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経営分科会 ~ファイナンス~ 09/11/20(金) 主幹:徳重

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1 経営分科会 ~ファイナンス~ 09/11/20(金) 19:00~21:00@ニプラ 主幹:徳重
経営分科会 ~ファイナンス~ 09/11/20(金) 主幹:徳重 参考文献:『MBAファイナンス』(ダイヤモンド社) 『ざっくり分かるファイナンス』(光文社新書)

2 ■目標:ファイナンスの概念・考え方を理解する。 基礎的語句の認知。
今回の目的・目標 ■目的:ファイナンスの基礎知識の習得 ■目標:ファイナンスの概念・考え方を理解する。      基礎的語句の認知。 目的: 目標: 2017/3/8  © 2008 MPI All Rights Reserved.

3 ■その投資に必要な資金調達に関する意思決定(資金の調達)
ファイナンスとは ■投資に関する意思決定(投資の決定) ■その投資に必要な資金調達に関する意思決定(資金の調達) ■運用して得たお金をどう配分するのかという意思決定(配当政策) これら3つの意思決定に関わるもの 2017/3/8  © 2008 MPI All Rights Reserved.

4 ファイナンスはすべてにわたり複利の考え方を適用する
単利と複利 利息の計算の方法として単利と複利がある。 100万円を年率10%で運用する場合の利息を考える。 <単利> 100万円を1年間運用すると、 100×(1+10%)=110万円 となり、利息が10万円付く。 2年目はこの利息分の10万円を引き出し、 100万円からまた始める。 この利息分を引き出す作業を毎年すると・・・ <複利> 100万円を1年間運用すると、 100×(1+10%)=110万円 となり、利息が10万円付く。 2年目はこの利息を引き出さずに翌年に繰り越し、110万円から始める。 つまり、2年目はこの110万円に対して10%の利息が付くことになる。 利息分を繰り返す作業を毎年すると・・・ ファイナンスはすべてにわたり複利の考え方を適用する 2017/3/8  © 2008 MPI All Rights Reserved.

5 受け取るタイミングがいつかによりお金の価値が変わる (お金には時間価値がある、お金の価値には時間軸が含まれる)
時間軸による価値のずれ あなたになんの不自由なく生活できるだけの経済力があるとします。 今手にする100万円と 5年後に手にする100万円 どちらかを選択できるとして、どちらを選びますか? 3年後に半分の50万をもらい5年後に残りの50万をもらう分割払い 受け取るタイミングがいつかによりお金の価値が変わる (お金には時間価値がある、お金の価値には時間軸が含まれる) 天秤の絵を書き、 時間軸の違うものを 比較していることを 意識させる。 またこの価値変化は 待つことに対しての対価。 リスクの考慮も含まれる。 2017/3/8  © 2008 MPI All Rights Reserved.

6 天秤の絵を書き、PVとFVが表裏一体であることを説明
将来価値と現在価値 将来価値(FV=Future Value) いまのキャッシュを複利で運用した場合に、将来どれくらいの価値になるのかということ。 つまり、現在の価格(=価値)の、将来における価値ということ。 例)200万円を年率10%で3年間運用した場合の将来価値を計算する。 現在価値(PV=Present Value) 将来発生するキャッシュが、現時点ではどのくらいの価値があるのか(現在のいくらに相当するのか)ということ。 例)年率10%のとき、2年後の242万円の現在価値を計算する。 【将来価値(FV)の計算式】 FV=CF現×(1+r)n CF:元本  r:利率  n:年数 【現在価値(PV)の計算式】 PV=CF将 / (1+r)n CF:元本  r:割引率  n:年数 rの変化する可能性 天秤の絵を書き、PVとFVが表裏一体であることを説明 時間価値の分を調整することによってはじめて 時間軸が異なるキャッシュを比較することができる。 2017/3/8  © 2008 MPI All Rights Reserved.

7 FCF=100%株主資本として資金をまかなったときの キャッシュフロー =無借金だと仮定した場合のキャッシュフロー
■CFとして用いるのはFCF(フリー・キャッシュフロー)である。 【FCFの計算式】 FCF=100%株主資本として資金をまかなったときの     キャッシュフロー    =無借金だと仮定した場合のキャッシュフロー    =営業利益×(1-税率)+減価償却費 -投資±運転資本の変化 ■実際に借金があっても、便宜上無借金という状態を人為的に設定して計算する。資金調達元が借金(負債)であろうが、株主資本であろうがキャッシュを生み出す資産の能力に変わりはない。資金調達の違いによる影響はキャッシュフローの反映させず、すべてWACCに反映させる。 ■営業利益×(1ー税率)にすることで、税引後の数値として扱うことができる。経常利益や営業利益などの税引前の利益を用いると、例えば、経営者個人が判断した会計のルールで税引後の利益が算出されるので、意味がぶれる可能性がある。 2017/3/8  © 2008 MPI All Rights Reserved.

8 流動資産、流動負債に関してはバランスシートで確認できる。
FCF(フリー・キャッシュフロー) ■運転資本=流動資産ー流動負債 流動資産、流動負債に関してはバランスシートで確認できる。 ■減価償却費はすでに支払ってしまった投資金額を、会計上分割して費用計算したものである。つまり、実際の現金の支出を伴わない費用。したがって、会計上はコストとして減価償却費を引くがキャッシュフローを求める際には加えなければならない。 2017/3/8  © 2008 MPI All Rights Reserved.

9 ■割引率として用いるのはWACCと呼ばれるものである。
■WACC(Weighted Average Cost of Capital:加重平均資本コスト)とは、企業が投資家からいくらで資金を調達しているか(資本調達コスト)を表したもの。 ■投資家には2種類いて、それぞれの投資家が要望するリターンは異なる(=それぞれの投資家に対してかかるコストが異なる)。 ■2種類の投資家の対してかかるコストをその比重を考慮して全体のコストとして算出したのがWACCである。 ■WACCは資金提供者(投資家)の要望に応えるために企業が資産を活用して生み出すべき最低限の収益率として考える。つまり、企業はプロジェクトや事業を行う際に、投資家の要望するリターンである資本コスト(WACC)を上回る利益を生み出さなければならない。 コストと言っても%表示で あるので注意 2017/3/8  © 2008 MPI All Rights Reserved.

10 WACC=D/(D+E)×(1-T)×負債コスト +E/(D+E)×株主資本コスト
一般的に 負債コストより 株主資本コストの 方が高い。 1-Tは税引後の 純利益を表す CAPM理論あり。 時価ベース。 【WACCの計算式】 WACC=D/(D+E)×(1-T)×負債コスト +E/(D+E)×株主資本コスト D:負債(債権者から調達した資金)   E:株主資本(株主から調達した資金) T:実効税率 資本コスト 経営者の視点 期待収益率 (利息、クーポン) 債権者 投資家の視点 負債コスト 株主資本コスト D(負債) E(株主資本) 期待収益率 (配当、 キャピタルゲイン) 株主 2017/3/8  © 2008 MPI All Rights Reserved.

11 それぞれの投資家にとって企業を見る視点が違う
投資家の視点(補足) ■企業への資金提供者(=投資家)は株主と債権者がいる。株主資本を買う者が株主で、負債を買う者が債権者ある。 ■株主は成長性重視、債権者は安定性重視である。 売上 顧客 売上原価 原材料費等 取引先 売上高 人件費 従業員 売上総利益(粗利) 販管費 元本・利息 金融機関等 営業外損益 営業利益 法人税 国家 経常利益 特別損益 税金 役員報酬 経営者 純利益 残余利益・配当 株主 税引後当期純利益 川の最後にいる株主はとにかく売上を上げてくれよ(冒険的でもいいので)というマインド、川上でかつ借金を返すのは契約の時点で決まっている債権者はつぶれないでくれ(冒険はするな)マインド それぞれの投資家にとって企業を見る視点が違う すなわち、認識しているリスクも異なる。 2017/3/8  © 2008 MPI All Rights Reserved.

12 リスク=リターンに求める期待 負債と株式の投資リスク(補足) 企業に投資する投資家視点
期待収益率 リスクプレミアム リスクプレミアム リスクフリーレート リスク ■国債(リスクがないものと仮定)に投資する場合に投資家が国債投資に期待する利回り(リターン)を、リスクフリーレートという。 ■X社の社債に投資する場合、国債に比べるとリスクが高い(X社がつぶれて返済されなくなる危険性が高いため)。当然、国債に投資するよりも高いリターンを求める(期待する)。このときのリスクフリーレートとの差をリスクプレミアムという。 ■X社の株式に投資する場合、企業の業績が悪ければ配当がされなかったり、株価が下がったりするためリスクはもっと高くなる。つまり、期待するリターンは社債よりも高い。 リスク=リターンに求める期待 2017/3/8  © 2008 MPI All Rights Reserved.

13 利息(5年分): 万円 利息(5年分): 万円 単利と複利 <単利> <複利> 2年後 3年後 4年後 5年後 2年後 3年後 4年後
利息(5年分):       万円   利息(5年分):        万円   2017/3/8  © 2008 MPI All Rights Reserved.

14 将来価値 200万円を年率10%で3年間運用 2年後242万円の現在価値(年率10%) 現在 200万円 1年後 2年後 3年後 現在
現在価値に換算する式を ひとつにまとめると・・・ 5年後の将来価値を ひとつの式で表すと・・・ 2017/3/8  © 2008 MPI All Rights Reserved.

15 ウシを牛肉として売るか、飼育して牛乳を売るかについて考える。 牛肉は直ちにキャッシュが入るとし、販売価格は120万円である。
ケース ウシを牛肉として売るか、飼育して牛乳を売るかについて考える。 牛肉は直ちにキャッシュが入るとし、販売価格は120万円である。 また、飼育すると5年間にわたり牛乳として搾乳することができると期待されており、牛乳の年間売上は30万円と予想される。 金利(割引率)が5%の場合と10%の場合で どちらのオプションを選ぶべきか、現在価値に換算して算出してみよう。 現在 1 2 3 4 5 合計 牛肉 120 100 牛乳 30 150 2017/3/8  © 2008 MPI All Rights Reserved.

16 WACC 現金 200 受取手形 300 在庫 400 設備 2400 計 3300 支払手形 500 短期借入金 0 長期借入金 500
<BS>(単位:億円) 現金 受取手形 在庫 設備 支払手形 短期借入金 長期借入金 株主資本 株価 円 発行済株式数 億円 借入金利 % 株主資本コスト   % 2017/3/8  © 2008 MPI All Rights Reserved.

17 ケース (単位:億円) 現在 1年後 2年後 3年後 4年後 売上 100 160 220 売上原価 74 104 134 減価償却費 24
ケース   (単位:億円) 現在 1年後 2年後 3年後 4年後 売上 100 160 220 売上原価 74 104 134  減価償却費 24  その他 50 80 110 販管費 20 30 40 営業利益 6 26 46 36 税引前利益 税金 3 13 23 18 税引後営業利益 投資金額 運転資本の増減 -15 -9 FCF PV 2017/3/8  © 2008 MPI All Rights Reserved.


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