教員に組織の一員としての経営参画 意識を育てる 校内組織や組織マネジメントの工夫 小平市立小平第十四小学校 校 長 村松 守夫 1
お話しする内容 1 学校概要(現状と課題) 2 まずは人材育成 3 昇任選考への働きかけ 4 組織づくり 5 校務分掌改革 6 研修体制の整備 7 これからの学校経営 2
1 学校の概要 昭和44年(1969年)開校 現在 43年目 3
1 学校の概要 児童数 425名 学級数 各学年2学級 × 6学年=12 特別支援学級(通級:情緒障害) 5 教員数 校 長 1 副校長 1 主幹教諭 2 主任教諭 7 教 諭 13 非常勤教員 2 講 師 3 4
1 学校の概要 ・産育休代替教員 平成22年度 6名(8名) 平成23年度 4名(6名) 平成24年度 3名 ・毎年の異動者 7~10名 5
1 学校の概要 ・仕事が一部教員に集中 ・主幹未配置 → 個人任せ ・決裁集中 → 副校長多忙感 6
2 まずは人材育成 自己申告の面接 → 聞くことに徹する 学校の現状と課題を示す 最後に どんな活躍を期待するか 7
3 昇任選考への働きかけ 教務・生活指導・研究主任 主幹教諭への志向なし 仕事が集中し、多忙感 8
3 昇任選考への働きかけ 今から5年後、 そして10年後は どうしていたいですか? 9
3 昇任選考への働きかけ 10 選択式キャリアプランの作成
3 昇任選考への働きかけ 11 主任教諭選考受験 絶対に受験しない 50 代女性教諭 授業力一番 実行力あり 受験者が続かない雰囲気あり
3 昇任選考への働きかけ 12 何度かの面談で 若手育成に不満あり 組織として先生の力が必要 若手を育てるために、 その立場になってもらう必要
4 組織づくり 組織の要の人材を押さえ、 9月より起案・決裁システム 起案者 → 主任が関与(相談) → 副校長承認 → 校長承認 13
5 校務分掌改革 二人の主幹教諭が組織の要 4つあった分掌組織を2つに統合 教 務 部 … 教務・研究 生活指導部 … 生活指導・特活 14
5 校務分掌改革 分掌メンバーは管理職が決定 主幹教諭の意見も聞き 主任教諭を配置し、教諭を配置 配置のポイントは人材育成 15
5 校務分掌改革 「一役一人制」の導入 組織の一員としての責任を 相談は主幹教諭に 主幹教諭の仕事 全体業務の把握 進行管理 16
5 校務分掌改革 経営支援部の設置 副校長 主任教諭1 教諭1 非常勤教員2 事務室(都事務) 給食室(栄養士) 突発的な業務にも対応 17
6 研修体制の整備 産育休代替が多く 授業力の差が歴然 全員授業体制への転換 研修中心の校内研究に 全員が指導案 全員が授業公開 18
6 研修体制の整備 校内一日留学 新卒3年目までの若手教員対象 朝の会から帰りの会まで 中堅・ベテラン教員から学ぶ 学ぶ・教える関係の確立 19
6 研修体制の整備 校内一日留学 20
6 研修体制の整備 ・今週の人権プログラム 毎週木曜日夕会 5分間 全員が説明・発表 ・プチ研修 毎週水曜日 15分 主任教諭が講師 自分が得意なテーマで 21
6 研修体制の整備 ・自主学習「金曜学習会」 勤務時間外 17 時~ 18 時 月に2回:金曜日 若手が中心 希望者で 自分の興味あるテーマで 提案し全体で検討 22
7 これからの学校経営 ・学力向上を目指した 必達目標の設定 ・学校広報の充実 外から中がよく見える学校 学校ホームページで 普段の様子を発信 地域の方が自慢できる学校 23
24/n ご清聴 ありがとうございまし た