たわみ角法の基本式 長さl，曲げ剛性EIのラーメンの一部材ABが中間荷重を受けて，移動，変形したときの材端モーメントMAB，MBA （時計回りが＋）は，

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1 たわみ角法の基本式 長さl，曲げ剛性EIのラーメンの一部材ABが中間荷重を受けて，移動，変形したときの材端モーメントMAB，MBA （時計回りが＋）は，

2 たわみ角法の基本式 φ: ファイ ψ: プサイ ここで，k=K/K0 （k : 剛比，
K=I/l : 剛度（変形しにくさ）， K0 : 標準剛度） φA=2EK0θA， φB=2EK0θB，ψ=－6EK0R θ: 材端の回転角 R: 部材角 CAB, CBA: 荷重項で 両端固定（φA= φB=ψ） の場合の材端モーメント

3 たわみ角法基本式の荷重項 式の誘導は，演習書のpp , , 荷重項は，演習書のp.273

4 問題44 たわみ角法(1) 次の梁のM図とQ図を求めよ kN/m

5 たわみ角法を用いたラーメンの解法 ・たわみ角法の基本式 ・節点方程式 ←節点におけるモーメントの釣り合い ・層方程式 ←層せん断力の釣り合い

6 次の梁のM図とQ図を求めよ．ただし，断面は全長にわたり一定とする．
問題45 たわみ角法(2) 次の梁のM図とQ図を求めよ．ただし，断面は全長にわたり一定とする． kN

7 問題46 たわみ角法(3) ※演習（解答は別紙に） 次のラーメンのM図とQ図を求めよ kN kN

8 他端ピン・ローラーの場合の有効剛比と荷重項
たわみ角法の基本式 でMBA =0として，(上式)－(下式)/2より 　　　　　: 有効剛比 A B

9 次のラーメンのM図とQ図を有効剛比を用いて求めよ
問題47 たわみ角法(4) ※演習（解答は別紙に） 次のラーメンのM図とQ図を有効剛比を用いて求めよ kN

10 対称変形する場合の有効剛比 たわみ角法の基本式 でφA=2EK0θA= －φB=2EK0θB 　　　　　: 有効剛比

11 問題48 たわみ角法(5) 次の左右対称の梁のM図とQ図を求めよ 1.5kN 1.5kN

12 問題49 たわみ角法(6) 次のラーメンのM図とQ図を求めよ kN

13 問題50 たわみ角法(7) ※演習（解答は別紙に） 次のラーメンのM図とQ図を求めよ kN

14 問題51 たわみ角法(8) ※宿題（解答は別紙に） 次のラーメンのM図とQ図を求めよ kN

15 固定(モーメント)法（モーメント分配法）
・図上で簡単に計算（節点移動がない場合） ⇔たわみ角法は連立方程式を解く必要 ・3つの原理に基づく 1.分配率と分配モーメント 2.到達率と到達モーメント 3.固定モーメントと解除モーメント

16 分配率と分配モーメント 節点Bに作用するモーメントMは， 剛比に比例して分配される（分配率） 有効剛比も使用可

17 到達率と到達モーメント 材端に作用するモーメントMは， 他端にその1/2が伝達される

18 固定モーメントと解除モーメント 剛接点を固定端と仮定した固定端モーメントの固定を解除する固定モーメントと大きさが等しく符号が反対のモーメント: 解除モーメント

19 固定(モーメント)法の手順 1.分配率を求める 2.固定端モーメント(FEM)を求める 3.解除モーメントを分配率に従い分配する(D)
4.分配された解除モーメントの1/2を他端に伝達(C) 5.これを何度か繰り返す 6.FEMからD,Cのモーメントを合計する

20 問題52 固定(モーメント)法 次のラーメンのMを固定モーメント法により求めよ

21 問題53 固定(モーメント)法 次のラーメンのM,Qを求めよ

22 固定(モーメント)法を使った構造計算（RC規準）

23 荷重拾い

24 剛比を求める

25 固定(モーメント)法を使ってMとQを計算