日本の電機産業の敗因と 今後の展望 竹永徹之介 石塚理紗 西山夏穂
電機業界の動向 12年3月期決算でパナソニック、ソニー、シャープの大手3社がそろって 過去最大の赤字を計上 韓国や台湾、中国の振興メーカーが低価格製品を投入し、競争が激しくなっている 円高が追い打ちをかけ、日本の電機産業を瀬戸際にまで追い込んでいる!! さらに
2011年の世界シェア サムスンは多くの領域で日系メーカーをリードしている！！
日本の電機産業の敗因 大量生産、低価格路線へ ①デジタル化によるコモディティー化 デジタル化が進み、だれでも簡単に作れ る製品が多く出現 ①デジタル化によるコモディティー化 デジタル化が進み、だれでも簡単に作れ る製品が多く出現 大量生産、低価格路線へ しかし 日系メーカーは、価格下落にコスト削減が追い付かず赤字へ
日本の電機産業の敗因 技術はあるのに事業化のスピードが遅い！ ②企業の経営構造の問題 ・従来の垂直統合戦略を取り続け、国内 工場に設備投資 ・市場分析能力の欠如 ・意思決定の遅さ ・単品売りのビジネスに偏重 →規模縮小・コスト高 技術はあるのに事業化のスピードが遅い！
今や、日本企業を超えて、世界の中でもトップクラスの企業に成長した！！ サムスン電子とは… もともと安物のカラーテレビや冷蔵庫、エアコン等を製造するローカルな電気メーカーに過ぎなかった。 しかし 今や、日本企業を超えて、世界の中でもトップクラスの企業に成長した！！
サムスンの強み ①戦略的でスピー ディーな意思決定メカニズム ②圧倒的なコスト削減による、安く良い製品 ④グローバル人材の確保 ①戦略的でスピー ディーな意思決定メカニズム ②圧倒的なコスト削減による、安く良い製品 ③デザイン重視・ブランド構築・マーケティングで海外市場攻略 ④グローバル人材の確保
～サムスン躍進の背景～ ～サムスンの弱点～ ①電器産業のアナログからデジタルへ転換 ②ウォン安 ③中国・インド等新興国市場の勃興 ①技術力の低さ ②経営モデル移行に苦悶