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介護事故ゼロに向けて 金沢市福祉局介護保険課
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Ⅰ 介護事故ゼロの背景と目的 背 景 目 的 金沢市への報告が必要な介護 事故は、今年度初めて400件に なろうとしている。
Ⅰ 介護事故ゼロの背景と目的 背 景 目 的 金沢市への報告が必要な介護 事故は、今年度初めて400件に なろうとしている。 介護事故の民事訴訟において 損害賠償が請求されている。 何故事故は起きるのか?? 介護事故の発生を予見できたの ではないか!! 介護事故を防げたのではない か!!
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Ⅰ 事故の現状 Ⅰ-1 年度別介護事故件数 40%増加 要対策
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Ⅰ-2 年度別事業者数 事業所件数 伸び率 +12% 介護事故件数 伸び率 +40% 28ポイントの差
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Ⅰ-3 H27年度 介護事故内訳 大腿骨頸部 54件 大腿骨転子部 38件 ※大腿骨の骨折で48日間入院した時の治療費の一例
大腿骨頸部 54件 大腿骨転子部 38件 ※大腿骨の骨折で48日間入院した時の治療費の一例 医療費合計 1,692,970円 医療費負担額 171,790円 その他費用 414,290円 支払総額 586,080円 出典:はじめて医療保険HPより
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Ⅰ-4 H27年度 時間別発生件数 危険な時間帯 6時 10時 18時
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Ⅱ 何故介護事故は発生するのか 介護者の技術や知識不足 利用者の身体・精神機能面の変化 施設の設備 介護事故 発生
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Ⅱ-1 介護者の技術や知識 技術・知識不足(教育・訓練不 足) 手順ミス、連携ミス、手続きミ ス (例示)
Ⅱ-1 介護者の技術や知識 技術・知識不足(教育・訓練不 足) 手順ミス、連携ミス、手続きミ ス (例示) 「そんな話は聞いていなかったか ら・・・」 「目を離した瞬間だったから・・・」 「他でコールがなったから・・・」
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Ⅱ-2 利用者の身体・精神機能面の変化 加齢による身体機能の低下、 認知機能の低下 日々の体調変化、薬の効き過 ぎによる機能の低下 (例示) 「病院に受診したら骨粗鬆症が あるから・・・」 「最近認知症が進んだから・・・」 「歩くのが遅くなったから・・・」
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Ⅱ-3 施設の設備 建物・設備・備品と入居者の 身体機能レベルとの不一致 建物・設備の定期的なメンテ ナンスの不備 (例示)
Ⅱ-3 施設の設備 建物・設備・備品と入居者の 身体機能レベルとの不一致 建物・設備の定期的なメンテ ナンスの不備 (例示) 「手すりがそこだけなかったか ら・・・」 「入浴後足が濡れていたから・・・」 「窓のストッパーがなかったか ら・・・」
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Ⅱ-4 ハインリッヒの法則 1件の大きな事故・災害の裏に は、29件の軽微な事故・災害、 そして300件のヒヤリ・ハットが あるとされる。
Ⅱ-4 ハインリッヒの法則 1件の大きな事故・災害の裏に は、29件の軽微な事故・災害、 そして300件のヒヤリ・ハットが あるとされる。 重大事故の防止のためには、 事故や災害の発生が予測され たヒヤリ・ハットの段階で対処し ていくことが必要。
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苦情 Ⅲ 介護事故が発生した時は 事故発生マニュアル (緊急時フローチャート整備) 初期対応 救急車の要請は?? 迅速な情報収集
Ⅲ 介護事故が発生した時は 事故発生マニュアル (緊急時フローチャート整備) 初期対応 救急車の要請は?? 迅速な情報収集 対応したスタッフによって内容が 曖昧で話が違うと家族の不信が増大 苦情
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報告について 金沢市への報告は義務 利用者の家族や利用者に係る居宅介護支援事業者 重大な介護事故はまず電話で金沢市へ第一報 「介護保険サービス事業者に 事故発生時(別紙1) おける事故発生時の報告の 取扱要領」 事故後の対応(別紙2) ※トップ > 申請・届出書ダウンロードサービス > 事業者向け > 保険 > 介護保険サービス事業者における事故発生時の報告
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別紙1 別紙2
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警察への連絡について 死亡事故等が発生した場合は、警察に連絡することが望ましい 記録について 家族への説明のため事故発生から対応方法、収束までを 時系列で記録として管理する(裁判などに対する備えにもなりま す)。 事故発生時刻、発見者、対応方法、判断 いつ、誰が、どのように家族と話をしたのか 家族からどのような話があったのか 市からの指示、保険会社との協議内容 等 その他、普段からの記録が大切
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Ⅳ 介護事故を予防するには 1 報告書の作成 2 ヒヤリ・ハットを項目別に並べる 3 ヒヤリ・ハットの前に職員が気づいた点を報告できる体制
Ⅳ 介護事故を予防するには 1 報告書の作成 2 ヒヤリ・ハットを項目別に並べる 3 ヒヤリ・ハットの前に職員が気づいた点を報告できる体制 4 研修会の開催(マニュアル確認)
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Ⅳ-1 介護事故報告書 報告書はあればよいというも のではなく、主観的な反省文 や言い訳は不必要
Ⅳ-1 介護事故報告書 報告書はあればよいというも のではなく、主観的な反省文 や言い訳は不必要 到底できない実現不可能な 再発防止策も不必要 介護事故の再発防止やサービ スの向上を果たしてくれる道標
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Ⅳ-1 報告書記載内容 整理番号 整理・管理やしやすいように何らかの番号を付番 事故概要 対象者名、発生場所、ケガ等の有無、入院の有無
Ⅳ-1 報告書記載内容 整理番号 整理・管理やしやすいように何らかの番号を付番 事故概要 対象者名、発生場所、ケガ等の有無、入院の有無 時間・検証 発生時間、発見時間、発見者氏名 →時系列で細かく記入。客観的な事実のみを箇条書き。
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検証日時、検証スタッフ 何故事故が発生したのか 事故発生の発生3要素から検討 発生状況 どのような状況で事故が発生したのか。客観的事実のみを箇条書き 事故発生・発見直前から時系列で記入 初期対応 発生時・発見時の初期対応。客観的な事実のみを箇条書き 事故に関わったスタッフ・利用者の行動をすべてを時系列で記入
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見 直 し 介護手順、介護方法を見直す必要があるか ケアプラン見直しの必要はあるか ベッド等の設備、備品を見直す必要はあるか 連 絡・連 携 他のスタッフへの申し送り、連絡
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きがかり報告 Ⅳ-3 職員が気づいた点を報告できる体制
Ⅳ-3 職員が気づいた点を報告できる体制 スタッフがヒヤリ、ハットした経験だけでなく、普段の業務・サービス 提供中に「これは危険かな??」と気がついた事を報告する もしかしたら 事故になるかも・・・ きがかり報告 システム構築する 最近躓きが多くなった、むせる事が多くなった、介護手順では利用者が一人になってしまう、脱衣所が濡れていて危険、脱衣所のマットが動く、湿度は 等
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