今後の相場見通し&相場観を養う 2015/07/15 LEXHAM FOREX plc All Rights Reserved
今後の相場見通し&相場観を養う 前半:今後の相場見通し 米国など各国金融政策 ドル円/ポンドドル/ユーロドル/豪ドル・ドル 後半:相場観を養 う 相場の流れをつかむ ファンダメンタルズを読むキモ 必勝の通貨ペア戦略 勝てる人の心理 LEXHAM FOREX plc All Rights Reserved
今後の相場見通 <FRB> 米国金融政策が最大のテーマ 2007 年 9 月以来の米国低金利政策の転換時期とその後の 利上げペース 2006 年 6 月 0.25 %引き上げ 5.25 %(最後の利上げ) ⇒ 07 年 9 月 0.5 %引き下げ 4.75 %へ(最初の引き下げ) ⇒ 08 年 12 月に政策金利は最低の 0.0 %~ 0.25 %年⇒ 14 年 10 月量的緩和終了 ⇒ 15 年 9 月 0.25 %引き上げ? 利上げペース 15 年末 %、 16 年末 1.62 %、 17 年 末 % 前回よりも緩和的 LEXHAM FOREX plc All Rights Reserved
今後の相場見通し 各国金利の推移 LEXHAM FOREX plc All Rights Reserved
今後の相場見通し 利上げ前後は株式債券市場が一時的に混乱 長期金利はドイツ金利との連動性が継続 雇用や個人消費関連の指標次第では緩和継続 <BOJ>緩和政策継続 日本の景気回復継続⇒追加緩和の必要性低下 来年初旬の 2 %物価目標達成困難 急速に株価下落や円高が進めば追加緩和の可能性 国債市場、これ以上の買い入れ増額は市場の機能低下と副 作用 LEXHAM FOREX plc All Rights Reserved
今後のドル円相場見通し <円安材料> 円安材料は当面見当たらずドル高に頼る 現時点で 125 円付近を超える円安ドル高は国内からの反発 国内からのけん制発言は欧米向け? 日銀追加緩和次第でドル円大幅上昇 <ドル高材料> 米利上げ期待は市場に織り込まれてきたことから、上昇後 利食い売りも その後は利上げペースを織り込み始め一段の上昇 LEXHAM FOREX plc All Rights Reserved
今後のドル円相場見通し ドル円: 本格的な上昇は米国利上げサインが示される数か月前 ⇒当面の高値 125 円を超えて 週足で見たドル円サイクルは 6 か月(基本線上抜け) 上値目途 125 円、 135 円 ( 2002 年 1 月高値) ( 10 円刻みで 95 円、 105 円、 115 円、 125 円・・・ 135 円?・・) 下値目途 38.2 %戻しの 118 円近辺 LEXHAM FOREX plc All Rights Reserved
今後のドル円相場見通し ドル円週足チャート( 52 MA&フィボナッチ) LEXHAM FOREX plc All Rights Reserved
今後のドル円相場見通し ドル円月足チャート LEXHAM FOREX plc All Rights Reserved
今後のユーロ相場見通し ECB:少なくとも 2016 年 9 月までQEは継続(無制限量的緩 和) 原油安や金融緩和効果から今後も堅調な景気回復 ギリシャ問題やその他南欧諸国の混乱が今後も足かせ <ユーロドルの見通し> 米国はユーロ安容認( 14 年 7 月からドル高⇒ 15 年 1 月に 1.2 ドル 割り込む) 市場の安定はドイツ金利上昇⇒米金利上昇で上値限定 米利上げにより金利差拡大による 長期のユーロショート(ドル高)一巡後は、再びユーロ安ドル 高 下値目標はパリティーの 1.0 ドル( 76.4 %) (注:日足チャートは上昇トライアングルで上に放れると 1.18 ドルも) LEXHAM FOREX plc All Rights Reserved
今後のユーロ相場見通し ユーロドル月足チャート LEXHAM FOREX plc All Rights Reserved
今後のユーロ相場見通し 日足チャート三角保ち合い LEXHAM FOREX plc All Rights Reserved
ポンドドル相場見通し 2014 年 7 月のカーニーBOE総裁就任からポンドの下落がスター ト 2015 年 4 月に巻き戻しが入り 50 %戻しの へ(BB上限) 総選挙で与党が単独過半数獲得 <不安材料> 移民規制からEU離脱の是非を問う選挙実施( 2017 年まで →2016 年度中にも) → スコットランドの独立を煽る 英国への投資意欲減退 <今後のポンドドル予想> BOEの利上げは近い 利上げの可能性を示唆する要人発言が増える⇒出口戦略を模索 ユーロポンドの今年 1 月からの下降トレンド継続⇒ へ 上値目途 61.8 %戻しの 1.62 ドル⇒ 1.72 ( 14 年 7 月高値) 下値目途は 1.5 ドル ポンド円は上昇過程 上値目標 200 円 LEXHAM FOREX plc All Rights Reserved
ポンドドル相場見通し 週足チャート LEXHAM FOREX plc All Rights Reserved
ポンド円相場見通し 月足チャート LEXHAM FOREX plc All Rights Reserved
ユーロポンド相場見通し 週足チャート LEXHAM FOREX plc All Rights Reserved
豪ドル相場見通し 中国の景気減速懸念から鉄鉱石価格などのコモディティー価 格が下落(元々BRICS景気を背景に上昇) 国内住宅価格の高騰などもあり、利下げにも限界 エルニーニョ現象による水不足から小麦粉生産に打撃も 追加緩和の可能性は後退するものの、当面低金利継続 <豪ドルドル予想> 米ドル金利利上げによる金利差拡大と、中国経済原則が燻ぶる 中で上値は抑えられる 下値目標は 76.4 %戻しの 0.72 から 0.70 上値目標は 0.8 ドル <豪ドル円予想> ドル円の底堅さが確認されたところでは資本筋による豪ドル 円直接の買いも LEXHAM FOREX plc All Rights Reserved
豪ドル相場見通し チャート豪ドルドル月足 LEXHAM FOREX plc All Rights Reserved
豪ドル相場見通し 豪ドル円月足チャート LEXHAM FOREX plc All Rights Reserved
相場観を養う 大局観とは 長期的な視野から全体を見渡す力⇒大局観 毎日の努力と勉強、そして経験 経験と実戦 実戦で何度も勝負を試みる ⇒恐怖と欲のバランス(コントロール) なぜ負けたのか、なぜ勝ったのかを検証 授業料は払う 人のせいにしない LEXHAM FOREX plc All Rights Reserved
相場観を養う 大局観とは 長期的な視野から全体を見渡す力⇒大局観 短期・中期・長期チャートをみる(鳥の目、虫の目、 魚の目) 現在のレベルが高いか安いか、どのような一にいるのか を見極める ファンダメンタルズは長期のテーマ 短期中期長期テーマを頭に置く 各国政治力の違い 過去を知る LEXHAM FOREX plc All Rights Reserved
相場観を養う ルーティンと主役通貨 取引前のルーティンワーク 海外の流れを追う 主要通貨 の 5 分足と、その日のイベントや指標発表、要人発 言などとチャートの動きを照らし合わせてみる 各通貨ペアの各通貨ペアの短期・中期・長期チャートを繰り返 しみて現在の立ち位置を知る その日の通貨ペアのポジションの偏りをイメージ 相場の流れが継続していくのか、節目か判断 各通貨ペアの動きを比較 どの通貨が主役かを見極める LEXHAM FOREX plc All Rights Reserved
相場観を養う ドル円・豪ドル円・豪ドルドル月足チャート比 較 LEXHAM FOREX plc All Rights Reserved
相場観を養う 相場需給とトレンドテーマ 相場全体の需給とポジション動向を探る テーマ(主役)を見つける その日の各通貨ペアの動きを三ポイントから予想する トレンド?レンジ幅?動くかどうか?(注目されるほど市場は織り 込む) 投機筋の動き( 8 割は投機筋) 東京市場⇒欧州市場⇒NY市場⇒東 京市場 実需の動き 買い切り売り切り チャート上から短期(投機筋)、中期(イベントなど週単位)長期 (ファンダメンタルズ)の需給とトレンドテーマを見つける 中期需給: 織り込み済みかどうか 重要な指標発表や要人発言、イベントなどを チェック 長期需給: 各国の金融政策の違い アベノミクスや米国量的緩和、欧州債務危機などファンダメンタルズ に沿ってテーマをみつける LEXHAM FOREX plc All Rights Reserved
相場観 + テクニック テクニカル分析でテクニカルポイントを探る 移動平均線・グランビルの法則をマスター オシレーター系はあくまで確認のツール パターン分析は心理分析 もみ合い、NY終値、過去の高値と安値はポイントになり やすい 注目の経済指標は見逃さない 米国経済指標が8割 LEXHAM FOREX plc All Rights Reserved
相場観を養う 時間帯を狙った戦略 時間帯を選んで取引 シドニー・ウエリントン(5時~8時) スワップポイン ト狙いやシステムトレードには注意 週明けの東京市場は騙しが多い 月金は円安 8時からマーケットボリューム上昇 ゴトウビで仲値に向 けた買い(その後下落) 東京市場ではユーロやポンドの取引は少なく、クロス円取 引が有利 (稀に海外ファンドがドルストレートで仕掛け る) 15時東京オプションカットタイム 16時頃から欧州勢が入り東京のポジションを狙う動きも 17時以降はドルストレートの取引拡大 LEXHAM FOREX plc All Rights Reserved
相場観を養う 時間帯を狙った戦略 21 時 30 分~ 24 時 NY 市場が始まる時で米国経済指標発表もあり市場の流動 性が最も高まる 24 時: NY オプション・カットオフ・タイム 01 時:ロンドン・フィキシング・タイム 03 時~ 05 時: NY 市場の引けにかけえポジション調整 LEXHAM FOREX plc All Rights Reserved
為替相場の季節性を知っておこう 2月と8月(一部5月と11月)15日に米国債利払いでド ル売り円買い 3月も本邦機関投資家などの決算月(9月は中間決算)で円 高になりやすい ⇒4月以降は投資再開で円安 対内証券投資は 05 年以降 3 月が最も大きく、円安要因 3 月のドル円上昇平均幅は 2 円 12 銭 7月の円安傾向、8月のドル売り傾向 11月のヘッジファンド決算月を前に10ド月はドル売り強 まる 4半期ごとの45日ルール ポジションの巻き戻し 12月米国企業決算を控えレパトリのル買い、クリスマス休 暇で市場の流動性低下 LEXHAM FOREX plc All Rights Reserved
資金管理 LEXHAM FOREX plc All Rights Reserved 自分のポジションサイズを決める 無理に大きなポジションを持たない 資金は無くなってもよい余裕資金(失っても生活できる 額)でスタート 余裕資金額を元に一定期間の資金配分を決め、そこから 許容損失額を逆算してポジションとレバレッジを決める 損切レベルを決める 自動ロスカットや、自分の懐の具合で損切レベルは決めな い
売買ポイント LEXHAM FOREX plc All Rights Reserved 順張りと逆張り レンジ取引では逆張り、トレンドに乗るに は順張りが基本 抜けたところで順張り 高値圏や安値圏で逆張りは損切りを早く 中途半端な入り方はケガの元