1 ユビキタスエコノミー&ソサイエティー1 - イノベーション・ IT 等による地域活性化 - 日本ベンチャー学会イノベーション研究部会 代表世話人 兼 幹事 中原 新太郎
2 ①スピード感 ②現場・市場との密着度 ③異質な組み合わせの活用 ④志をベースとした水平ネットワーク ①~③の例:樹研工業:微小樹脂歯車の製造 ( 豊橋 ) 世界一の技術を有するも、それに安住せず、 主力をスウォッチ → デジカメ → 自動車部品と次々に シフトし、経営危機を回避 先着順、学歴・国籍不問の採用 ITを活用した④の例:鹿児島建築市場 1.大企業から見た強い中小企業の利点
3 出展: フォーラム 日経メディアラボ坪田知己所長講演資料より 鹿児島建築市場紹介資料 -1
4 鹿児島建築市場紹介資料 -2 出展: フォーラム 日経メディアラボ坪田知己所長講演資料より
5 鹿児島建築市場紹介資料 -3 出展: フォーラム 日経メディアラボ坪田知己所長講演資料より
6 2.産業集積とイノベーション 伝統産業を中核としたイノベーションに注目 燕三条の金属加工 →iPod 京都発ベンチャー 富山県総合デザインセンター コーディネーター/プロデューサー/悉皆 産業集積の中核としての大学の役割 文化資産を活用した京都・奈良のチャレンジ
7 3.地域活性化と SOHO /NPO+ITの協働 コミュニティーの中核としてのSOHO/NPO+IT はりまスマートスクールプロジェクト ( ネットディ ) 地域を豊かにするNPO+IT 日本サスティナブル・コミュニティ・センター ( 無線 LAN) 南房総IT推進協議会 ( 地域イーサネット網・SNS運営 ) ITにより起業・情報発信が容易に ユビキタス村・TV、佐渡お笑い島計画 ITによるSOHO/NPO/コミュニティ支援 地域NPO法人活動へのアーカイブ提供とネットワーク化 ( ベイ・コミュニケーションズ 、みあこネット ) 女性が主役、今後はシニア層も流入 みたかシニアSOHO:地域ビジネスと協働
8 4. 地域活性化へのMOTの適用 (1) 単なる事例導入では駄目 同業他社の成功例を、そのまま使用しても成功しない。 企業文化により、導入方法を変える必要。 ましてや地域は文化と資源に応じた方法が必要。 複数の手法の組み合わせが肝要 大学誘致、TLOの設立、インキュベーション施設、 ITの活用、観光資源の再活性化、女性の活用の どれか一つだけで成功する程、甘くはない。 イノベーション:新発明 < 既存知識体系の新結合 例:京都:観光+デジタルアーカイブ、無線 LAN 三鷹:ITインフラの上に SOHO 、 NPO
9 4. 地域活性化へのMOTの適用 (2) 「何をするか」よりも「何をしないか」が重要 新規事業成否の50%はテーマの選定による。 新商品・サービス+新規市のパラシュートは低確率。 絶え間ない革新、新規性の創出が肝要 仕組み・組織を作れば済むものではない。 常に意識付けすることが必要。 例:京都:夜間拝観 → 宿泊客の拡大 閑散期の集客 京都検定 → 集客の分散 テーマパーク:イベントの入れ替え
10 5.本日の式次第 11:00~11:10:オープニングリマークス:吉川 智教 氏 ( 早稲田大学アジア太平洋研究科教授 /日本ベンチャー学会理事イノベーション研究部会長 ) 11:10~11:30:基調講演:清成 忠男 氏 ( 法政大学学事顧問/前総長/名誉教授、日本ベンチャー学会前会長 ) 11:30~13:00:パネルディスカッション 清成 忠男 氏 福谷 正信 氏:立命館アジア太平洋大学 教授 大石 友子 氏:京都学園大学経営学部教授 森 勇治 氏 :静岡県立大学 経営情報学部経営情報学科 講師 /日本ベンチャー学会イノベーション研究部会幹事 モデレーター/司会:中原 新太郎 ( 情報通信ネットワーク産業協会 第二企画部長 /日本ベンチャー学会イノベーション研究部会代表世話人兼幹事 ) 主催: CEATEC JAPAN 事務局、 日本ベンチャー学会イノベーション研究部会 協賛:IEEE EMS (Engineering Management Society) Japan Chapter