存する「未開」社会を調査し、原始時代の文化を復元する→文化人類学≒民族学 (民俗学はおもに自文化の伝統を研究する)
文化人類学の転換 「未開」社会の調査が進むと、それらの文化が必ずしも原始的とはいえないということがわかってきた 逆に、ヨーロッパの文化がもっとも進んだ文化であるという前提が疑わしくなってきた
西に対して東→人類学Aで扱う 北に対して南→人類学Bで扱う 西洋文化の二つの「外部」 西に対して東→人類学Aで扱う 北に対して南→人類学Bで扱う
人類学Aで扱う地域 チベット文化圏(含ブータン、雲南) インド文化圏(含ネパール) 東南アジア(とくにタイと、インドネシア・バリ島) 東アジア(とくに漢民族の文化と日本(含沖縄))
蛭川立『彼岸の時間:意識の人類学』春秋社 (現在品切れ中、新装第二版五月発売予定) 参考書 蛭川立『彼岸の時間:意識の人類学』春秋社 (現在品切れ中、新装第二版五月発売予定)