A-2資料⑤ 職業レディネス・テスト 第3版 実施手順
3.問題用紙 *A検査 (職業興味) 仕事の内容についての興味を回答 「やりたい」、「どちらともいえない」、「やりたくない」
4.回答方法 A検査、B検査、C検査とも1行目から番号順に縦に回答。1列終わったら、隣の行へ。
*B検査 (基礎的志向性) 日常生活の興味や行動について回答。 「あてはまる」、「あてはまらない」
*C検査 (職務遂行の自信度) 仕事の内容についての自信度を回答 「自信がある」、「どちらともいえない」、「自信がない」
7.採点方法 (A検査、C検査) 採点のときは横一列毎に○の数、ーの数を数える 合計点=「○」の数×2+「-」の数×1 「やりたい」「自信がある」(○) ・・・2点 「やりたくない」[自信がない」(×)・・・0点 「どちらともいえない」(ー)・・・1点
8.採点(B検査) 採点のときは横一列毎に○の数を数える Dの合計= D1+D2+D3 Pの合計= P1+P2+P3 Tの合計= T1+T2
5.標準得点の算出 回答用紙の合計点を裏面の換算表の合計点へ転記 その際に▼マークで紙を折るとよい 合計点の値を粗点とし、対応する標準得点を記入 男性は上段 女性は下段
6.結果の整理 ワークシートの活用 ①work1 プロフィールの作成 ②work2 プロフィールの分析 ③work3 職業との照合 プロフィールの作成 ②work2 プロフィールの分析 ③work3 職業との照合 ④workプラス 特別集計等
7.Work1:プロフィールの作成 A検査とC検査の標準得点を記入 A検査は実線、C検査は点線で(色を変えても良い)、RIASECのプロフィールを作成する B検査はDPTで作成
8.Work2:プロフィールの解釈 A検査から興味の分化を調べる 「興味と自信の六角形」を作成する 興味と自信の関係、バランスをみる
8.Work3 職業との照合 興味(RIASEC)の第1領域を囲む 囲まれた領域の中で、興味のある職業名をチェック 基礎的志向性(DPT)の第1領域が含まれる箱を囲む 囲まれた中で、興味のある職業名をチェック 興味と基礎的志向性で共通にチェックされた職業名を書き出す→My職業リスト
9.Workプラス 特別集計等、追加の分析 A検査の「○」の合計を数える A検査の「-」の合計を数える B検査の下位尺度の「○」の数を数える
10.解釈上のポイント(A検査、C検査) A検査について:全体のレベルは? A検査について:プロフィールの分化度は?
興味と自信のプロフィール
11.解釈上のポイント(B検査) DPTの全体のレベルは? DPTのそれぞれの関係は? 例えば・・・単独D or DT型、DP型など・・・ 下位尺度のそれぞれのレベルは? A検査との関係は? 例えば・・・Tが高い場合、Rはどうか? Pが高い場合、Sはどうか、Eはどうか?
基礎的志向性のプロフィール
B検査の下位尺度
D志向の下位尺度 D1(情報を集める) たくさんの情報を集めたいという気持ちが強いことを示す。 D2(好奇心を満たす) たくさんの情報を集めたいという気持ちが強いことを示す。 D2(好奇心を満たす) 世の中や社会のしくみに対して好奇心が旺盛で、知りた い気持ちが強いことを示す。 D3(情報を活用する) 集めた情報をきちんと整理し、順序立てて管理し、論理的 に活用したい気持ちが強いことを示す。
P志向の下位尺度 P1(自分を表現する) 人前できちんと意見を述べ、自己表現を行いたいという 気持ちが強いことを示す。 人前できちんと意見を述べ、自己表現を行いたいという 気持ちが強いことを示す。 P2(みんなと行動する) 一人で過ごすよりたくさんの人と一緒に行動したいという P3(人の役にたつ) 人の気持ちに敏感で、他人の援助をしたいという気持ち が強いことを示す。
T志向の下位尺度 T1(物をつくる) 道具や機械を使うような物づくりを好む気持ちが 強いことを示す。 T2(自然に親しむ) 道具や機械を使うような物づくりを好む気持ちが 強いことを示す。 T2(自然に親しむ) 自然の環境の中で動植物を観察したり、身体を動 かすことを好む気持ちが強いことを示す。
職業レディネス・テスト 第3版 了