平成25年5月28日 日本伸銅協会 伸銅品製造産業戦略 アクションプラン見直しの策定 (サマリー).

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平成25年5月28日 日本伸銅協会 伸銅品製造産業戦略 アクションプラン見直しの策定 (サマリー)

1.平成18年3月 経産省非鉄金属課が「伸銅品製造産業戦略」を取り纏め. 2. 平成19年5月 日本伸銅協会が、品種別の将来課題を行動計画とし「伸 銅品製造産業戦略アクションプラン」として取り纏める. 3. 平成22年5月 リーマンショック後の状況変化を織込んだ見直し版を策 定し、 「新・伸銅品産業戦略アクションプラン」として取り纏 めた. 追求すべき基本3分野:「環境・エネルギー」「新興国 需要」 「殺菌機能等の新たな銅需要開拓」 4. 平成25年5月 今回の見直し アクションプラン策定及び その後の見直し

・リーマンショック期以前の伸銅品生産 平均 100 万トン / 年 ・リーマンショック期以降 平均 82 万トン / 年 ⇒伸銅品の減少量△ 20 万トンの行方・減少の要因を 調査し、今後の回復の可能性を探る。 ⇒将来に向けた課題の見直しを検討する。 △ 20 万トン 今回のアクションプラン見直しの ポイント

1, 単位千トン 100 万トン時期 リーマン ショック 発生 20 年 秋 80 万トン時 期 伸銅品 生産量推移

伸銅品合計品種別内訳 単位 千トン リーマンショック前後の 伸銅品種別生産量変化

単位 トン 伸銅品内需推移(内需生産 + 輸入)

円 /$ 数量 千T 伸銅品(板条) 生産量推移

数量 千T 伸銅品(管) 生産量推移

$ 数量 千T 伸銅品(黄銅棒) 生産量推移

20万トン減量の主な要因

減少20万トンの回復の見込み(総括表)

1.新規需要の開拓と高機能・高品質の追求 ・内外の需要家への良質な継続的な伸銅品提供 2.伸銅品のコスト引き下げとボリュームゾーンの追求 ・量的拡大が見込まれる新興国需要(汎用品質)には、 コストダウンを図ることによる追求を検討 3.基本3分野の継続追求 ・環境・エネルギー:電気自動車・ハイブリッド・ スマートグリッド ・成長する新興国:チャイナプラスワン等 ・殺菌効果等の新たな銅需要の開拓 伸銅業の今後の取組み課題

1.板条製品 ・半導体分野の数量回復への取組み ・端子コネクターの継続的な高機能素材の開発 ・開発した高機能な技術の共有化 2.銅管 ・高機能エアコンに特化した高性能銅管の追求 ・新冷媒への対応 ・ JIS 化後の高強度銅管の拡大 ・アルミ製熱交の動向把握 3.黄銅棒 ・黄銅棒の高機能製品の提供 ・戦略的な素材の標準化 ・リサイクル材の分別技術の構築 4.青銅・洋白その他 ・共通の技術データの整備 ・新たな需要分野の開拓と技術開発の共同追求 品種別の取組み課題