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工学の立場から 早稲田大学人間科学学術院 山内 繁
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国連障害者の権利条約と福祉用具 第2条 定義 第4条 一般的義務 第9条 アクセシビリティ 第20条 個人の移動
第2条 定義 第4条 一般的義務 第9条 アクセシビリティ 第20条 個人の移動 第21条 表現及び意見の自由と、情報へのアクセス 第26条 ハビリテーション及びリハビリテーション 権利条約の仮訳はリハ協のサイトからダウンロード可:
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第4条 一般的義務 ・・・・締約国は以下の各項を約する 1.(g)障害者に適した情報コミュニケーション機器、移動関連機器その他の福祉機器のための先端技術の研究開発並びに普及を促進する。特に、支出可能な価格範囲(affordable cost)の機器を優先すべきである。
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“affordable” 個人の資金力による支払い能力 価格の問題 多品種少量生産
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iBOT Johnson & Johnson My spoon セコム MANUS iRV
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“affordable” 公的資金による支払い能力 財政の状況による支払い能力 国民的合意 Affordableな給付システム
ユーザーの自己決定・自己責任 色の好みなどに応じられるストック スウェーデン型のシステムでは不可能
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ユニバーサルデザインと福祉機器 第2条 定義 「ユニバーサルデザイン」とは、改造又は特別な設計を必要とすることなしに、可能な最大限の範囲内で、すべての人が使用することのできる製品、環境、計画及びサービスの設計(デザイン)をいう。「ユニバーサルデザイン」は、特定の障害者が必要とする福祉機器を除外してはならない。
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「福祉機器の範囲」 ICF 特定の障害者のために特に設計・製作された製品 ISO 障害者に有用であれば汎用製品も含む
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オーファンプロダクツ 定義 特定の障害に対応しており、少数の障害者によってのみ用いられる機器であって、身体機能の再建を目的として設計されているか、市販の機器を改造することによって障害者による使用を可能としたもの アメリカ、1988年「機器による障害者支援法」法のころ。オーファンドラッグに対応して。(Katherine D. Seelman)
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オーファンプロダクツの特性 多品種少量生産 フィッティングを要するのが普通である。 公的資金による給付。 市場性の問題
障害のない人には使いにくい ユニバーサルデザインによって置き換えることは不可能 両者の中間的立場とすると理解しやすい場合も。
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第2条の問題 機器は本来的にはUDであるとの誤解を与えかねない。 汎用製品 ユニバーサルデザイン オーファンプロダクツ 医療機器 ISO
adaptation 機器は本来的にはUDであるとの誤解を与えかねない。 汎用製品 オーファンプロダクツ ユニバーサルデザイン Public fund ISO ICF 医療機器
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二元モデルによるドグマの回避 福祉用具はユニバーサルデザインによらなければならない あらゆる福祉用具にはフィッティングが必要である。
義肢は不可能、Ron Maceの反省 あらゆる福祉用具にはフィッティングが必要である。 人口喉頭など 障害のある人にとって使いやすい福祉用具は障害のない人にとっても使いやすい。 義足が使いやすい? 福祉用具を使いさえすれば自立が促進される。 廃用症候群など
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オーファンプロダクツの開発 オーファンプロダクツについては、イノベーションモデルは成り立たない。 メインストリームからの技術転移が中心
先端技術のインキュベータにはなり得ない マーケットサイズ 公的給付・・・・・自由市場ではない これまでのインキュベータは必需品ではない。 メインストリームからの技術転移が中心 成長しつつあるメインストリーム技術の移転がもっとも成功。
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