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プレゼンテーションの技法2 - 効果的なスライド作成 -
プレゼンテーションの技法2 - 効果的なスライド作成 - 沖縄県立総合教育センター IT教育課
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効果的なスライド作成のために 目次をつくる 一枚のスライドに一つの内容 視覚化 Queの技法 絵や写真は圧縮
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目次をつくる PREP法 SDS法 ポイントを明確にする プレゼンテーション全体の流れのイメージ 目次をつくる 一枚のスライドに一つの内容
視覚化 Queの技法 絵や写真は圧縮 目次をつくる ポイントを明確にする プレゼンテーション全体の流れのイメージ PREP法 SDS法 わかりやすいプレゼンテーションのためには,プレゼンテーション全体の流れを聴衆につかんでもらうため, 目次を設けると良い。目次により,聴衆は説明のポイントが明確になり,集中することができる。 「スライドにはタイトルを,プレゼンには目次を」が原則である。 プレゼンテーション全体の流れには,PREP法又はSDS法を用いると良い。
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Point・・・結論、ポイントを繰り返す
目次をつくる 一枚のスライドに一つの内容 視覚化 Queの技法 絵や写真は圧縮 全体の流れ-PREP法 Point・・・ 結論、ポイント Reason・・・理由 Example・・・具体例 Point・・・結論、ポイントを繰り返す まず,PREP法について説明する。 最初に結論や要点を述べる。プレゼンの中で何がポイントなのか、どのようなメリットがあるのかといった,プレゼンテーションを行う目的そのものである。 次に,結論に至る理由を述べる。なぜ、そのような結論に至ったのか,どうしたら実現できるのかといった内容である。 続いて、 理由に対する具体例、事例を挙げる。この例は身近なものにするとわかり易くなる。 最後にもう一度,結論となる内容を繰り返し述べて終わる
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Summary ・・・・・・・ 概要 Details ・・・・・・・・・ 詳細 全体の流れ-SDS法 目次をつくる
一枚のスライドに一つの内容 視覚化 Queの技法 絵や写真は圧縮 全体の流れ-SDS法 Summary ・・・・・・・ 概要 Details ・・・・・・・・・ 詳細 SDS法とは、全体から部分へという順序で説明する方法である。 まずは,これから何を話すのか、内容を要約して全体像を示す 一般的には,「今日私がお話したことは三つあります。第一に ○ ○ ○ 。第二に △ △ △ 。第三に ××× 。以上の三つです。」という話し方が多い。 次に,それらについて,本論となる内容すなわち詳細を述べる。 ここで,PREP法を使うと、効果的である。 例えば,「一番目の ○ ○ ○ の件ですが」と述べて,ポイント,理由,具体例,ポイントと説明していき,引き続き,二番目,三番目と続けていく。 最後に,まとめとして,ポイントとなるものやキーワードを繰り返す。 「以上、 ○ ○ ○ , △ △ △,× × × の三点について申し上げました。」 としてまとめる。
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五感と情報
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五感と情報
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スライドの分割 分割 ◎一枚のスライドに一つの内容 情報を詰め込みすぎない 目次をつくる 一枚のスライドに一つの内容 視覚化 Queの技法
絵や写真は圧縮 スライドの分割 分割 左側のスライドでは,五感で得ている情報割合と記憶量の変化の二つの異なる情報がある。このように一枚のスライドに情報を詰め込みすぎると,焦点がぼやけどちらを説明しているか分かりにくくなる。このような場合は分割し,なるべく1枚のスライドでは一つの内容を説明するようにすると良い。 あれもこれも話すより,一点集中の方がインパクトがある。 ◎一枚のスライドに一つの内容 情報を詰め込みすぎない
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五感と情報 視覚・・・ 83% スライドと音声 聴覚・・・11% + ボディーランゲージ 臭覚・・・3.5% 触覚・・・1.5%
色,形,大きさ,文字等 聴覚・・・11% 音声,ことば等 臭覚・・・3.5% 触覚・・・1.5% 味覚・・・ 1.0% スライドと音声 + ボディーランゲージ
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五感と情報 スライドと音声 + ボディーランゲージ 視覚・・・ 83% 聴覚・・・11% 臭覚・・・3.5% 触覚・・・1.5%
色,形,大きさ,文字等 聴覚・・・11% 音声,ことば等 臭覚・・・3.5% 触覚・・・1.5% 味覚・・・ 1.0% スライドと音声 + ボディーランゲージ
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視覚化1 ジャンプ率大 ジャンプ率小 ◎視覚化 文字のサイズや色の変化でメリハリをつける 目次をつくる 一枚のスライドに一つの内容 視覚化
Queの技法 絵や写真は圧縮 視覚化1 ジャンプ率大 ジャンプ率小 ◎視覚化 文字のサイズや色の変化でメリハリをつける 強調したい文字はフォントを大きくしたり,色を変えたりして,メリハリのあるスライドを作成するように心がける。 このときの文字の大小や色の変化の比率を「ジャンプ率」という。ジャンプ率が大きいと躍動感が,ジャンプ率が小さいと落ち着き感がでるので,内容に合わせて判断する。
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携帯電話の普及率の推移 年 H元 H2 H3 H4 H5 H6 H7 H8 H9 普及率 0.3 0.6 1.1 1.4 1.7 3.8
9.6 19.8 29.3 H10 H11 H12 H13 H14 H15 H16 H17 H18 38.6 47.5 56.0 60.9 64.8 68.5 72.0 73.3 76.7
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携帯電話の普及率の推移
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視覚化2 ◎視覚化 細かい数値より,グラフでイメージを 目次をつくる 一枚のスライドに一つの内容 視覚化 Queの技法 絵や写真は圧縮
数値はできるだけグラフにまとめる。たいていの場合細かい数値には意味がなく,数値の変化の方がより重要である。グラフを用いることで直感的に理解できる。 ◎視覚化 細かい数値より,グラフでイメージを
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五感と情報
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五感と情報
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視覚化3 ◎視覚化 イメージの伝わりやすい図を使う 目次をつくる 一枚のスライドに一つの内容 視覚化 Queの技法 絵や写真は圧縮
両方のスライドとも五感が与える情報の大きさを図式化している。 しかし,左の図は感覚器を中心に説明し,右の図は視覚の与える影響の大きさを中心に説明している。 何を伝えるのか目的に応じた図を使う必要がある。 ◎視覚化 イメージの伝わりやすい図を使う
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視覚化の手法 箇条書き 表 グラフ 物理図解 論理図解(図式) KJ法 実在するものを抽象化・簡略化 概念の関連づけ、作業の流れなど
目次をつくる 一枚のスライドに一つの内容 視覚化 Queの技法 絵や写真は圧縮 視覚化の手法 箇条書き 表 グラフ 物理図解 実在するものを抽象化・簡略化 論理図解(図式) 概念の関連づけ、作業の流れなど カードの作成 グループ編成 図解化・叙述化 KJ法 わかりやすいプレゼンテーションのためには,スライドで視覚に訴え,口頭で説明することが原則である。 従って,文章よりも箇条書きや表,グラフが基本となる。 さらに視覚化するために,物理図解と図式を活用すると良い。
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図式化の手法:階層と積み重ね 目次をつくる 一枚のスライドに一つの内容 視覚化 Queの技法 絵や写真は圧縮
ここからは,いくつかの図式化の手法を説明する。 階層・・・要素同士の階層的なつながりや主従関係がある場合に用いる 積み重ね・・・複数の要素の上下関係や積み重ね構造を表す場合に用いる
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図式化の手法:循環と順序 目次をつくる 一枚のスライドに一つの内容 視覚化 Queの技法 絵や写真は圧縮
循環・・・連続したサイクルを表す場合に用いる 順序・・・手順、思考の流れを示す
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図式化の手法:集中と分散 目次をつくる 一枚のスライドに一つの内容 視覚化 Queの技法 絵や写真は圧縮
集中・・・いろいろな視点から見ている場合や複数の要素が一つの要素に影響を与えることなどを示す場合に用いる 分散・・・一つの要素が複数の要素に影響を与える場合などに用いる
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図式化の手法:包括と交差 目次をつくる 一枚のスライドに一つの内容 視覚化 Queの技法 絵や写真は圧縮
包含・・・複数の要素が大きなひとつの要素に含まれている様子です。 交差・・・複数の要素が交差し複数の意味を作る様子
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図式化の手法:成長と並列 目次をつくる 一枚のスライドに一つの内容 視覚化 Queの技法 絵や写真は圧縮
成長・・・時間の流れによる状態変化を表す 並列・・・要素の対等や相違関係を表す
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適度な刺激が必要 Queの技法 集中力は次第に低下 集中力 集中力 集中を促す刺激 Que 時間 時間 目次をつくる
一枚のスライドに一つの内容 視覚化 Queの技法 絵や写真は圧縮 Queの技法 集中力は次第に低下 ↑ 集中力 集中力 Que 適度な刺激が必要 ↑ ↑ Que Que 集中を促す刺激 Que 聞き手の集中力はプレゼンテーションの開始直後が一番高く、時間の経過とともにだんだん落ちてくる。 刺激の強いアニメーションや配色,効果音の他話し方,ゼスチャー,質問などで,聞き手の集中力を喚起するテクニックをQueの技法と呼ぶ。 時間 時間
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プレゼンテーションの5W1H プレゼンの 5W1H What 目的 Who How 方法 対象 Where Why ニーズ 場所 When
アニメーション効果を使うと,Queの効果のみではなく,説明している部分に注目させることもできる。 5W1H(What目的,Who対象,Whyニーズ,When時期,Where場所,How方法) When 時期
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プレゼンテーションの5W1H プレゼンの 5W1H What 目的 Who How 方法 対象 Where Why ニーズ 場所 When
アニメーション効果を使いすぎると,説明に集中ににくくなり,逆効果となることもある。 When 時期
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アニメーション効果の活用 ◎アニメーション効果を活用する 使いすぎると説明に集中できない プレゼンテーションの5W1H
目次をつくる 一枚のスライドに一つの内容 視覚化 Queの技法 絵や写真は圧縮 アニメーション効果の活用 プレゼンテーションの5W1H プレゼンテーションの5W1H What 目的 What 目的 How 方法 Who 対象 How 方法 Who 対象 プレゼンの 5W1H プレゼンの 5W1H Where 場所 Why ニーズ Where 場所 Why ニーズ When 時期 When 時期 左のスライドは話す内容に合わせて色が変わることで,どこを話しているかわかるだけでなく,つぎに何を話すのかについても情報を与えている。 しかし,右のスライドでは,よけいな動きに目が奪われ話に集中できなくなる。 アニメーションをやたら使いすぎると,うるさく目障りである。必要性を考えて適度なものを選ぶ。 また,基本的にタイトルにはアニメーション効果を使わない。最も重要なタイトルをできるだけ長く提示するためである。 ◎アニメーション効果を活用する 使いすぎると説明に集中できない
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デジカメの写真 7.95MB 画素数を減らした写真 0.42MB 目次をつくる 一枚のスライドに一つの内容 視覚化 Queの技法
絵や写真は圧縮 デジカメの写真 7.95MB 画素数を減らした写真 0.42MB 写真を使うときは,データ量が大きすぎると処理がもたつくことがある。PowerPointの中で表示サイズだけを小さくしても,データ量は変わらない。 そこで,あらかじめ画像処理ソフトを用いて適切な画素数に減らしておくと良い。通常1024×768以上の画素数は必要ない。画素数の変更方法がわからないときは,「図の書式設定」から「圧縮」を実行しても良い。。
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原則をふまえた上で応用を 効果的なスライド作成のために 一枚のスライドには一つの内容 視覚化する Queの効果の利用 絵や写真は圧縮
あまりに懲りすぎたプレゼンスライドは,聞き手の集中力が,内容でなくスライドにいってしまう。 あくまでも,原則をふまえた上で,より効果のあるスライド作成を行ってほしい。
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お疲れ様でした。
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