採用で企業が重視する項目と学生が重視されたい項 目 採用時に、企業が重視している項目と、学生が重視されたい 項目とのギャップは大きい。就職活動でのアピールの際に留 意すべき。 「就職白書 2002 」(リクルート 社)
新卒採用時に重視する能力 コミュニケーション力: 相手の意図を的確に理解する力 と 相手に自分の意図を明確に伝える力。 基礎学力が必 要? 文系では、「専門知識」はベストテンに入っていない。 大卒文系大卒理系 1コミュニケーション力 2熱意 3バイタリティー専門知識 4明るさ発想の豊かさ 5基礎学力 6協調性バイタリティー 7一般常識明るさ 8ストレス耐性協調性 9発想の豊かさストレス耐性 10社交性一般常識
企業が学生に期待する能力 専門的なものより、基本的な能力が期待されている。 ビジネスパーソン1万人調査 07
企業が採用で重視した点 経団連 2011 採用で重視した点: 8年連続で「コミ能」が 1位
人事トップが新卒に求めるも の 日経アンケート( 2012 ) 前向きに仕事に取り組めることを重視 3つまで回 答
人事トップが面接で重視するもの 質問に対する的確な答 80 % 自己アピールの中身 54 臨機応変の対応力 49 マニュアル通りではない個性 47 礼儀正しい態度 17 はきはきした話し方 11 自己アピールの表現力 9 面接での受け答えを通してコミュニケーション能力を見て いる。プレゼンテーションの巧拙は重視していない。 日経アンケート( 2012 )
コミュニケーション能力と は 人に考えを伝える力 2166 人 人の話を理解する力 2103 人と意思を通じあわせる 力 1485 人の気持ちを想像できる 力 717 朝日新聞アンケート 2012 人はいかにして他人を理解するのか? 自分を相手の 立場に仮定し、自己分析することによってではない か? (自分の豊かさが他人の理解を可能にするので は?)
求人 (中途採用) を未充足にする理由 営業・販 売職、管 理職 技術職、 専門職 日本労働研究機構(2004) 求められるもの: 営業・販売職では「やる気」、 技術・専門職では「能力・経験」
求人倍率が高い職種と低い職種 求人倍率が高い職種求人倍率が低い職種 職種倍率職種倍率 営業(法人新規) 9.95 医療事務 0.05 管理職(営業) 7.09 商品開発 0.07 営業(個人新規) 5.31 商品企画 0.08 セールスエンジニア 4.75 管理職(サービス系) 0.10 業務 3.15 マーケティング 0.11 電気回路設計 3.04 家政婦・ホームヘルパー 0.18 機械設計 2.88 管理職(技術系) 0.18 CAD 設計 1.89 CG デザイナー 0.18 研究開発(機械) 0.21 企画 0.22 日経 2001/7/20 事務職、営業以外の管理職、センスを生かす職種での競争は厳しい。
職種別の人材過不足状況
採用に「質・量共に満足」な企業の割 合 ディスコ調査 就職難でも人材難。大手と中小企業での差は大き い
職種別有効求人倍率 一般事務職は 0.30 倍。時給もIT系技術者より千円以上 安い。 職種ごとのミスマッチが大きい。 厚労省 (2007/2)
求人の平均上限年齢 企画、広報、編集 32.4 歳 保健、医療、 介護サービス 42.5 歳 一般事務、受付、秘書 34.2 生産現場の技能職、 製造職 42.8 SE などのソフト技術者 35.0 接客サービス 43.5 財務、経理担当者 37.2 建設、土木職 44.7 研究開発などの技術者 38.6 運転手 52.4 営業職 38.8 清掃、雑務職 58.2 総務、人事労働、教育 39.3 警備、保全、守衛職 58.6 肉体労働的な職種には、中高年でも就職でき る。 日本労働研究機構、 2000
中・四国企業の採用計画 サービス、流通業界への就職が70%
今の若者に優れているもの 欠けているもの 企業経営者アンケート(経済同友会 ( 2003 ) )
今の若者に不足しているも の % 企業経営者アンケート(経済同友会 ( 2003 ) )
留学生が見た日本 日経新聞 2012
職種別有効求人倍率 職種倍率 専門・技術 職 機械・電気技術者 5.2 情報処理技術者 3.76 生産・労務 職 金属材料 2.4 輸送用機械 2.24 建設職 2.08 事務職会計事務 0.44 一般機械 0.21 (厚労省 2005 )