研究推進社会連携センター(CRC)産官学交流センター

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研究推進社会連携センター(CRC)産官学交流センター  東京電機大学   職務発明の届出・特許出願手続きについて   2019年4月1日 改訂版 研究推進社会連携センター(CRC)産官学交流センター 〔知的財産権担当〕 事務局担当者  水越 貴久(内線70-6422)

海外への出願については、出願条件、手続き等が異なりますので、ご希望される場合は、知的財産権担当者までお問い合わせ 職務発明・日本国内特許出願手続き 職務発明届出書類に必要事項を記入後、必要個所に捺印(発明者、所属長等)して頂き、CRC産官学交流センター宛に提出します。 1.職務発明届の提出 数日程度 外部調査機関や産学連携コーディネーター等による特許性、技術移転性に係る調査を実施し、出願可否を検討します。通常は4~5週間程度を要しますので、発表等の関係からお急ぎの場合は担当者にその旨お伝え ください。 2.先行技術調査 4~5週間程度 3.職務発明等委員会 先行技術調査結果に基づき、職務発明の認定と権利の承継を審議いたします。 本学が権利承継することを決定した場合、発明者は権利の譲渡証書を提出して頂きます。 2週間程度 4.職務発明認定・権利承継 特許出願を行うため、担当弁理士と明細書作成について打合せを行います。産学連携コーディネーターと担当者も同席いたします。 5.特許事務所との打合せ 2カ月程度 弁理士が作成した明細書原稿の内容を確認し、必要であれば修正を行います。明細書原稿をチェック後、特許事務所から特許庁に出願します。 6.特許出願 2年6カ月 実績評価(受託・共同研究、実施許諾等の技術移転状況の確認)や、外部調査機関による調査を行い、権利化の必要性等について、調査いたします。 7.審査請求に係る先行技術調査 2~3週間程度 実績評価や外部調査機関による調査報告に基づき、審査請求の要否を審議いたします。 8.職務発明等委員会 2週間程度 特許庁に審査請求書を提出すると、実体調査(発明に関する調査)が開始されます。 9.審査請求 2年6カ月程度 拒絶理由通知に対して、反論するために意見書を提出します。また、拒絶の理由を回避するために、補正書を提出する場合もあります。 10.拒絶対応 随時 11.特許登録 意見書や補正書を提出した後、審査官が拒絶の理由が存在しないと判断すれば特許査定となります。 海外への出願については、出願条件、手続き等が異なりますので、ご希望される場合は、知的財産権担当者までお問い合わせ 頂きますようお願い申し上げます。

職務発明手続き Q&A 関連HP 検索のためのHP 東京電機大学 経済産業省 特許庁 国立研究開発法人科学技術振興機構 職務発明手続き Q&A 関連HP 経済産業省 特許庁 https://www.jpo.go.jp/index.html 国立研究開発法人科学技術振興機構 http://www.jst.go.jp/ 検索のためのHP (独)工業所有権情報・研修館 特許情報プラットフォーム(J-PlatPat) https://www.j-platpat.inpit.go.jp/web/all/top/BTmTopPage 開放特許情報データベース https://plidb.inpit.go.jp/ 世界知的所有権機関(WIPO) PATENTSCOPE https://patentscope2.wipo.int/search/ja/advancedSearch.jsf Espacenet(ヨーロッパ特許検索) https://worldwide.espacenet.com/?locale=jp_EP J-STORE  (ライセンス可能な特許情報) https://jstore.jst.go.jp 東京電機大学 研究推進社会連携センター(CRC) https://www.dendai.ac.jp/crc/ 産官学交流センター(承認TLO) https://www.dendai.ac.jp/crc/tlo/ Q.学会等で発表しましたが、出願はできますか  学会発表や論文発表によって公表した内容を、後日特許 出願しても、この出願内容は、すでに公表された内容と同じな ので新規性がないとして拒絶され、特許を取得することはでき ません。よって発表前までに出願しておく必要があります。 しかしながら、発明者が自発的に発表した場合は、予稿集発行日を含む最も早い公表の日(予稿集はウェブサイト上での公開を含む)から6 ヶ月以内に特許出願をすれば、その発明は“新規性喪失の例外(特許法30 条)”として扱われ、自己の発表によって新規性が失われることに対する救済措置があります。 ただし、これはあくまでも例外的な処置です。発表から特許 出願までの間に、第三者が同じ内容で学会発表を行った場合 や第三者が同じ内容で特許出願した場合は、そちらが優先さ れるため、新規性が失われ、特許が取得できません。また、発 表から特許出願までの間に、第三者が改良発明や関連発明 を出願した場合、特許を取得されてしまう可能性があります。さ らに、ヨーロッパ等の外国ではこのような救済措置がないため、 特許を取得できないというデメリットがあります。従って、発表 前の出願が原則です。 Q.学生は発明者になれますか  学生は大学と雇用関係にはありませんが、指導教員の下で行われた発明、教員との共同発明や大学の施設等を用いて 行われた発明等は、その特許を受ける権利について、職務発 明等規程を準用し、教員に準ずる扱いにすることができます。但し、学生が単独で発明者にはなれません。必ず指導教員と共同で出願手続をしてください。なお、発明の取扱いについて、秘密保持契約(誓約書)を取り交わすことが必要です。 Q.先行技術調査ではどのような調査が行われますか 外部技術調査機関において、特許性及び市場性の観点から調査を行います。なお、本調査に対して、異議申し立てにより、再調査を依頼することも出来ます。 Q.権利承継とはどのようなことですか  発明者が受ける知的財産権を本法人へ譲渡することです。 本法人は帰属となった知的財産権の保護、活用を組織的に 推進し、その成果を新たな研究の源泉とする知的創造サイク ルの基盤構築を目指します。 なお、職務発明等規程に則り、権利承継時、また特許登録 時には、発明者へ報奨金を支払うこととなっています。

産官学交流センター事業イメージ・TLO活動  産官学交流センターは、産業界、国・地方自治体等および国内外の大学・各種研究機関等との学術・研究交流を図り、研究資金・資源の積極的導入を促進することを目的として平成9年4月に発足しました。さらに、平成12年6月に通産省(当時)並びに文部省(当時)より「技術移転機関(TLO)」として の承認を受け、本学の研究成果を産業界に移転するべく鋭意活動を行っております。 TLO(技術移転機関)  産官学交流センターは、本学の大学一体型TLO(技術移転機関)として、TLO関連の各種補助金制度を活用し、公的機関とも連携を取りながら、学内の知的財産の発掘・管理・活用を推進しております。 研究推進社会連携センター(CRC)では、研究コーディネーターならびに産学連携コーディネーターを配置し、本学シーズの発掘及び充実化など技術移転活動の活性化を図っております。 TLOの役割 大学の研究成果の活用による社会貢献を促進する。 大学内に知的創造サイクルを創出することにより、 日本の知的財産立国化に資する。 東京電機大学研究推進社会連携センター(CRC) 産官学交流センター 〒120-8551   東京都足立区千住旭町5番   TEL 03-5284-5225 FAX 03-5284-5242 e-mail crc@jim.dendai.ac.jp HP https://www.dendai.ac.jp/crc/tlo/