地域の実態 ・ 核家族が増えている。 ・仕事と子育てで疲弊し、十分に子どもをみてやれない。 ・子どもの病気や急な出来事に対応できない。 【子育て世代では】

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地域の実態 ・ 核家族が増えている。 ・仕事と子育てで疲弊し、十分に子どもをみてやれない。 ・子どもの病気や急な出来事に対応できない。 【子育て世代では】

【周囲では】 ・独居のお年寄りが増えつつある。 ・時間的余裕のある中高年がいる。 ・「地域の為に何かしたい」 「子どもの頃の家族形態を再現したい」 「誰かと交流したい」と思っている人達がいる。 ・空き家が目立ってきている。

【目的と期待される効果】 昔ながらの大家族の中で 各自が役割を持ち、 互いに助け合って生活する。

・子どもは、心豊かに成長できる。 ・親は、安心して仕事ができる。 ・相談したり情報交換をしたり話し合ったりして、 身近な仲間づくりの場ができる。 ・地域の活性化が期待できる。

事業内容 【事業名】 空き家を改造して、 地域の中に 大家族をつくろう!

【事業内 容】 ①空き家の改造 ・空き家探し ・持ち主との契約 ・自治会の管理とする。 ・生活できるように家の改築と整備

②コーディネーターの役割 ・給料制で数人 ・とりまとめと計画・推進をする。 ・今までの仕事や経験を生かして ・参加希望者や自治会と話し合い、本事 業の中心として活動する。 ・学生のボランティアを募って、活動の 場を広げる。

③運営の資金 ● 資金源 ・参加者の会費 ・地元団体等からの寄付 ・自治会費からの予算化 ・「わがまち魅力アップ事業」の支援金 利用 ・長野県元気づくり支援事業の利用 ・上田市からの予算化

● 必要経費 □ 改造代・備品代 □ コーディネーターの給料 □ 維持費 ・電気・水道・光熱代 ・茶菓代・保険料・その他 □ その他の経費

④子育ての場づく り ・親が安心して働ける。 ・子育ての相談ができる。 ・子ども同士が共育ちできる場

⑤憩いの場づく り ・交流の場所として ・鍵っ子や独りぼっちの老人も集まる。 ・お茶の時間をつくり、楽しむ。

⑥学びの場・情報交換の場とし て ・お年寄りの知恵を伝える。 ・物作りの先生として、ミニ教室の設営。 ・お互いの情報交換やおしゃべりで楽しむ。 ・行事やイベント・習わしなどの伝承を取 り込む。

⑦安全な場として ・防災・防犯対策 … マニュアル・関連機関との連携 ・衛生管理 … 〃 ・事故・ケガ対策 … 〃 ・会員同士・地域との連絡網等作成し、速やかな連絡 ・保険に入る。 ・大家族として、「注意する → 耳を傾ける」習慣を つくりあげていく。

【最後に】 私たちの子ども時代は、大家族の中で祖父母・父母・兄弟に囲まれ、近所の友だ ちと自然の中で遊び、生活をしてきた。 祖父母から教えられたことや、父母の厳しい中にも真の優しさや思いやり・仕事 の大切さ等を身をもって体験してきた。勿論、山野を駆け巡って遊んだことや子ど もだけで協力して活動した体験などは、今もしっかりと思い出され、自分自身の今 をつくつているものである。 しかしながら、現在の子育てや子どもの生活は急激に変化し、おおらかさやゆと りが失われたり、自己中心で責任や思いやりの欠如が見られたりしている。このよ うな現状をつくったのは誰か、という議論をしても解決にはならないが、私たちが 子どもの頃に育てられた人々や環境や学びに感謝し、今の子育て現場に少しでも返 還したいものである。 本事業は、大人たちが子どもの頃を思い起こし、地域の子どもは皆自分の子ども や孫として愛情を持って接していこうというものである。 その中で、若い親たちも安心して子育てし生活していけるであろう。 お年寄りも新たな自覚の上に立って、子どもや若い親たちと楽しく接していける であろう。 資金面の不安はあるが、地域の少子化や高齢化が年々進む中、行政や自治会でも この両局面の対策として本事業の予算化を本気になって考えていきたいものである。 兎に角、次世代を担う子どもが健全に育っていくように私たちができる努力を着 実にしていかなくてはならないと思うのである。