第3章 早暁の虐殺 3年 竹田采加
1、野重第三旅団の陰謀 ~王希天が殺されるまで~2、久保野日記 ~現われた事実~ 目次
金子 旅団長 中岡 連隊長 佐々木 中隊長 遠藤 中隊長 垣内 少尉 野重砲第三旅団
金子 旅団長 中岡 連隊長 佐々木 中隊長 遠藤 中隊長 垣内 少尉 野重砲第三旅団
野重第七連隊長。 朝鮮人、中国人を保護検束する仕事の責任者。 中岡 弥高 佐々木 兵吉 野重第一連隊第六中隊長。「支鮮人の受領、護送」
1、野重第三旅団の陰謀
明朗な性格テキパキした働きぶりに好感 若い軍人としての功名心 若い軍人としての功名心
金子 旅団長 中岡 連隊長 佐々木 中隊長 遠藤 中隊長 垣内 少尉 野重砲第三旅団
・王希天を殺害する候補にあがる。・旅団随一の剣道の名人。・任官してからまだ4年の若い将校。・先輩将校にかわいがられている。 垣内 八洲夫
鮮人を何人斬った、支那人を殲滅したなどの自慢 → 特に岩波清貞の話には羨望 → 特に岩波清貞の話には羨望 同年輩の手柄話 2日朝から第三旅団の第四救援隊を指揮 「3日昼、大島で200人やった」 チャンスがほしいと渇望
「王処刑」の話
亀戸署にて
9月12日明け方
久保野 茂次 佐々木中隊に属していた一等卒。 殺害には立ち会わなかったが、歩哨に立たされた 同僚(高橋春三)から逐一聞いた。 2.久保野日記
「一服でも」と声をかけるような雰囲気 → 王は死を予期していなかった → 王は死を予期していなかった いずれにしても「無念の死」
● 遠藤三郎の記憶 佐々木らは死体を「身元がわからぬよう処理して中川に投げ 込んだ」 首都圏では水死体や変死体が発見されても、 届けるものもなく、届けたとしても捜査される可能性ない 死体の処理は?
関東大震災と王希天事件 田原洋著 三一書房 参考文献