市場調査の手順 問題の設定 調査方法の決定 データ収集方法の決定 データ収集の実行 データ分析と解釈 報告書の作成
マーケティング・リサーチ データ収集方法の決定4 実験法
収集方法のタイプ 観察法 質問法(コミュニケーション法) 実験法
質問法の特徴2 短所 外部要因を除去するのが困難 因果関係を調査できない
因果関係 (causal relationships) X:原因(cause) Y:結果(effect) 独立変数 説明変数 従属変数 被説明変数 例 価格→売上 気温→売上 店内サービス→顧客満足
実験法 目的 因果関係の特定 売上←ブランド、価格、品質? 因果関係の程度の特定 価格をどの位下げればよいのか?
実験法(続き) 例 スプリットラン・テスト ベリード・オファー 価格反応分析 問題点 外部要因の影響
因果関係の条件 共変性(concomitant variation) 事象の順序 外部変数の制御 X,Yが同時に発生または変化する
例:百貨店の売上 X:店内サービス Y:売上 売上に影響を与える他の要因 価格、品質、競争など が固定されていなければならない
用語 独立変数 independent variables 従属変数 dependent variables 外部変数 extraneous variables テスト・ユニット test unit
因果関係を特定することの 難しさ 観察法・質問法では… →実験(experiment)を行う必要
記号 X 独立変数の操作 O 従属変数の測定 R 実験群(テストユニット)への割当
実験計画の例 実験後に測定 X O 実験の前後に測定 O X O 実験群と非実験群に分割して測定 R O X O R O O
数値例 実験 実験後 ○ 40 実験前 20 実験群 非実験群 × 20 30
調査の対象と時点による分類 調査対象 単一 複数 調査時点 単一 複数 横断的調査 (クロス・セクション) 比較調査 パネル調査 繰返調査
妥当性 内的妥当性 (internal validity) 外的妥当性 (external validity) 実験結果が妥当かどうか 実験結果が一般化されるかどうか 実験計画の現実性 テストユニットの妥当性