四條畷市が生き残る為の 仮称・新総合庁舎計画案 主要な施設を集約して、市民に優しい公共施設整備。 今の市民に極力負担を掛けない整備計画で将来負担軽減。 100年使える免振集合ビルで磐石の防災拠点。 大幅な人口増を実現する住宅政策。 Let’ s build up to The Compact City !
四條畷市の主要施設 A 市役所本庁舎群 A 市役所本庁舎群 B 上下水道局 B 上下水道局 C 市民総合センター C 市民総合センター D 保健センター D 保健センター E 市民活動センター E 市民活動センター F 楠風荘 〔 老人施設 〕 F 楠風荘 〔 老人施設 〕 G 忍ヶ丘駅前市有地 G 忍ヶ丘駅前市有地
市内各所に分散する公共施設 を 1 つに集約する 。 それにより跡地として生まれ て来る土地を売却するとした 場合の評価を行って行く 。
市役所 面積 ㎡ 坪換算 坪 用途容積率 % 路線価 円 / 坪 売却価格 円 7048.12 2135.79 2 住居 200 36 万 3 千 7 億 7529 万
上下水道局 面積 ㎡ 坪換算 坪 用途容積率 % 路線価 円 / 坪 売却価格 円 3528.42 1069.21 2 住居 200 36 万 3 千 3 億 8812 万
市民総合センター 面積 ㎡ 坪換算 坪 用途容積率 % 路線価 円 / 坪 売却価格 円 8672 2628.88 2 住居 200 32 万 7 千 8 億 5964 万
保健センター 面積 ㎡ 坪換算 坪 用途容積率 % 路線価 円 / 坪 売却価格 円 1278.43 387.40 2 住居 200 32 万 7 千 1 億 2668 万
東小学校 面積 ㎡ 坪換算 坪 用途容積率 % 路線価 円 / 坪 売却価格 円 16096.00 4877.58 1 中高 200 29 万 7 千 14 億 4864 万
市民活動センター 面積 ㎡ 坪換算 坪 用途容積率 % 路線価 円 / 坪 売却価格 円 7240.00 2193.94 1 中高 200 29 万 7 千 6 億 5160 万
教育文化センター 面積 ㎡ 坪換算 坪 用途容積率 % 路線価 円 / 坪 売却価格 円 1557.00 471.82 1 中高 200 24 万 7170 1 億 6620 万
老人福祉センター 面積 ㎡ 坪換算 坪 用途容積率 % 路線価 円 / 坪 売却価格 円 1487.58 450.78 1 低層 200 24 万 3870 1 億 0993 万
忍ヶ丘駅前市有地 面積 ㎡ 坪換算 坪 用途容積率 % 路線価 円 / 坪 売却価格 円 1013.58 307.15 近商 300 56 万 1 千 1 億 7231 万
施設名称 面積 ( 坪 ) 売却価格 市役所 2135.79 7 億 7529 万 上下水道局 1069.21 3 億 8812 万 市民総合センター 2628.88 8 億 5964 万 保健センター 387.40 1 億 2668 万 東小学校 4877.58 14 億 4864 万 売却可能資産一覧表 〔1〕
施設名称 面積 ( 坪 ) 売却価格 市民活動センター 1956.36 5 億 8104 万 教育文化センター 471.82 1 億 6620 万 老人福祉センター 450.78 1 億 0993 万 忍ヶ丘駅前市有地 307.15 1 億 7231 万 売却可能資産一覧表 〔2〕
売却可能資産 売却可能面積 合計 ( 坪 ) 総売却価格 ( 円 ) 14284. 97 46 億 2785 万
総売却価格 46 億 2785 万円
次に 、 集約させる べき施設の必要な 床面積を計算する 。
施設名 床延べ面積 ㎡ 市役所 5580.00 上下水道局 2036.91 市民総合センター 5011.00 保健センター 1272.60 教育文化センター 734.00 老人福祉センター 794.33 集合させるべき施設の床延べ面積 市民活動センターは公民館等と機能が類似しているため 、 集約施設の床面積に入れない 。
15428. 84㎡ 集合させるべき施設の延べ床面積合計
次に 、 教育委員会が計画 する 、 四條畷小学校を廃 校にして 、 その跡地に新 総合庁舎を建設するとし た場合を検討する 。
敷地面積 13872㎡ 用途 1 中高 シルバー 2 中高 建ぺい率 60% 容積率 200% 建築可能床面積 16646.4 四條畷小学校に集約するとすれば・・・
16646.4㎡ 建築可能総床面積
15428. 84㎡ 集合させるべき 施設の延べ床面積合計
建築床延べ面積 16000㎡ 駐車場地下 1F 方式 駐車場 150 台 4000㎡ 建設総床面積 20000㎡ 建設費 ㎡ 単価 330000 円 総建設費 52 億円 8 千万 仮称・新総合庁舎建設費用概算
総費用 71 億 8 千万円 建設費 ( 躯体・設備 ) 52 億 8 千万円 設計・監督諸費用 3 億円 什器備品 12 億円 О A 環境その他 3 億円 旧施設解体整備費用 1 億円 建築費用と什器備品・ О A 環境等の総費用
新総合庁舎に含まれる施設 ① 本庁舎 上下水道局 1300 席大ホール 250 席小ホール 兼 多目的室 保健センター
新総合庁舎に含まれる施設 ② 図書館 〔 民間運営委託 〕 公民館・老人福祉センター・ 市民活動センター・教育文化 センターの複合施設 ヘリポート
新総合庁舎は 高齢者・育児世代・子供達が 安心して過ごせる空間がある 。 全ての行政窓口が集約され 、 人に優しい四條畷市の象徴 。
新総合庁舎は 免振構造で 100 年安心な 防災拠点 。 コミバスターミナルを併設で 文字通り市の中心拠点となる 。
売却跡地の運用案
市役所・上下水道局 ファミリー向け分譲マンション 325 戸
市民総合センター 保健センター ファミリー向け分譲マンション 200 戸
東小学校 戸建て分譲住宅 110 戸
市民活動センター 戸建て分譲住宅 45 戸
教育文化センター 戸建て分譲住宅 15 戸
老人福祉センター 戸建て分譲住宅 30 戸
忍ヶ丘駅前市有地 ファミリー向け分譲マンション 30 戸
総建設戸数と住人数 分譲マンション 565 戸 戸建て分譲住宅 200 戸 合計765戸 3060人
新たな住宅建設で入居後 30 年で見込まれる税収額 夫婦と未就労の子供二人 所得税年額 350 万円の標準家庭
分譲マンション 1 戸あたり の税収 ① 固定資産税 81600 円 / 年 ② 都市計画税 20900 円 / 年 ③ 住民税 61100 円 / 年 合計 16万3600円
分譲マンション 565 戸 入居後 30 年間の税収概算 163600円 × 565 × 30年 合計 27億7302万円
戸建て分譲住宅1戸あたり の税収 ① 固定資産税 78700 円 / 年 ② 都市計画税 21000 円 / 年 ③ 住民税 61100 円 / 年 合計 16万0800円
戸建て運上住宅 200 戸 入居後 30 年間の税収概算 160800 円 × 200 × 30 年 合計 9 億 6480 万円
住宅総戸数 765 世帯から 30 年間で見込まれる総税収 分譲マンション 27億7302万円 戸建分譲住宅 9億6480万円 総合計 37億3782 万円
資産売却総額 46億2785万円 住宅建設による税収 37億2689万円
入りの合計 83億5474万円
新総合庁舎建設 費用総額 71億8千万円
新総合庁舎建設費用総額 71億8千万円 売却益と住宅建設による 税収を合わせた総額 83億5474万円
更に検討すべき課題 ① ① 現市役所跡地がマンションになった場合 児童生徒数が 800 人程度増えると予想 されるので 、 その場合の南小学校の位置づけ 。 ② 四條畷市には都市公園が無い 。 住宅開発をする にしても 、 東小学校の一部を公園にする 、 また 南小学校を都市公園にするなどが考えられる 。
更に検討すべき課題 ② ③ 市営住宅の用地約 3000㎡ をどう活用するのか 。 ④ 忍ヶ丘駅前市有地を 、 ロータリーなどの市有地や 周辺民間所有地と複合的に 、 もっと大きく利用す る方法は無いのか 。 ⑤ マンションと商業施設のコンプレックスの考察
更に検討すべき課題 ③ ⑥ 東小の土地用途は 1 中高であるが 、 地区計画で 用途を変更すれば 、 ホームセンターとスーパー の複合商業施設が誘致できる 。 その方途の考察 。 ⑦ 府営清滝住宅を市に移管して 、 民間主導で再開 発する方法は無いのか 。
四條畷市が生き残れる最期の機会 と捉え、民間シンクタンクを始め デベロッパーや市民も参加できる 公共施設集約プランコンペを実施 する位の柔軟な考えが必要だ。 教育委員会の計画では完了年度を 既に打ち出しているので、早急な 対応が求められる。
高齢化が進む中で 、 コンパク トシティーの必要性は格段に 高まっている 。 公共施設が分散している街は 決して人に優しい街ではない 。
また 、 公共施設の老朽化は 待ったなし 。 手をこまねいていても 、 近い 将来必ず大きな市民負担を強 いることになる 。
次世代の莫大な負担となる問 題を解決することで 、 今から 医療費の補助や教育環境改善 、 高齢者福祉政策等に安心して 予算を投入できる環境が生ま れる 。
決断するのはいつか? それは 今でしょ!