2015 年 7 月 1 日 国立情報学研究所
2 概要 1
JAIRO Cloud とは 3 国立情報学研究所の 機関リポジトリ環境提供サービスです。
博士論文本文提 出用データ JAIRO Cloud を使うと実現できること 4 国立国会図書館 国内リポジ トリのメタ データ蓄積 成果物を 登録 全世界から アクセス 国立情報学 研究所に メタデータ 提供 データベース サービスへの メタデータ 提供 参加機関 DOI 登録 データ
JAIRO Cloud ではリポジトリの システムとして、 WEKO を使います 5 [WEKO ロゴの意味 ] スワヒリ語でリポジトリを意味する WEKO の中にポトンと コンテンツを登録すると利用者の輪が広がりました。 JAIRO Cloud 環境 のうち、 リポジト リ機能を WEKO が 担ってい ます。 JAIRO Cloud 環境 のうち、 リポジト リ機能を WEKO が 担ってい ます。
WEKO の特徴 6 高機能で リポジトリの運用に必要な機能はすべてそろっています。 簡単で すべての機能がブラウザから操作できます。 安心で 皆さんのそばにいる国立情報学研究所が開発しています。 自分らしく 豊富なデザインやアドオンを使って好みのサイトが構築できます。
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8 背景 2
学術機関における機関リポジトリ 9 機関リポジトリの構築が 求められてきている
10 4.機関リポジトリの活用による情報発信機能の強化について (登載すべき情報の在り方) 各大学等が保有するユニークな資料や他では流通しづらい資料の登載にも力を注ぐなど、独自 性を意識した展開も重要。 どのようなコンテンツを重点的かつ網羅的に整備するか、また、オープンアクセスにするかを 判断しつつ、コンテンツの充実・発信に努めるべき。 (支援の方向性) 学協会等に著作権ポリシーの早急な検討・公表を促すとともに、ユーザーの利活用を促進させ るため、 NII が提供する共用リポジトリの積極的な展開、機関リポジトリのソフトウェアの高度 化・機能標準化など、情報発信機能や運用体制の強化に寄与するサービスの充実に努めることが 必要。 「学術情報の国際発信・流通力強化に向けた基盤整備の充実について」 H24.7
11 学位規則改正より、平成 25 年 4 月 1 日以降授与の博士 論文のインターネット公開が義務化 機関リポジトリでの公開が原則 (学位規則の一部を改 正する省令の施行等について(通知)) ( 2 )公表の方法について 改正後の学位規則第 8 条及び第 9 条に規定するインターネットの利用 による公表の具体的な方法については,当該博士の学位を授与した 大学等の機関リポジトリ * (共同リポジトリ及び大学共同利用機関 法人情報・システム研究機構国立情報学研究所が提供する共用リポ ジトリサービスにより構築されたリポジトリを含む。以下同じ。) による公表を原則とされたいこと。 より抜粋
12 内閣府 「国際的動向を踏まえたオープンサイエンスに関する検討会」報告書 「我が国におけるオープンサイエンス推進のあり方について ~サイエンスの新たな飛躍の時代の幕開け~」( H27.3 ) オープンサイエンス: 公的研究資金を用いた研究成果(論文、生成された研究データ等)のオープ ンアクセスを実現し、知の創出・科学技術研究を推進することでイノベー ションの創出につなげる 公的研究資金による研究成果論文や研究データを原則公開とする議論が進む 【喫緊の課題】 ・大学としてのオープンアクセス方針等とその実施に向けた具体的な運用計画の策定 ・論文、研究データ等の研究成果の管理に係る規則の制定 「国際的動向を踏まえたオープンサイエンスに関する検討会」~サイエンスの新たな飛躍の時代の幕開け~ エグゼクティブ・サマリー
13 例) 平成 26 年度科研費実績報告書及び実施状況報告書に、研究成果論文の オープンアクセス化に関するチェックボックスが新設される 機関リポジトリは 科研費研究成果物オープン アクセス化の手段としても 活用できる 平成 26 年度交付決定後に使用する様式( B ・ C 様式)様 式 C-6, C-7-1 「作成上の注意」より
JAIRO Cloud によるリポジトリ増加 14 独自でリポジトリ構築が難しい機関の リポジトリ設置が進んだ
15 17% 41% 時点 国立大はほぼ構築済。独自リポジトリ構築が難しかっ た公私立大学のリポジトリ設置が増えている。 時点 ( JAIRO Cloud サービス前) 公私立大学の設置率
JAIRO Cloud 利用機関数 16 計 内訳 公開中 国立公立私立短期その他 利用機関数: 270 ※ 平成 27 年 3 月 31 日現在
公開機関数 17 日本の機関リポジトリ公開数 ※ 平成 27 年 3 月 31 日現在
既に機関リポジトリを構築している機関からの システム移行受け入れの推進 18 機関リポジトリ既構築機関からの システム移行受け入れを推進します! [ 移行相談のページ ] 平成 25 ~ 26 年度 平成 26 年 5 月 平成 26 年 11 月 数機関とデータ移行実証実験実施 筑波大学が JAIRO Cloud 参加 移行相談受付開始
移行準備中 19 信州大学 新潟県立看護大学 亜細亜大学 東北福祉大学(公開済) 東北大学 龍谷大学 日本体育大学 上越教育大学(公開済) 東京海洋大学 宇都宮大学 フェリス女学院大学 埼玉大学 関西学院大学 国立民族学博物館 鹿児島大学 新潟県立看護大学 同志社女子大学 千葉大学 核融合科学研究所 文教大学 国際日本文化研究センター アジア経済研究所 電気通信大学 首都大学東京 多摩大学 小樽大学 愛知淑徳大学 (順不同 現在 )
20 提供サービス 3
21 「共用リポジトリサービス」JAIRO Cloudとは サーバー管理は、国立情報学研究所が行います 登録コンテンツの管理に専念できます 2 5 0以上の参加機関によるコミュニティがあります 独自での機関リポジトリの構築が難しい機関に対し、 機関リポジトリのシステム環境を提供するサービス
22 日本国内の大学、短期大学、高等専門学校、大学共同利 用機関(その他、国立情報学研究所所長が適当と認めた 機関) 機関リポジトリを構築する機関又は、地域共同リポジト リの構築を検討している機関(※ 2014年10月より、リ ポジトリシステムの移行相談受付を開始しました) 今後1年以内に試験又は本公開計画の機関
研究紀要のコンテンツ提供 23 国立情報学研究所で電子化、公開した研究紀要のコンテンツを大学等の情報発信を支援す る一環として各大学等に提供しています。 対象となるコンテンツは、各大学等にて著作権処理を完了して学術コンテンツ登録システ ムへの登録申請を済ませている研究紀要です。 初期コンテンツ として 活用できます。
24 より詳しくは 6
25 Movie Manual!
26 ■WindowsでWEKO ■テストサイト
27 国立情報学研究所 JAIRO Cloud事務局