カンボジアの投資誘致政策と制度 首相付大臣 カンボジア開発評議会事務局長 ソク・チェンダ・ソピア

カンボジアの概要  面積 : 181,035 km 2  人口 : 1,410 万人  労働力人口 ( 若年層 ) : 7,053,398 人 ( 内女性 : 3,608,345 人 )  人口増加率 : 1.54%  GDP 成長率 : 5.9% （ 2010 年）  一人当たり GDP : 830 ドル（ 2010 年）  インフレ率 : 4% （ 2010 年）  為替レート : 1 ドル = 4,062 リエル 1 円 = リエル 1 円 = リエル 2

経済状況 出所 : SNEC & MEF 過去 5 年間の平均成長率 ： 10.3% 一人当たりＧＤＰ 単位：ドル 3

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H.E. Mr. Chhieng Yanara CRDB 委員長 H.E. Mr. Keat Chhon 副首相・経済財務大臣 第 1 副議長 H.E. Mr. Suon Sitthy CIB 委員長 問題解決 委員会 Samdech Akka Moha Sena Padei Techo HUN SEN 首相 議長 カンボジア開発評議会 （ CDC ） H.E. Mr. Chea Vuthy CSEZB 副委員長 H.E. Mr. Kong Vibol 経済財務省 事務次官 副議長 H.E. Mr. Duy Thouv CIB 副委員長 H.E. Mr. Leap Vanden CRDB 副委員長 H.E. Mr. Sok Chenda Sophea 首相付大臣 事務局長 H.E. Mr. Sun Chanthol 特命担当 上級大臣 常任副議長 H.E. Mr. Rith Vuthy CRDB 副委員長 H.E. Mr. An Sophanara CIB 副委員長 SEZ ODA FDI H.E. Mr. Sok Chenda Sophea 首相付大臣 CSEZB 委員長 H.E. Mr. Cham Prasidh 上級大臣・商業大臣 第 2 副議長 GMS National Secretariat 5

6 ワンストップサービス  情報提供と申請書受付  審査と承認  輸入関税と法人税免除措置  査証と労働許可  会社登記

認可機関  閣僚評議会（ Council of Ministers ） ： CDC は以下のプロジェクトに関して 閣僚 評議会にその許可を求める必要がある。 － 投資額が 5,000 万ドル以上のプロジェクト － BOT （建設･所有･譲渡）、 BOOT （建設･所有･運営･譲渡）、 BOO （ 建設･ 所有･運営） または BLT （建設･貸借･譲渡）契約に基づくプロジェク ト － 長期的戦略に係るプロジェクト － 政治的影響を有するプロジェクト － 環境に悪影響を及ぼす可能性があるプロジェクト － 天然資源開発に係るプロジェクト  CDC : 投資額が 5,000 万ドル未満のプロジェクト  州政府 : 投資額が 200 万ドル未満のプロジェクト 7

投資承認プロセス 投資申請 CDC による条件付投資登録証明書（ Conditional Registration Certificate ）の発行  会社登記 / 商業省  関連ライセンス / 鉱工業エネルギー省  建設計画書のレビュー及び承認 / 土地管理･都市計画･建設省の州出先機関  初期環境影響評価 / 環境省  税務登録 / 経済財務省 CDC による最終投資登録証明書（ Final Registration Certificate ）の発行 3 営業日 28 営業日 8

投資優遇措置  法人税 20%  法人税免税措置 : 始動期間 + 3 年間 + n （年）； 6 ～ 9 年間  輸入税免除  利益送還 ( 源泉徴収税課税 )  所得の再投資 ( 特別減価償却 ) 9

投資保護  全ての投資家の平等な取り扱い  現地側出資比率規制無し  物・サービスへの価格統制なし  外国為替統制無し  外貨の国外送金の自由 投資法及びその施行政令 には、投資家にとって重要 な 投資保証項目が記載されている。 10

カンボジアにおける投資促進・保護に係る二国間協定 1. オーストラリア 2. オーストリア 3. 中国 4. クロアチア 5. キューバ 6. チェコ 7. フランス 8. ドイツ 9. インドネシア 10. 日本 11. クウェート 12. ラオス 13. マレーシア 14. オランダ 15. 北朝鮮 16. OPEC 17. パキスタン 18. フィリピン 19. 韓国 20. シンガポール 21. スイス 22. タイ 23. アメリカ ( 海外民間投資会社： OPIC) 24. ベトナム 11

投資奨励事業  農業および農産業  運輸および電気通信  エネルギーおよび電気  労働集約型産業、加工および製造業  観光業  人材育成  石油、ガス、鉱業 12

国別許可投資額 ( ) （単位：百万ドル） 13

業種別投資許可動向 1994 –

インフラ : 明確な将来性  インフラ事業の優先  インフラ復興  多国間援助の供与  地方分権  地域的な機会  ASEAN および GMS の統合  インフラ事業への民間セク ターの参加 (PPI): BOT 、 BOO 等

アグロビジネス  基本的な農業経済  天然資源 :  豊かな土地  豊富な漁業資源  有機作物  付加価値の重視  食品加工  新製品の開発 16

観光  世界遺産  シェムリアップへのオープンスカイ 政策  自然の美 : ビーチ : 島々  「付加的な（ Add-on ）」旅を導く力  新たな価値

エコツーリズ ム 観光センター Poipet Sihanoukville Gulf of Thailand 314km 230 km 150 km ビーチ及びアイランドリ ゾート Bokor (hill resort) 18

カンボジアへの観光客数 単位： 1,000 人 2006 年 ~2010 年の観光客数 年 観光客到着数1,770,0412,015,1282,125,4652,161,5772,508,289

上位 10 市場  ベトナム  韓国  中国  日本  アメリカ  フランス  イギリス  タイ  オーストラリア  台湾 20

日本人観光客数 年日本人観光客数総観光客数割合 (%) 順位 ,3531,770, 位2位 ,9732,015, 位2位 ,8062,125, 位3位 ,2862,161, 位4位 ,7952,508, 位4位

カンボジアでの投資機会   プノンペン ◆ ◆ 国際会議センター ◆ ◆ 高級ホテル（フォーシーズンズ、ハイアット等）：現在 500 室以上を 有するホテルは、インターコンチネンタルホテル、ラッフルズのみ   シェムリアップ ◆ ◆ 国際会議センター ◆ ◆ 高級ホテル（フォーシーズンズ、ハイアット、シェラトン、マリオッ ト等）：現在 700 室 以上を有するホテルは、ラッフルズ、ル メリデ ィアン、ソフィテル、アマンリゾート、 オリエント・エクスプレ スのみ ◆ ◆ アミューズメントパーク / レクリエーション活動 ◆ ◆ ゴルフコース (3 コース )   シハヌークビル ◆ ◆ 高級ホテル ( フォーシーズンズ、ハイアット等 ) ◆ ◆ ゴルフコース 22

工業と輸出  競争力のある労働コスト  優遇税制  市場アクセス  地域的取り決め 23

最恵国待遇（ MFN ） / 一般特恵関税制度 （ GSP ） が適用される市場へのアクセ ス   オーストラリア   オーストリア   ベラルーシ   ベルギー   ブルガリア   カナダ   中国   チェコ   デンマーク   フィンランド   ポーランド   ポルトガル   韓国   ロシア連邦   スロバキア   スペイン   スウェーデン   スイス   英国   米国   後発途上国（ LDC ）の ための 「 “ 武器以外 の全て ” イニシアティ ブ」  フランス  ドイツ  ハンガリー  アイルランド  イタリア  北朝鮮  ルクセンブルグ  日本  オランダ  ニュージーラン ド  ノルウェー … そして、 ASEAN 先進 6 カ国（タイ、マレーシア 、 シンガポール、フィリピン、インドネシ ア、ブルネイ）との ASEAN 統合特恵システム（ AISP ） 24

カンボジアの経済特別区（ SEZ ） 休止中 建設中 稼動中 Kampot SEZ Sihanoukville Port SEZ Poipet O’Neang SEZ Sihanoukville SEZ1 Sihanoukville SEZ2 Stung Hao SEZ S.N.C SEZ Kompong Som SEZ Koh Kong SEZ Souy Chheng SEZ Oknha Mong SEZ Kiri Sakor Koh Kong SEZ P (SEZ) I C Thary Kompong Cham SEZ GoldFame Pak Shun SEZ Duong Chhiv SEZ Phnom Penh SEZ 25

ワンストップサービス 経済特別区管理事務所   会社登記および投資ライセンス   輸出入許可   就労許可および雇用カード ( 労働者および 外国人居住者 )   経済特別区管理事務所からその場にて迅速 な法的・事務的支援を受けることが可能 26

WTO 加盟 ASEAN 加盟 アメリカ市場へのアクセス EU 市場への アクセス 外向き経済開発戦略の一つとしてのグローバル化への対応 外向き経済開発戦略の一つとしてのグローバル化への対応 27

カンボジアへの投資理由  開放経済  安定したマクロ経済環境  競争力のある投資優遇措置  ワンストップサービス – 迅速な投資認可プロセス (28 日 )  低い人件費  戦略的立地  特恵貿易ステータス  ASEAN および世界市場へのアクセス 28

. プノンペン フィリピン シンガポール インドネシア ミャンマー 中国南部 マニラ バンコク 昆明 ヤンゴン ブルネイ ジャカルタ ブガワン ハノイ ラオス ビエンチャン o カンボジア マレーシア クアラルンプール タイ ベトナム 平均 1 時間半で アクセス可能 29

カンボジアに投資することによ り、 1400 万人の消費者にアクセ ス することが可能 することが可能 カンボジアに投資することによ り、 3 億 2500 万人の消費者にアクセ スすることが可能 カンボジアに投資することによ り、 3 億 2500 万人の消費者にアクセ スすることが可能 カンボジアに投資するこ とにより、 5 億 9 千万人の 消費者にアクセスするこ とが可能 カンボジアに投資するこ とにより、 5 億 9 千万人の 消費者にアクセスするこ とが可能 30

ご清聴ありがとうございました 31

CDC