いろいろな種類の紙種があると漉くときにおもしろいよ 自分だけの紙を作ろう!〔紙すき〕(3・4年) 実施学年 年 月 ( 時間) (紙を使った造形活動の評価規準) ・いろいろな紙種をつくり、形や色などに工夫しながら紙漉きに取り組もうとしている。 ・紙種の作り方や漉き方を工夫しながら取り組める。 ・出来上がりをイメージしながら紙すきができる。 ・工夫したことを話したり、おもしろい色や形、表現に気付くことができる。 学習の目標 いろいろな紙から、自分だけのオリジナルの紙を漉こう。 (紙遊びの後の紙くずのリサイクル) 準備物 ・紙遊びをした後の紙くず ・バケツ ・紙すき用枠(網戸枠) 活動例 形や模様を考えて紙を漉こう! 後片付け 乾 燥 指導のポイント ①遊んだ新聞紙などの紙くずをそのまま集めてもよい し、白っぽいところや文字の多いところ等をかためて 集め紙種の色としてもよい。(違う種類の紙もあるとよ い。) ②集めた紙は、細かくちぎりバケツの水に浸す。 ③バケツの中でもみながら繊維を更に細かくする。 ※一旦、水を切って揉んでもよい。 ④いろいろな種類の紙だねを用意する。 ※白っぽい、黒っぽい紙、色つけ紙など ※一緒にすき込む落ち葉や枯れ枝などの自然物の 用意、人工物(毛糸、色紙など) ⑤網戸で作った枠の中に、バケツの中にほぐした紙種 をコップなどですくいながら流していく。 ⑥5ミリぐらいの厚さになるまで紙種を流し込む。 ※形や模様を考える。 ⑦水分がとれたら新聞紙(2~3枚)に貼り付け更に水 分をとる。(※水分は網戸の裏から専用の掃除機で 吸い取ってもよい。)→生乾きの状態で雑誌などに挟 んで乾燥させる。 ・余った紙だねは水を切って乾燥させるか冷蔵 庫に入れておけば長持ちする。 ・紙だねを型や枠・芯があれば貼っていくように 置ければ立体物にも紙が漉ける。 ※お面、風船、ボーロなど ※照明づくり ①(関心・意欲・態度) 思いのまま、十分に 新聞紙などの紙から紙種をつくろう! ②(発想・構想の能力) 思い付いたり、考えたり いろいろな種類の紙種があると漉くときにおもしろいよ ③(創造的な技能) 手や体全体で、工夫する ④(鑑賞の能力) 面白さに気付く 形や模様を考えながら紙を漉こう! おもしろい模様や形を探そう(鑑賞) 紙漉きの魅力! ・いろいろな色や性質を持った紙が手軽に入手しやすく種類が豊富。 ・簡単な道具で低学年から中・高生まで手軽に取り組め、平面から立体までと表現の幅は広い。 ・発想・構想を刺激する素材。 題材例 ・いろいろな紙でオリジナルな紙を漉こう ・おもしろい形や模様の紙を作ろう ・変わった紙を漉こう ・自然の物を入れて紙を漉こう -1-
自分だけの紙を作ろう!〔紙すき〕 (3・4年) 自分だけの紙を作ろう!〔紙すき〕 (3・4年) 新聞紙ウサギなどにして捨てずにおこう! 「つないでながーく」 などの後で、新聞紙を捨てないで・・・ 漉き枠の 中に流し ていく 水に浸して細かく細かく 乾燥 させれば 完成! 細かくちぎって いろいろな紙だねを用意