若者の早期離職を防ぐために 1156608c　日野美里.

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1 若者の早期離職を防ぐために c　日野美里

2 目次 問題意識 若者の早期離職の現状 早期離職の理由・原因 早期離職が及ぼす影響 政策提言－離職率を下げるには

3 若者の早期離職の現状

4 早期離職の原因・理由 若年層の離職率増加 就職前のミスマッチ ⇐採用段階でのミスマッチ 会社内（採用方針が一貫していない）
　会社内（採用方針が一貫していない） 　人材業界内（広告売りになってしまう） 　学生内（自己分析不足） 就職後のミスマッチ ⇐就職前に持っていた働くことへの意識と現実のギャップ 低賃金 長時間労働 人間関係

5 厚生労働省職業能力開発局「若年者キャリア支援研究会報告書」より

6 入社後 3 年以内に退職した理由のトップ 3 1 位 仕事上のストレスが大きい（29.7％） 2 位 労働時間が長い（24.4％）
3 位 職場の人間関係がつらい（22.2％） その他多く見られる回答 「採用条件と職場の実態が違った」 「経営者や経営理念に合わない」 「仕事が面白くない」 独立行政法人労働政策研究・研修機構の 「若年者の離職理由と職場定着に関する調査」(2007)より

7 労働時間の国際比較

8 早期離職がもたらす影響 労働者 企業 中途採用が大きな壁（図2参照） ←キャリアを積んでスキルや人脈を身 につけるには一定の時間が必要
　につけるには一定の時間が必要 企業 人材・採用コスト 社内環境の悪化 技術蓄積の問題 生産性の低下 組織風土への悪影響

9 新卒を除く若年者の入職率の推移

10 政策提言 企業（雇用）側 採用方針の社内すり合わせ 企業カルチャー・特徴などを丁寧に共有 ワークシェアリングの導入
シェアの担い手にインターン生を起用 インターンシップの学内導入（単位認定） 　・新入社員に向けた人事主導の研修プログラム 社内における面接・カウンセリング制度の構築

11 政策提言 若者側 徹底した自己分析 企業研究、情報収集 インターンシップや職場体験に参加 社会人と交流(多くの人の話を聞く)
スキルを磨く(多様な会社に適応するため) 人間力を高める(技術・経験両面において)

12 論点 早期離職の問題を解決し、若年層の正規雇用者の職場定着につなげるためにはどのような政策が効果的だろうか。

13 参考文献 『若者はなぜ３年で辞めるのか？』 光文社新書 城繁幸（2006） 『若者が 3 年で辞めない会社の法則』
　　光文社新書　城繁幸（2006） 『若者が 3 年で辞めない会社の法則』 　　 PHP 新書　本田有明（2008） 『データブック国際労働比較』 労働政策研究・研修機構　編　(2012)