JACICにおけるCALS/ECの推進及びICT導入に係る取り組みについて

Slides:



Advertisements
Similar presentations
Web-GIS の開発と地盤情報の 高度利用に関する共同研究について -具体的な共同研究テーマ ( 案 ) - 「地質・地盤情報協議会」・ 「 Web-GIS コンソーシアム」説明会資料 全国地質調査業会連合会・情報化委員会.
Advertisements

H26年度のWG1の報告 ( H ~ H ) GIS官民協議会 H27年度総会 2015/7/7 WG1 空間基盤データの整備と更新.
スマートフォン、タブレット端末、ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)の普及等を背景に、多種多様な情 報を相互に連携させて新たな価値を生み出すことが期待されている。 地方公共団体オープンデータ推進ガイドラインの概要 0.ガイドラインの位置付け 国が掲げるオープンデータ取組の意義 1.経済の活性化、新事業の創出.
3. 写真・ CAD 図面について. 2 成果品のファイル形式 委託業務 ファイル形式 管理ファイル業務管理ファイル XML 各フォルダ管理ファイル XML 成果品文書ファイル等オリジナル形式 doc ・ jtd ・ xls 等 pdf 形式 pdf 図面ファイルオリジナル形式 dxf ・ dwg.
4.電子納品~これまでの留意事項~.
資料3-7 NIEM等 海外調査報告 経済産業省 CIO補佐官 平本健二.
1 これまでのオープンデータの取組状況 平成24年 「電子行政オープンデータ戦略」 7月 「世界最先端IT国家創造宣言」 平成25年 6月
交通バリアフリー法 -戦略と注意点-   近畿大学理工学部土木工学科 三星昭宏.
「Web-GISコンソーシアム」の設置と運営について
5.実証実験を終えて.
平成15年( 2003 )7月16日 厚生労働省 医政局 研究開発振興課 医療技術情報推進室 武末 文男

DRMのコンセプト 2004/01/15 DRM 入江 伸.
電子行政オープンデータ推進のためのロードマップ(工程表)
地質地盤情報協議会案 仮称・地質地盤情報協議会の提案
大谷経営労務管理事務所のISO9001認証取得について
建設情報化協議会(CIC)・ 株式会社 ネレウス
公共ブロードバンド移動通信システムの利用シーン (災害現場での活用例)
ビジネスパターンに基づく クラウドシステムのサービスレベル設計
CALS/ECの最新動向 ITを経営改革のキッカケに・・。 1.CALS/ECの目指す姿 2.最近の動向(他機関等の取り組み状況について)
地方公共団体オープンデータ推進ガイドラインの概要
2016年3月10日(木) 内閣官房 情報通信技術(IT)総合戦略室
市民公益税制の導入について 資料2 (策定の趣旨)《指針からの抜粋》
資料1-3 平成27年度 第1回技術委員会 他の委員会の開催報告
オリエンテーション 測量学実習 第1回.
標準空間情報の整備及び 異種データベース間のデータ交換手法 に関する研究開発
北九州市の情報化政策 北九州市 情報政策室.
別紙4 1.事業の概要 【事業名】 ○○ 【事業代表者】 ㈱○○ ○川○介 【実施予定年度】平成○~○年度 平成28年 月 日
【事業名】 【事業代表者】㈱○○ ○○ 【実施予定年度】平成26~○年度 平成26年 月 日 (1)事業概要
技術支援状況(1) ICTモデル工事の手引き
平成29年10月 内閣官房情報通信技術(IT)総合戦略室
2006年度 設備システム研究会 成果発表会資料 NPO法人化に向けて 2006年12月6日(水).
東京大学空間情報科学研究センターを 中心とした空間情報データベースの整備
平成17年度 第2回三重県CALS/EC地域研修会
愛知県統一がん地域連携パス プロジェクト ~がんの地域連携確立にむけて~
社会資本整備審議会第8回総会及び 交通政策審議会第6回総会合同会議 平成20年6月27日
「グローバルものづくり」 を加速させる ISID の “JT 活用” ソリューション群
平成20年11月 国土交通省国土技術政策総合研究所 高度情報化研究センター情報基盤研究室
事務所における情報化の問題点 データが所内で共有されていない、各課ごとに個別に利用されている
両国の現状 スウェーデン 日本 インターネット普及率 インターネット普及率 More than 50% 30.6% Eコマース浸透率
4.新たな価値を生み出す市政改革 52.
最先端ICT都市の実現に向け、「ICTの徹底活用」と「ICTの適正利用」を基本に取組をすすめます
生物多様性保全推進支援事業 1.地域における生物多様性の保全再生に資する活動への支援
資料6 平成24年度活動報告と平成25年度活動計画案 オープンデータ流通推進コンソーシアム事務局.
~ICTを活用し、時間や場所を有効に活用できる柔軟な働き方、テレワークを広げよう~
コリンズを使って 適切な公共事業の執行を 公共事業の執行において、発注者は様々な調査・確認が必要です。
平成25年度オープンデータ実証実験 自治体行政情報実証(概要)
【事業名】 【事業代表者】㈱○○ ○○ 【実施予定年度】平成29~○年度 平成29年 月 日 (1)事業概要
【事業名】 【事業代表者】㈱○○ ○○ 【実施予定年度】平成28~32年度 平成28年 月 日 (1)事業概要
事務所における既存ガイドラインデータの整備方針(参考)
第2章 空間データの取得と作成 7.空間データの品質
地方公共団体オープンデータ推進ガイドラインの概要(案)
平成25年度オープンデータ実証実験 社会資本実証(概要)
地方公共団体オープンデータ推進ガイドラインの概要
(財)住宅保証機構の ルーフバルコニーの FRP防水仕様 が改定されました
背景・目的 事業内容 事業スキーム 事業概要 期待される効果 公共交通機関の低炭素化と利用促進に向けた設備整備事業 (国土交通省連携事業)
資料5-1 企業版2℃目標ネットワーク 公募概要.
別紙2 地域情報化アドバイザー派遣事業 概要 ■地域情報化アドバイザーの枠組み ■地域情報化アドバイザーの構成
2008年11月21日 アジア航測株式会社 事業推進本部 プロジェクト推進室 社会基盤Gr
地方創生に向けた自治体SDGs推進事業 平成30年度予算案5億円(平成30年度からの新規事業) 実施期間:平成30年度~(新規)
電子行政オープンデータ推進のためのロードマップの概要
オープンデータ活用の推進に関する基本的な考え方 オープンデータ活用の推進に関する取り組み
在宅医療施策の取組状況と今後の展開(案)
目標と行動計画 会員No.0038 ㈱中村組.
資格取得スキルⅠb (ITパスポート試験対策講座)
目標 民間・計量関連 機関の取組み 研究開発(計測知的基盤)の 取組み 関連施策の 計量・計測システム分野の導入シナリオ
電子化基準策定小委員会 活動成果報告 土木CAD製図基準の策定 土木学会 情報利用技術委員会 電子化基準策定小委員会.
臨海部産業エリアの形成促進 目的 バルク貨物を取扱う大型の多目的国際埠頭の機能を高度化することによって産業物流を効率化し、地域産業の国際競争力の強化を図る 施策 民間事業者が一体的に運営する埠頭及びその隣接区域の連携を強化することにより、バルク貨物等の輸送の効率化を促進する「臨海部産業エリア」を形成.
1.保有データを自治体Webサイトで公開しよう①
特別支援教育総合推進事業 特別支援教育 推進員 高等学校 1(新)特別支援教育総合推進事業【4,752千円】 県教育委員会 特別支援学校
Presentation transcript:

JACICにおけるCALS/ECの推進及びICT導入に係る取り組みについて Japan Construction Information Center JACICにおけるCALS/ECの推進及びICT導入に係る取り組みについて (財)日本建設情報総合センター (JACIC) ※ 技術普及・技術研究チーム 建設ICT導入研究会・プロジェクト会議 平成20年11月21日

CALS/ECの目的と意義 国土交通省の推進するCALS/ECとは 「公共事業支援統合情報システム」の略称 電子データの蓄積・共有 従来は紙で交換されていた情報の電子化、ネットワークの活用により、各業務プロセスをまたぐ情報共有・有効活用を図ることで公共事業の生産性向上やコスト縮減を実現。 電子データの蓄積・共有 業務・事業執行の効率化 品質の維持・向上

JACICにおける3次元データ交換・利活用検討   国土交通省CALS/ECアクションプログラム2005(AP2005) → 3次元情報を利用促進する要領整備による    設計・施工管理の高度化(目標5) 【構造】 【情報モデル】 道路中心線形データ交換標準とその電子納品運用ガイドライン策定検討  → 平成20年4月1日、国土交通省より公表 緩和曲線A   交点IP BC EC 直線 曲線半径R 道路中心線形 縦断変化点座標 縦断曲線長L 道路横断形状データ交換標準、 3次元幾何要素仕様策定検討 道路横断形状 平面・縦断線形及び横断形状のデータモデル構築により、道路の3次元プロダクトモデルの表現・データ交換が可能。

JACICによるICT導入支援に係る取り組み ○国土交通省からの業務受託等を通じた支援  ・ CALS/ECアクションプログラム2008策定支援   (3次元データ利活用推進、ICTモデル工事実施検討)  ・ 3次元データ交換標準策定検討  等々 ○ISOやIAI等との連携による3次元データ国際標準化活動 ○研究助成事業(平成20年度指定課題として、)  ・ 建設分野のプロダクトデータモデル構築研究  ・ 3次元CADの利用研究 等 ○産官学による社会基盤情報標準化委員会での検討、 自主的勉強会の実施 ○ワンデーレスポンス等、昨今の行政施策に資する情報共有システム機能要件改良と、その普及・展開促進支援