減衰自由振動の測定 理論と実験手順
この資料の内容 振動現象の重要性 実験の目的 学んだ振動の種類と特徴 振動のメカニズム 実験装置と方法
振動現象の 重要性 機械技術者として
タコマ橋の崩落 タコマナローズ橋
高速増殖炉の事故
洗濯機の発火事故 economy/news/140204/b iz n1.htm
車内騒音の低減
自動車の高級感演出
機械技術者として 振動現象の把握と対策は 必須となる知識
実験の目的 振動のメカニズムを把握 することを目標として.. ..
質量変化による振動変化の メカニズムを明らかにする
学んだ振動の 種類と特徴 自由振動 減衰自由振動 強制振動
自由振動 摩擦なし 1.振動開始時にエネルギを与える. 2.振動中はエネルギ供給なし 3.減衰要素なし → 振幅一定 時間 変位 固有周期
減衰自由振動 1.振動開始時にエネルギを与える. 2.振動中はエネルギ供給なし 3.減衰要素あり → 振幅は徐々に小さくなる 時間 変位
強制振動 1.振動中にエネルギ供給し続ける. 2.減衰要素あり → エネルギ供給があるので振幅は一定 時間 変位 エンジンの振動周期
振動のメカニズ ム エネルギ保存則
減衰なしのエネルギ保存の法則 力学的エネルギ運動エネルギ ポテンシャルエネル ギ
運動エネルギとポテンシャルエネル ギ x v km バネの伸び縮 み量 0 の位置
対象とする振動系 x=0 -x max +x max k m v max v=0
左端のとき x=0 -x max k m v=0 +x max
任意位置のとき x=0 -x max k m v x +x max
つりあい位置のとき x=0 -x max k m v max +x max
どの位置でも力学的エネルギーは同じ
振動はエネルギの交換 ばねが全エネルギを持つ 質量が全エネルギを持つ ばねが全エネルギを持つ ばね → 質量質量 → ばね ばね → 質量質量 → ばね
運動方程式 k c m m : 質量 kg k : ばね定数 N/m c : 粘性減衰係数 Ns/m
減衰要素の影響 k c m
レポートの注意 (1) 当日レポート,最終レポートのルーブリック 教科書をよく読み,ルーブリックを付けること. (2) 提出期限は月曜日の 17 時まで 17 時時に回収するので,それ以降に提出は無効. 入っていた場合は廃棄するので注意. (3) 採点基準等は教科書の通り