行政保有データ(行政手続等関連)の棚卸結果概要 (平成31年3月とりまとめ)

Slides:



Advertisements
Similar presentations
オープン&ビッグデータ活用・地方創生推進機構 事務局 オープン&ビッグデータ活用・地方創生推進機構 民間保有データの有効活用に関する意見の とりまとめ 平成26年度 第2回データガバナンス委員会資料 資料4.
Advertisements

紋別市総務部庶務課(危機対策担当). 1 ■改正の背景 ○東日本大震災では、被災地全体の死者数のうち、高齢者の死者数が6割 ○障害者の死亡率は被災住民全体の死亡率の約2倍 要配慮者 ⇒ 高齢者、障害者、乳幼児その他の特に配慮を要する者で、 従来は「災害時要援護者」と総称 避難行動要支援者 ⇒ 要配慮者の内、災害発生時等に自ら避難することが困難な者で、
データカタログサイト試行版におけるリソース単位のアクセス状況について 参考資料3 データカタログサイト試行版に掲載されているデータのリソース単位のアクセスについ て、アクセス数が多い上位 50 のリソースを見ると、以下のような状況である。 ※登録しているデータの最小単位であり、実データのダウンロードができる.
電子行政分野での 利用者視点での情報整理の考え方 (電子行政分科会の議論を踏まえて)
NPO法人財務データベース からみた情報開示の現状と課題
電子行政サービス基盤整備には行政手続きの専門家の任用を
1 これまでのオープンデータの取組状況 平成24年 「電子行政オープンデータ戦略」 7月 「世界最先端IT国家創造宣言」 平成25年 6月

at 西三河弁護士会館 愛知県弁護士会 秘密保全法制対策本部
地方公共団体オープンデータ推進ガイドライン および手引書の見直し(案)
データカタログサイト『DATA.GO.JP』(試行版)における掲載データの概要
電子行政オープンデータ推進のためのロードマップ(工程表)
地質地盤情報協議会案 仮称・地質地盤情報協議会の提案
平成24年度オープンデータ実証実験 災害関連情報(概要)
世界最先端IT国家創造宣言(平成25年6月14日閣議決定)
1.情報通信技術(IT)の利活用に関する制度整備検討会の概要
4 第3次障害者基本計画の特徴 障害者基本計画 経緯等 概要(特徴) 障害者基本法に基づき政府が策定する障害者施策に関する基本計画
臨時福祉給付金に関する お知らせです 臨時福祉給付金とは? 配偶者からの暴力を理由に避難している方への支援
2016年3月10日(木) 内閣官房 情報通信技術(IT)総合戦略室
データカタログサイト『DATA.GO.JP』(試行版)における掲載データの概要
経済データのダウンロードと グラフの作成 経済データ解析 2011年度.
公共インフラの不具合をアプリで報告すると、
アグリノート 防災 減災 少子 高齢 産業 創出 アグリノート にオープンデータが追加されたキッカケ
行政保有データの棚卸し結果及び 官民ラウンドテーブルの開催等について
環境再生・資源循環局 災害廃棄物対策室 災害廃棄物処理計画の策定状況 平成30年3月13日 資料3-1
平成29年11月9日 内閣官房情報通信技術(IT)総合戦略室
平成30年2月5日 内閣官房情報通信技術(IT)総合戦略室 山路 栄作
企業を調査客体とする統計調査の 回収率の最近の動向について 日本統計学会 (大阪大学) 国士舘大学 山田 茂
推奨データセットに関する地方公共団体への意見照会結果
1.保有データを自治体Webサイトで公開しよう①
昨年度VLEDの取組み 対象データ ・道路通行規制情報 ・食品営業許可情報 ・地盤情報(ボーリングデータ・土質試験結果など)
データカタログサイト試行版「DATA.GO.JP」の概要と公開後の状況
データカタログサイト試行版「DATA.GO.JP」の概要と公開後の状況
行政保有データ(統計関連)の棚卸し集計結果 (平成29年12月取りまとめ)
経済データのダウンロードと グラフの作成 経済データ解析 2009年度.
平成29年5月23日 内閣官房情報通信技術(IT)総合戦略室
データカタログサイト試行版「DATA.GO.JP」の概要と公開後の状況
第1章 日本の統計制度 ー 経済統計 ー.
データカタログサイト試行版におけるリソース単位のアクセス状況について
平成30年9月11日 内閣官房 情報通信技術(IT)総合戦略室
はじめてみよう! 地方版 オープンデータ官民ラウンドテーブル 内閣官房 情報通信技術(IT)総合戦略室
政府におけるオープンデータの推進状況について
1.保有データを自治体Webサイトで公開しよう①
「内部告発」 という名の ボランティア 金沢大学附属病院 産婦人科講師 打出喜義.
資料1-5 平成26年度 第1回データガバナンス委員会資料 平成26年度検討事項(案)
e-Gov法令検索(e-LAWSの法令データ)の公開
国土交通省で働いてみませんか? 平成30年11月27日.
全国6,000以上の図書館からリアルタイムの貸出状況を確認できる
「政府標準利用規約(第2.0版)」の概要 「政府標準利用規約(第2.0版)」の概要は以下のとおり。 1.基本的なコンテンツの利用ルール
平成25年度オープンデータ実証実験 自治体行政情報実証(概要)
有償サービス(AreaCutterfor避難所)
行政保有データ(統計関連)の棚卸し結果概要 (平成29年12月取りまとめ)
平成29年10月30日 内閣官房情報通信技術(IT)総合戦略室
地方公共団体オープンデータ推進ガイドラインの概要
「政府標準利用規約(第1.0版)」の概要 「政府標準利用規約(第1.0版)」の概要は以下のとおり。 1.基本的なコンテンツの利用ルール
第3回オープンデータ官民ラウンドテーブルの 開催について
単独事業者での応募にあたっては、コンソーシアム等名称、参加団体の記入は必要ありません。 事業区分: 課題調査事業 コンソーシアム等名称:
行政保有データ(手続等関連)の棚卸結果概要 (平成30年3月とりまとめ)
データカタログサイト「DATA.GO.JP」の本格運用開始について
地方創生に向けた自治体SDGs推進事業 平成30年度予算案5億円(平成30年度からの新規事業) 実施期間:平成30年度~(新規)
電子行政オープンデータ推進のためのロードマップの概要
事例研究(ミクロ経済政策・問題分析 I) - 規制産業と料金・価格制度 -
(平成25年6月25日 各府省情報化統括責任者(CIO)連絡会議決定)
オープンデータに関する 経済産業省の取組と提言
【参考2】確認の流れ 確認票の加入状況欄の下記のいずれかに○が付されている 情報提供不要
オープンデータリーダ育成研修 資料集 講義ノート:
地方公共団体のオープンデータ取組済み(※)数の推移
1.保有データを自治体Webサイトで公開しよう①
資料2 2 政府標準利用規約(1.0版)の見直し.
秘密保全法立法過程情報公開と市民への2つのリスク
Presentation transcript:

行政保有データ(行政手続等関連)の棚卸結果概要 (平成31年3月とりまとめ) 令和元年8月 内閣官房情報通信技術(IT)総合戦略室

行政保有データ(行政手続等関連)の棚卸調査の概要 調査対象機関:国の行政機関(23府省) 調査対象手続:各府省が所管する法令において規定されている全手続       (法令に基づく行政手続及び民-民手続。約58,000種類) 調査対象:調査対象手続において得られるデータ 調査時点:平成30年3月31日     (年間手続種類数等は、年度の記載がない限り、      原則、平成29年4月1日~平成30年3月31日) 主な調査項目: データの管理状況 データの活用状況 データの公開状況、オープンデータ化未対応・非公開の理由 公開データのファイル形式 ※棚卸リストは政府CIOポータル及び各府省庁のWebサイトに掲載予定。

【行政手続等関連データ】担当府省庁別の棚卸結果(データ管理状況) 手続約58,000種類のうち、データの管理状況を把握しているのは39,000種類(約70%)。 このうち、「電子媒体かつデータベース」又は「電子媒体」で管理されているデータのある手続の割合は約30%にとどまっているが、前年(平成29年3月31日時点)の約26%からは4ポイント上昇しており、増加傾向にある状況。 ※1 データの管理状況が「不明」の手続は、地方や民間事業者等における手続等で当該手続関係書類の担当府省庁への報告義務がないため、担当府省庁において当該手続等のデータの管理状況の把握が困難なもの 総手続数(延べ数) データの管理状況 実績なし 不明(※1) 未回答 計 1 有(データベースでの管理) 2 有(電子媒体での管理) 3 有(紙媒体での管理) 4 無 01 内閣官房 8 7 4 3 0  1 02 内閣法制局 76 6 66 03 人事院 725 614 72 31 273 238 40 9 62 04 内閣府 967 486 54 162 216 32 412 37 05 宮内庁 85 17 53 06 公正取引委員会 372 313 68 191 57 2 07 国家公安委員会・警察庁 2,030 1,721 219 122 709 671 172 137 08 個人情報保護委員会 71 21 35 13 09 金融庁 4,288 3,396 154 144 2,799 299 357 426 109 10 消費者庁 437 369 18 84 210 61 11 復興庁 78 29 28 12 総務省 4,660 1,428 271 446 473 352 1,421 1,459 13 法務省 928 740 233 38 380 89 117 14 外務省 523 447 147 220 15 財務省 5,452 4,764 1,873 246 1,727 918 451 156 81 16 文部科学省 1,062 800 265 74 384 77 43 180 39 17 厚生労働省 8,725 6,412 2,273 2,564 1,262 287 1,309 717 18 農林水産省 4,825 2,579 531 1,681 747 1,460 19 経済産業省 6,951 5,116 1,310 98 2,584 1,124 533 628 674 20 国土交通省 10,836 6,768 881 645 4,061 1,181 814 2,600 654 21 環境省 3,693 2,494 237 1,337 474 403 539 257 22 防衛省 752 373 45 245 70 378 23 会計検査院 124 82 20 26 14 総計 57,668 39,219 8,738 3,025 20,014 7,442 4,824 9,407 4,218 総計に対する割合 100.0% 68.0% ー 8.4% 16.3% 7.3% ①データ管理状況に対する割合 22.3% 7.7% 51.0% 19.0% (参考)①の前年結果(割合) 19.5% 6.8% 49.7% 24.0% 2 26.3%  → 30.0%

【行政手続等関連データ】分野別の棚卸結果(データの活用状況) データベース又は電子媒体で管理されているデータのある手続(延べ約15,800種類)のうち、政策の企画立案等に活用されているデータのある手続は約8,600種類で約54%にとどまっている。 分野別にみた場合、ほぼすべての分野で前年に比べて増加傾向にある。例えば、本年新たに追加された手続については、データの活用が行われている傾向にある。 データの活用状況 計 1 有 2 無 未回答 該当する分野(※1) 1 電子行政分野 2,905 (2,174) 1,792 (1,029) 1,106 (1,145) 7 (0) 2 健康・医療・介護分野 1,265 (1,167) 846 (727) 416 (440) 3 3 観光分野 15 (2) 12 (2) 3 (0) 4 金融分野 349 (323) 94 (58) 255 (265) 5 農林水産分野 631 (416) 378 (209) 253 (207) 6 ものづくり分野 130 (132) 86 (86) 44 (46) 7 インフラ・防災・減災等分野 815 (498) 409 (135) 398 (361) 8 8 移動分野 591 (398) 359 (305) 231 (93) 1 9 該当なし 9,101 (8,240) 4,603 (3,665) 4,479 (4,573) 19 総計 15,802 (13,350) 8,579 (6,216) 7,185 (7,130) 38 (4) 割合 100.0% 54.3% 45.5% 0.2% (参考)前年の割合 46.6% 53.4% 0.0% ※1:データベース又は電子媒体で管理されているデータのある手続(11,763種類)について該当分野を最大2つ選択したものである。 ※2:()内の数値は前年結果。

【行政手続等関連データ】分野別の棚卸結果(データ公開状況、OD未対応・非公開理由) データベース又は電子媒体で管理されているデータのある手続(延べ15,800種類)のうち、オープンデータとして公開しているデータのある手続が約2,600種類(約17%)、オープンデータ未対応で公開しているデータのある手続が約1,000種類(約6%)、非公開が12,100種類(約77%)。  ⇒オープンデータ未対応の公開データについては、ラウンドテーブル等を通じてオープンデータ化に向けた検討が必要である。 また、オープンデータ化未対応・非公開の理由の大部分が、「個別法令以外の合理的な理由」(約69%)及び「その他」(約28%)。  ⇒棚卸リストの更新時にその具体的理由を把握し、オープンデータ化に向けた検討が必要である。 データの公開状況 計 1 公開(ODとして公開) 2 公開(OD未対応) 3 非公開 不明・未回答 該当する分野(※1) 1 電子行政分野 2,905 923 63 1,876 43 2 健康・医療・介護分野 1,265 139 83 1,040 3 3 観光分野 15 2 6 7 4 金融分野 349 94 37 218 5 農林水産分野 631 228 40 363 6 ものづくり分野 130 28 59 7 インフラ・防災・減災等分野 815 68 708 8 移動分野 591 25 33 532 1 9 該当なし 9,101 1,130 626 7,301 44 総計 15,802 2,621 984 12,104 割合 100.0% 16.6% 6.2% 76.6% 0.6% (参考)前年の割合 14.2% 79.6% 0.0% オープンデータ化未対応・非公開の理由 計 1 個別法令 2 個別法令以外の合理的な理由 3 その他 該当する分野(※1) 1 電子行政分野 1,923 35 1,404 484 2 健康・医療・介護分野 1,065 27 947 91 3 観光分野 13  0 12 1 4 金融分野 252 96 156 5 農林水産分野 403 16 272 115 6 ものづくり分野 87 73 14 7 インフラ・防災・減災等分野 710 3 437 270 8 移動分野 538 2 431 105 9 該当なし 7,700 220 5,115 2,365 総計 12,691 303 8,787 3,601 割合 100.0% 2.4% 69.2% 28.4% (参考)前年の割合 6.4% 65.1% ※1:データベース又は電子媒体で管理されているデータのある手続(11,763種類)について該当分野を最大2つ選択したものである。

【行政手続等関連データ】分野別の棚卸結果(公開データのファイル形式) 手続によって得られるデータの公開数はもともと多くはないが、その中で構造化PDF形式(約29%) 、EXCEL形式(約21%)による公開が多く、オープンデータとして公開されている。 分野別にみると、主に健康・医療・介護分野、農林水産分野で、上記ファイル形式による公開が前年に比べて増加。 ※手続によって得られるデータの中で公開しているデータのうち、特に外部の利用者にとって有用と思われるデータを最大で3つまで把握 ファイル形式 計 1 EXCEL 2 CSV 3 XML 4 RDF 5 JSON 6 非構造化PDF 7 構造化PDF 8 その他 該当する分野(※1) 1 電子行政分野 1,032 (671) 169 (123) 38 (35) 8 (0) 4  0 21 (46) 99 (108) 693 (359) 2 健康・医療・介護分野 267 (151) 65 15 (15) 14 (13) (12) 101 (33) 58 (32) 3 観光分野 10 (1) 1 4 金融分野 156 (31) (70)  0 11 (11) (4) 5 農林水産分野 294 (135) 134 (38) (0)  103 (69) 53 (24) 6 ものづくり分野 86 (72) 5 (8) 16 (16) (5) 12 (2) 48 (41) 7 インフラ・防災・減災等分野 112 (67) 29 (23) (6) 13 (10) 8 移動分野 39 (101) 2 3 20 (17) 9 該当なし 2,120 (1,849) 407 (336) 33 (54) (30) (28) 398 (313) 846 (650) 388 (438) 総計 4,116 (3,198) 879 (613) 160 (266) 23 (43) 521 (406) 1,185 (884) 1,295 (956) 割合 100.0% 21.4% 3.9% 0.6% 1.3% 0.0% 12.7% 28.8% 31.5% (参考)前年の割合 19.2% 8.3% 0.9% 27.6% 29.9% ※1:データベース又は電子媒体で管理されているデータのある手続(11,763種類)について該当分野を最大2つ選択したものである。 ※2:()内の数値は前年結果。