在宅医療のすすめ. 医療って何? あらためて聞かれると困りませんか? 命を救うこと 永遠に死なないってあり得ませんね! 苦痛を和らげること それは助かりますね!

Slides:



Advertisements
Similar presentations
何でもおたずねください 長崎がん相談支援センター 長崎がん相談支援センター 吉原律子・平山美香・木場英郎 緩和ケア普及のための地域プロジェクト 野田剛稔・藤井 卓 白髭 豊・ 鳥山ふみ子 長崎がん相談支援センター.
Advertisements

1 医療機関の窓口で保険証を提示 <保険証をお届けする時期> ○ 平成20年3月31日の時点で75歳になっている方 ⇒ 3月末までに1人1枚の後期高齢者医療の保険証をお渡しします。 ○ 平成20年4月1日以降に75歳の誕生日を迎える方 ⇒ 75歳の誕生日を迎える日までに後期高齢者医療の保険証をお渡しします。
統合失調症ABC 監修 : 国際医療福祉大学 教授 上島 国利 すまいるナビゲーター ブックレットシリーズ No.1
統合失調症ABC 監修 : 昭和大学名誉教授 上島 国利 すまいるナビゲーター ブックレットシリーズ No.1
急病になって救急車を呼んだら 日本では 救急隊が病院をみつけて運んでくれる 病院ではすぐに診てくれる 受ける医療は差別なく平等
特別養護老人ホームさくら園 副施設長 金谷 龍太郎
1.高齢者の健康とその支援 2.保健・医療・福祉の連携
老後をみんなで考え、共に生きるためのシンポジウム
デイケアの施設基準 リハビリテーションを目的とした医療機関です Heart land
看護師がお宅へ訪問し、 疾患や障がいを持っていても、 在宅で安心して生活してゆけるよう お手伝いします。
医療ソーシャルワーカーの相談・援助 医療ソーシャルワーカー 社会復帰援助 退院援助 受診・受療援助 経済的問題の解決援助 心理・社会的問題の
後期高齢者医療制度に関するQ&A Q1 後期高齢者医療制度は、なぜ創設されるのですか? ○ ○
重症心身障害児者等 コーディネーター育成研修 3 支援体制整備③ 医療・福祉・教育の連携
ホスピス外来における STAS-Jを活用した看護の実際
第3回はままつCDE研究会 アンケート集計結果
平成25年6月7日(金) 医療保健政策区市町村包括補助事業 台東区 口腔ケア連携推進事業 台東区健康部健康課.
9.医療制度と医療費 1.医療の供給と医療保険       2.医療費  .
後期高齢者医療制度では、生活を支える医療を目指します。
後期高齢者は、どのような医療が受けられるのですか?医療の内容が制限されるようなことはありませんか?
治療法は主に手術、薬物療法、放射線治療があります。
医療制度とその活用.
がんの家族教室  第3回 緩和ケアには何が出来るのか? 愛知県がんセンター中央病院 緩和ケアセンター 下山 理史(医師) 松崎 雅英(薬剤師)
アンケート② 病棟体制.
在宅ホスピスケア実施におけるSTAS-Jの有用性
退院後を支えてこそ 医療連携から地域連携へ
緩和ケア.
千葉県周産期医療ネットワーク・コーディネータ導入の実績 「たらいまわしゼロを目指して」
第6章 ホスピス・在宅ケアについて何を知っておくべきか?
独立行政法人国立病院機構 舞鶴医療センター認知症疾患医療センター 川島 佳苗
高齢者の救急搬送に係る意見交換会 資料7 1 意見交換会開催に至る経緯と今年度の取り組み  平成26年度    病院連絡会議にて,高齢者の救急搬送に関して,患者及び家族の延命治   療の希望確認ができているかの課題提起がなされた。  平成27年度   (1)介護サービス事業者協議会主催研修会および施設ごとの講演会の開催.
すずかけの木通信 12月号 睡眠時無呼吸症候群 について
学習目標 1.在宅療養者の特徴を理解する. 2.在宅療養の成立条件を理解する. 3.地域社会やシステムの改善の必要性を理解する. 4.保健・医療・福祉の連携の必要性を理解する. 5.施設と在宅を結ぶ看護継続の視点を理解する. 6.在宅看護の継続の視点とそのしくみを理解する. SAMPLE 板書(授業終了まで消さない)
長崎がん相談支援センター なんでもおたずねください 吉原律子・平山美香・木場英郎 白髭 豊・ 鳥山ふみ子 長崎がん相談支援センター
緩和ケアチームの立ち上げ ー緩和ケア医の立場からー
保 健 医 療 連 携 室  北海道立江差病院では、患者さまやご家族の皆様に、より良い医療・看護を効率的に提供できるように、地域における医療、介護福祉施設、関係機関と連携し、各機関・施設の機能と役割を最大限に発揮できるように、調整していくための窓口です。 ○ 診察療予約受付の流れ 報告書 □ 保健医療連携室 
地域医療構想と地域包括ケア 千葉大学予防医学センター 藤田伸輔 2016/7/2 新潟朱鷺メッセ.
公平・安定的な医療費助成の仕組みの構築(難病に係る新たな医療費助成の制度)
『噛むこと・食べること の 重要性 』 八代歯科医師会理事  高野歯科クリニック院長   高野 明夫.
トータス往診クリニック 国立がん研究センター東病院 血液腫瘍科 大橋 晃太
各論1A【症例2】 訪問看護 1 痛みは緩和できているが寝たきり →本人の希望?ポート、カテーテルによる?
慢性期医療の視点から 読売新聞東京本社社会保障部 阿部文彦.
交通アクセス お問い合わせ先はこちら 社会福祉法人 ヴィラージュ虹ヶ丘 神奈川県川崎市麻生区虹ヶ丘1丁目22番1-2号
資料②-1 資料3 在宅医療を支える   後方支援体制について 地方独立行政法人 りんくう総合医療センター 地域医療連携室長  中西 賢.
第20回福祉用具国民会議 在宅生活で福祉用具がどう使われているか?
高齢慢性血液透析患者の 主観的幸福感について
背景:在宅医療の現状と意義 入院・外来に次ぐ『第三の診療体系』として 入院 外来 在宅 意義 ・多様化する病態や『生き方』への対応
オフィス藤田 グループホーム燦々(さんさん) 看護師 介護支援専門員 古城順子
認知症ケアパス 在宅生活 家族 地域資源 気づき 軽度 認知症の度合い 重度 終末期 介護・福祉・住まい・住民 地域住民 保健・医療・看護
我が国の自殺死亡の推移 率を実数で見ると: 出典:警察庁「自殺の概要」
今後めざすべき基本目標 ―「ケアの流れ」を変える―
外来化学療法室におけるSTAS‐Jの活用と今後の課題
     【症例2:91歳女性】  認知症、胆管がん 20XX年 1月(90歳): ・アルツハイマー型認知症の疑い、骨粗鬆症、変形性膝関節症で近医にて加療 ・黄疸のため近隣の病院にて入院加療。胆管ステント留置し退院 ⇒加療が奏功し、全身状態は比較的安定 ・サービス付き高齢者向け住宅に入所し療養 ・廃用により体幹・下肢筋力低下。ほぼベッド上での生活。移動はストレッチャ型車いす.
表1.入院医療から在宅療養への移行期での評価
レセプトに関連する動向1 レセプトにまつわるトピック 労災レセプト 高齢者の一部負担金問題
ケアマネジャーの皆様 利用者さんのことでの悩みや困りごと ありませんか? 地域の訪問看護ステーションに ぜひ、ご相談ください ☎
在宅医療施策の取組状況と今後の展開(案)
模擬退院カンファレンス 退院後の療養計画立案を目指した模擬退院カンファレスを行いました。
緩和ケアチームの立ち上げ (精神科医として)
訪問リハビリと地域連携 ~利用者様の夢の実現~
「効率的で質の高い医療提供体制の構築」と「地域包括ケアシステムの構築」(車の両輪)
在宅 役割・準備・訪問   在宅における薬剤師の役割
2015/11/08 俊和会 さつき訪問看護ステーション 玉井真由美
在宅医療をご存じですか? 編集:○○○○○ 訪 問 診 療 往 診 在宅医療を利用できる方(例) 在宅医療で受けられる主なサービス
目 次 第1章 大阪府保健医療計画について 1.医療計画とは・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1
入退院時の多職種連携 医療機関の立場から 安佐北区介護支援専門員連絡協議会 定例研修会 2019年1月16日(水)
在宅医療をご存じですか? 編集:○○○○○ 訪 問 診 療 往 診 在宅医療を利用できる方(例) 在宅医療で受けられる主なサービス
千葉大学予防医学センター 臨床疫学 藤田伸輔
健康再生療養型リゾート計画.
平成28年度在宅医療関連講師人材養成事業研修会 都道府県医師会から地域へのアプローチ 千葉県医師会における在宅医療推進の取り組み
私のカルテ 発熱性好中球減少に対する予防的G-CSF製剤使用のための地域連携パス(通称:G連携)
Presentation transcript:

在宅医療のすすめ

医療って何? あらためて聞かれると困りませんか? 命を救うこと 永遠に死なないってあり得ませんね! 苦痛を和らげること それは助かりますね!

苦痛について考えましょう 身体的苦痛 ケガの痛み 疲労の痛み 病気の痛み 精神的苦痛 自尊心 連帯感 興味 めんどう 飽きる 耐え難い 理解されない 無視される

苦痛について考えましょう 身体的苦痛 ケガの痛み 疲労の痛み 病気の痛み 精神的苦痛 めんどう 飽きる 耐え難い 理解されない 自尊心 連帯感 興味 無視される 身体医学精神医学 宗教

現代医療の成果 豊富な医療機関 自由に受診 優れた技術 素早い救急 世界一長寿世界一長寿 高齢化による破綻高齢化による破綻

現代医療に失望すると 対応 効果 不信感 健康食品 民間療法 漢方

悪い臓器を食べる 世界中の迷信唐で広まる 本草拾遺 脳 賢くなる? 狂牛病 筋肉 強くなる? 太る 肝臓 元気になる? 食中毒 肝炎 VitA 過剰症

タクシー搬送人員数 タクシー運転手年収 タクシー営業収入 タクシー常務時間

医療費と医師数 介護保 険 医師数と医療費は関係ない

入院受療率の変化

外来受療率の変化 長期処方解禁

千葉県千葉県 東葛北部東葛北部 印旛印旛 山武長生夷隅山武長生夷隅 香取 海匝 千葉 君津 君津 東葛南部 安房 市原 全国のデータについては お問い合わせください。

関東地方へ 戻る

外来入院 減少 増加減少 増加現行 増加微増 増加現行増加 医療需要 の増減

需要過多の地域を抽出した地図 (2035 年 ) 19 需要はやや落ち着くものの、超過 地域に変動はほとんどない。 千葉大学高齢社会医療政策研究部土井先生作成

医療崩壊・地域崩壊 人口構成が変われば当然のこと 新たな社会システムが必要 タブーはない 死を見つめた社会構築 高齢者を学問し 高齢者で稼ぐ エンドオブライフエンドオブライフエンドオブライフエンドオブライフ エンドオブライフエンドオブライフエンドオブライフエンドオブライフ ワ|クバランスワ|クバランスワ|クバランスワ|クバランス ワ|クバランスワ|クバランスワ|クバランスワ|クバランス 租税負担租税負担租税負担租税負担 租税負担租税負担租税負担租税負担

手のかかるものは愛おしい 守るのに手のかかるもの みんなで力を合わせる 仲良くなる 達成感 高齢者は地域の財産となれるか?

高齢者対策で何をなすべきか? 高齢者 ADL 低下 疾病増加 車椅子 送迎 安楽な施設 ICF 社会 : 歩き、交流しましょう 鍛える衰えない Anti-aging

働かざるもの食うべからず 適切な労働は基本的人権適切な労働は基本的人権 自己実現 辛い労働

それでも調子が悪くなったら 入院する すぐに退院しましょう 在宅医療

病床の有効利用 世界有数の病床数 世界有数の在院日数 医療費の増加 医療費を抑制医療費を抑制 病床規制 医師数抑制 長期入院抑制 在宅推進

地域連携とは 患者中心の医 療をやめよう 国民中心の医 療をめざす 患者 = 健康を害した人? 健康とは何か 健康を守るには国民をキーワードに Health of the people, by the people, for the people 地域に発生する疾病をコントロール 国民への健康教育 国民が納得し選択した医療を提供 医療システムは国民が守るもの

在宅と病院 医療介護生活 在宅 病室内でできる医療 はほぼ可能 点滴 輸血 人工呼吸器 検査は限定的 ヘルパー 福祉用具 家族 訪問看護師 自分のルール 病院施設の能力全て看護師等 病院のルール 寝起き 食事 入浴 面会 施設・ 主治医 によっ て大き な差

在宅と病院 医療介護生活 在宅 訪問診療費 訪問看護費 往診料 医療保険 1-3 割負担 介護保険 1 割負担 食費 レンタル用品 福祉用具、介護用品 の購入 病院 医療保険 1-3 割負担 3-7 万円 / 日 なし 食費 寝具費 個室代 お見舞い交通費 高額療養費 医療費控除 生命保険 認定介護度による サービス利用限度額 ケース バイケ ース

在宅と病院 一番の差は主人 ホスト医療及び生活 在宅 患者さん ( 家族 ?) 全ては患者の意思 在宅診療の継続 主治医の交代 入院診療への切り替えも可 病院医師 全ては主治医の許可のもと 食事・睡眠・治療

在宅医療は満足を目指す医療 医者の態度が 気に入らない 治療に納得で きない 雑誌で見た治 療はどうか 玄関に鍵をかける 望みの医療機関を 受診する 在宅医療は自由です! 患者さんとご家族が満足しない とクビになります。

在宅医療での評価 :STAS 痛みのコントロール 痛み以外の症状 患者さんの不安 家族の不安 患者さんの認識 家族の認識 患者さんと家族の会話 スタッフ間の会話 患者さん・家族とスタッフの会話 痛み 不安 緊張 痛み

誰が在宅医療を受けられる の? 通院するのが困難な方 主としてベッドで過ごす人 通院で体力消耗が激しい方 がんの終末期 1km 以上歩けない方 長く座っていられない方 認知症などで通院が困難な方 他人が自宅にくることを許容できる方 ( 鍵を預けられる方 )

誰がきてくれるの? 医師 看護師 ヘルパー ケアマネジャー 薬剤師 療法士 歯科 療養の責任者です 医師の指示で療養を支援します 介護と療養環境の整備をします ケアプランを作ります お薬の相談にのります リハビリを担当します 口腔・食べる事を支援します

社会の疾病 社会発生疾患社会予後疾患社会障害疾患 インフルエンザ 結核 脳卒中 高血圧 糖尿病 糖尿病性網膜症 糖尿病性腎症 認知症 身体障害疾患群

高齢者の疾病 障害蓄積疾患社会性高齢疾患高齢特有疾患 高血圧 糖尿病 がん 関節症 うつ 認知症 薬剤副反応 更年期障害