令和元年度九州・沖縄ブロックDMAT実動訓練・訓練要領(案) Ver. 2019.06.14
九州・沖縄ブロックDMAT実動訓練・概要 1 日程:令和元年11月 9日(土)9:00~17:00(県総合防災訓練かつ 緊急消防援助隊訓練への協力) 10日(日)9:00~16:00(ブロック訓練①) 11日(月)9:00~13:00(ブロック訓練②) 2 会場:宮崎県内全域 3 参加者(想定):48DMAT指定医療機関(※)・80チーム程度 ※ 九州・沖縄ブロック管内のDMAT指定医療機関の4割以上 4 目標:内陸部地震、新燃岳の噴火、そして南海トラフ巨大地震の発生という 複合災害を想定した訓練を実施することで、関係者の「顔の見える関 係」の構築や必要技術を習得するとともに、課題の把握及び対応方法 に係る検討を行い、今後の災害医療体制の充実を図る。
九州・沖縄ブロックDMAT実動訓練・概要② 5 緊急消防援助隊訓練(11/9-11/10)との関係性 例年合同実施していたが、今年度は、同日開催ながらも訓練自体は切り離 して実施する。 ただし、当該訓練へのDMAT参加は変わらず求められているため、 以下のように対応する。 〇 11月 9日(土) → 宮崎DMATだけで対応(協力)する。 ※ 主に図上訓練を想定(AM)。 ※ PM~は県総合防災訓練として訓練継続。 〇 11月10日(日) → 原則、宮崎DMATだけで対応(協力)する。 ※ 主に実動訓練(AM)を想定。 ※ 10隊を上限とした協力とする。 ※ 緊消隊訓練に参加したDMATもPM~ ブロック訓練へ合流。
九州・沖縄ブロックDMAT実動訓練 複 合 災 害 内陸部地震(※1)×火山噴火(※2)×南海トラフ巨大地震(※3) 被災想定 複 合 災 害 内陸部地震(※1)×火山噴火(※2)×南海トラフ巨大地震(※3) (※1)11/9(土)9:00 宮崎県南部山沿いを震源とするM7.3の地震が発生(高原町で 震度6弱、都城市・鹿児島県霧島市で震度6弱、小林市・えびの市で震度5、熊 本県人吉市で震度4を観測)→ 9:30 霧島連山を新燃岳を震源とするM7.3の地 震が発生(高原町で震度6強を観測) (※2)上記※1の地震により、新燃岳では爆発的な噴火が発生し、噴火に伴う降灰が、 霧島市、都城市含む山の南東側を中心に広い範囲に及ぶ可能性がある。 (※3) 11/9(土)16:00 南海トラフ巨大地震が発生し、宮崎市を始め県内で最大 震度7を観測(詳細な被災想定は、宮崎県ホームページ(県における南海トラフ 巨大地震等に伴う被害想定について)を参照)
県内災害拠点病院/DMAT指定医療機関の状況及び被災場所 二次医療圏 種別 名称 病床数 浸水想定 (m) ① 延岡西臼杵 災拠/救命/DMAT 宮崎県立延岡病院 460 ② DMAT 医療法人久康会 平田東九州病院 125 2.0~5.0 ③ 日向入郷 災拠/DMAT 宮崎県済生会日向病院 199 1.0~2.0 ④ 医療法人誠和会 和田病院 174 ~0.3 ⑤ 社会医療法人泉和会 千代田病院 196 ⑥ 西都児湯 地方独立行政法人 西都児湯医療センター 91 ⑦ 宮崎東諸県 宮崎市郡医師会病院 248 ⑧ 宮崎善仁会病院 106 ⑨ 宮崎大学医学部附属病院 632 ⑩ 県立宮崎病院 638 ⑪ 日南・串間 県立日南病院 334 ⑫ 都城北諸県 都城市郡医師会病院 224 ⑬ 西諸 小林市立病院 147 ① ② ③ ④ ⑤ 内陸部地震 南海トラフ巨大地震 ⑥ ⑬ ⑦ ⑧ ⑨ 新燃岳噴火 ⑩ ⑫ ⑪
訓練内容(案) H31.3.29事務連絡・厚生労働省通知「DMAT地方ブロック訓練の実施基準について」を網羅する訓練となるように企画する。 項目 DMAT調整本部/活動拠点本部/参集拠点本部の設置・運営訓練 DMAT参集訓練 医療機関/避難所アセスメント訓練 医療機関支援訓練(多数傷病者受入・病院避難・籠城支援) 衛星電話等の通信手段活用訓練 SCU設置・運営訓練 地域医療搬送訓練 関係機関・団体との連携訓練(DPAT、小児周産期リエゾン等) ロジスティックス訓練 H31.3.29事務連絡・厚生労働省通知「DMAT地方ブロック訓練の実施基準について」を網羅する訓練となるように企画する。
宮崎東諸県・西都児湯・西臼杵延岡・日向入郷・日南串間 宮崎県組織図(案) 11/9(土)9:00~内陸部地震発生後 宮崎県保健医療調整本部 (宮崎県DMAT調整本部) 宮崎県庁 宮崎東諸県・西都児湯・西臼杵延岡・日向入郷・日南串間 DMAT活動拠点本部 (宮崎大学医学部附属病院内) 都城北諸県・西諸DMAT活動拠点本部 (都城市郡医師会 病院内) 宮崎県立延岡病院 平田東九州病院 宮崎県済生会日向病院 千代田病院 和田病院 西都児湯医療センター 宮崎市郡医師会病院 県立宮崎病院 宮崎善仁会病院 宮崎大学医学部附属病院 県立日南病院 都城市郡医師会病院 小林市立病院
宮崎東諸県・西都児湯・西臼杵延岡・日向入郷・日南串間 DMAT活動拠点本部と担当圏域(案) 11/9(土) 9:00~内陸部地震発生後 二次医療圏 担当医療圏 設置場所 宮崎東諸県・西都児湯・西臼杵延岡・日向入郷・日南串間 DMAT活動拠点本部 宮崎東諸県/ 西都児湯 宮崎大学医学部附属病院 都城北諸県・西諸 都城北諸県/ 西諸 都城市郡医師会病院 宮崎東諸県・西都児湯DMAT活動拠点本部 都城北諸県・西諸DMAT活動拠点本部
参集拠点本部 (別府湾SA?山江SA?霧島SA? えびのPA?) 宮崎県組織図(案) 11/9(土)16:00~南海トラフ発生後 宮崎県保健医療調整本部 (宮崎県DMAT調整本部) 宮崎県庁 西臼杵・日向入郷 DMAT活動拠点本部 (九州保健福祉大学内) 宮崎東諸県・西都児湯 DMAT活動拠点本部 (宮崎大学医学部附属病院内) 日南串間 DMAT活動拠点本部 (県立日南病院内) 都城北諸県・西諸DMAT活動拠点本部 (都城市郡医師会 病院内) 参集拠点本部 (別府湾SA?山江SA?霧島SA? えびのPA?) 九州保健福祉大学SCU 宮崎県立延岡病院 平田東九州病院 宮崎県済生会日向病院 千代田病院 和田病院 西都児湯医療センター 宮崎市郡医師会病院 県立宮崎病院 宮崎善仁会病院 宮崎大学医学部附属病院 新田原基地SCU 県立日南病院 日南総合運動公園SCU 都城市郡医師会病院 小林市立病院
DMAT活動拠点本部と担当圏域(案) 11/9(土)16:00~南海トラフ発生後 延岡西臼杵・日向入郷 DMAT活動拠点本部 二次医療圏 担当医療圏 設置場所 延岡西臼杵・日向入郷DMAT活動拠点本部 延岡石臼杵/ 日向入郷 九州保健福祉大学or県立延岡病院 宮崎東諸県・西都児湯DMAT活動拠点本部 宮崎東諸県/ 西都児湯 宮崎大学医学部附属病院 日南串間DMAT活動拠点本部 日南串間 県立日南病院 都城北諸県・西諸 DMAT活動拠点本部 都城北諸県/ 西諸 都城市郡医師会病院 延岡西臼杵・日向入郷 DMAT活動拠点本部 宮崎東諸県・西都児湯DMAT活動拠点本部 都城北諸県・西諸DMAT活動拠点本部 日南串間DMAT活動拠点本部
DMAT投入フロー(参集拠点・活動拠点本部)(案) 変更後 大分県 別府湾SA 熊本空港 延岡西臼杵・日向入郷 DMAT活動拠点本部 (九州保健福祉大学内) 熊本県 調整中 新田原基地SCU 霧島SA ※自衛隊による端末地輸送 宮崎東諸県・西都児湯 DMAT活動拠点本部 (宮崎大学医学部附属病院内) 鹿児島県 日南串間 DMAT活動拠点本部 (県立日南病院内) 鹿児島空港
調整中 DMAT投入フロー(案) 詳細版 変更前 多 籠 多 籠 多 籠 多 避 多 籠 多 籠 多 熊本県(一部) 鹿児島県 熊本空港 熊本県(一部) 別府湾SA 鹿児島空港 鹿児島県 熊本県(一部) 延岡西臼杵・日向入郷 活動拠点本部 九州保健福祉大学SCU(前線拠点) 県立延岡病院 多 籠 平田東九州病院 隣県以外 小林市立病院 多 霧島SA 籠 済生会日向病院 調整中 ※本来はヘリ等で移動するイメージ 和田病院 多 西諸医療圏 (非被災地域) 都城市郡 医師会病院 多 籠 千代田病院 西都児湯医療センター 避 都城北諸県 医療圏 (非被災地域) 新田原基地SCU(キャパなし) 政府艦船洋上SCU(キャパなし) 宮崎大学医学部 附属病院 多 宮崎東諸県・西都児湯 活動拠点本部 ※本来は日向沖に停泊しているイメージだが、今回は宮崎港に接岸 籠 宮崎市郡 医師会病院 日南総合運動公園SCU(キャパなし) 花巻空港 県立日南病院 多 日南串間 活動拠点本部 ※本来はヘリ等で移動するイメージ 籠 宮崎善仁会病院 県立宮崎病院 多
今後のスケジュール(予定) 目安 内容 6月17日(月) 開催文書の発出(コントローラー、プレイヤー参加募集) 7月下旬 参加決定通知の発出 8月下旬 訓練シナリオ(案)発出 10月末 各参加者配置、訓練シナリオ(正式版)発出 11月9日(土) 宮崎県総合防災訓練 11月10日(日) ブロック訓練(1日目) 11月11日(月) ブロック訓練(2日目)※AM検証会のみ 11月下旬 訓練アンケート照会 12月中旬 アンケート結果報告 1月中旬 次回開催県へ引継ぎ