森林浴成分 フィトンチッド 「Phytoncide」による空気の改善 あらゆる生活空間における 空気環境改善について 森林浴成分 フィトンチッド 「Phytoncide」による空気の改善 室内を森林空間に改善する 開発提案 日本フィトン・チッド株式会社 研究指導 近畿大学工学部生物化学工学科 島根大学 医学部
「森林成分」フィトンチッドエキス PT-60は、室内環境を森林環境に改善し、人に優しく健康に貢献する天然素材です。 強力な除菌力と消臭効果があります フィトンチッドエキス PT-60は、100種類以上の植物から、水溶性成分を直接抽出した、純天然素材です。 化学薬品を一切使用していないので、植物が持っている除菌力を充分に発揮することができます。 又 腐敗物が堆積している はずの森林が臭いもなくすがすがしいのは、フィトンチッドの消臭力によるものですが、PT-60は、その力を十二分に備えています。 強力な除菌力でも人体には優しく、健康に良い フィトンチッドエキス PT-60は、強力な除菌力がありながら、人や動物に無害であるばかりでなく、活性酸素の除去能・・や 癒し の効果 リラクゼーション 安眠 免疫効果等 森林浴効果が認められています。化学品は、無害でも、人の健康に寄与する効果はありません。 無害の化学品でも、人が吸入し続ける事は危険です。 フィトンチッドエキスは、吸入し続けることで健康に寄与します。 噴霧による工場・倉庫全体の除菌消臭ができます 混合有害ガスが発生しないため、ドライ噴霧(0,000?ミクロン粒子・・測定不能の超微粒子)により使用する事で、工場全体の空間 除菌消臭ができます。(空中の浮遊菌・落下菌・悪臭が対象) 細菌類の移動は人の動線によるものが多いことから、 食品加工工場・害虫駆除・リフォーム・病院・老人ホーム・産業廃棄物処理工場・ホテル・会館etcでの活用で威力を発揮しています。
ホルマリン濃度減少試験 島根大学医学部 動物実験支援センター フィトンチッドエキス PT-60 の 性 能 総合殺菌テスト 大阪市立工業研究所 試験菌株 接種前 接種1分後 サルモネラ菌 6,6×105 検出されず MRSA 2,6×105 大腸菌 O-157 9,0×105 セラチア菌 1,5×105 1分後 4,1×104 5分後 検出されず ホルマリン濃度減少試験 島根大学医学部 動物実験支援センター ホルマリン濃度減少試験 噴霧前濃度 噴霧後濃度 解剖学実習室 307m2 拡散器数量 必要数の1/3使用時 解剖死体数 25体 拡散器 3台 5,0ppm 4,0ppm 標本室 14m2 拡散器 1台 1,0ppm 0,55ppm 保存室前 3,4m2 拡散器 1台 2,2ppm 1,2ppm 島根大まとめ・・・ホルマリン消臭効果あり・・・軽減対策に有効
1) 近大院・システム工 , 2) 島根大・実験動物 , 3) 島根大医・医 , 4) (有)フィトン・タオ118 3J17a13 フィトンチッドの化学成分と その抗菌効果 フィトンチッドの化学成分と その抗菌効果 研究資料:フィトンチッド素材「F118」各種原液 ○阿部 智1) , 増本 幸一1) , 川上 浩平2) 大谷 浩3) , 三原 安経4) , 野村 正人1) それでは、始めさせていただきます。今回、私は「フィトンチッドの化学成分とその抗菌効果」について研究を行いましたので報告させて頂きます。近年の高度情報化社会では多くの人々が様々な原因によるストレスにさらされています。生活習慣病と呼ばれている高血圧、心筋梗塞、糖尿病等の80%はストレスによるものだと言われ、このような都市生活の中で疲れを癒し、身体をリフレッシュさせるために森林浴が注目されています。森林浴とは、森林の自然を利用した大気浴の一種で森林から分泌発散されるフィトンチッドにより人体が活性化され、健康的効果が得られるというものです。そこで、まず始めに、フィトンチッドについて説明させて頂きます。 1) 近大院・システム工 , 2) 島根大・実験動物 , 3) 島根大医・医 , 4) (有)フィトン・タオ118
フィトンチッド( Phytoncide )とは・・・ ( 植物 ) + Cide ( 殺す ) ・・・・ 植物が自分の身を守るために発する香りの成分 1930年; 旧ソ連生態学者B.P.Tohnh(トーキン)教授により命名 《 最近の概念 》 ● 抗菌・抗カビ成分 ● 植物成長阻害成分 ● 昆虫の誘引 ● 薬用成分 ● 人に安らぎをもたらすにおい成分 ● 殺虫・忌避成分 動・植物の生理活性物質 フィトンチッドの主な効果 主な成分 a-Pinene ※1) d-Limonene ※2) a-Terpineol Eugenol リフレッシュ効果 森林浴の爽快感―自律神経の安定。 肝機能を改善。快適な睡眠。 フィトンチッドとはロシア語で植物を意味する「フィトン」と殺すを意味する「チッド」から成り立っている造語です。動き回ることのできない植物にとって外敵や微生物から身を守るためにフィトンチッドを発しています。最近のフィトンチッドの概念では、抗菌・抗カビ成分、植物成長阻害成分や殺虫・忌避成分なども含み、さらに昆虫の誘引、薬用成分や人に安らぎをもたらすにおい成分など他の生物に対して有益に働くものも含まれます。現在のフィトンチッドの意味するものは幅広く、動・植物の生理活性物質としてとらえられています。次にフィトンチッドの主な作用ですが、まず一つ目にリフレッシュ効果があげられます。森林浴の爽快感がこれにあたります。自律神経の安定に効果的といわれ、肝機能を改善したり、快適な睡眠をもたらすことも知られています。二つ目は抗菌・防虫効果です。桜や柏の葉は食品の防腐・殺菌に用いられており、またヒバやヒノキを建材として用いると、住宅が腐食するのを防ぐ作用があるといわれています。三つ目は消臭・脱臭効果です。森林には悪臭の原因となる動物の死骸や枯れ木があるにも関わらず爽やかな空気が広がっています。これもフィトンチッドのおかげなのです。フィトンチッドの主な成分はテルペン類であると言われ、代表的なものをこちらに示しております。 抗菌・防虫効果 食品への防腐・殺菌。カビ・ダニへの防虫。 病原菌に有効で副作用の心配がない。 消臭・脱臭効果 空気の浄化。悪臭を消す効果。 ※1) ※2)
フィトンチッド液を構成する主な植物の種類 実験に使用したフィトンチッド液 A - type AB - type CY - type D - type G - type :樹木系の植物から調合 :殺菌力の強い植物から調合 :アレルギー反応を起こしにくい 植物から調合 :草花系の植物から調合 :ヒバ系・ヒノキ系の植物から調合 A AB CY D G フィトンチッド液を構成する主な植物の種類 アオノリ カリン コンブ チンピ ハマチャ マジョラム アロエ カンピョウ サルビア テンチャ ピーマン マッシュルーム イチジク キクラゲ シイタケ ドクダミ ヒノキ ミツバ ウーロンチャ キュウリ シナモン トチュウ ヒバ モロヘイヤ ウド クス シュンギク ナノハナ ヒマワリ ユーカリ エキナセア クマザサ シラカバ ナンテン プーアル ヨモギ オオバコ クワ セリ ニンニク フキ リョクチャ オレガノ コゴミ ダイコン バジル ブドウ レタス カエデ ゴボウ タケ パセリ ブルーベリー ローズマリー カボチャ コマツナ タンポポ ハトムギ ホップ ワケギ こちらが今回実験に用いましたフィトンチッド液になります。水蒸気蒸留により抽出しましたものを有限会社フィトンタオ118より提供して頂きました。こちらに示しましたようにそれぞれ異なった植物を用いているため、色やにおいに違いが見られ、また、GC-MS分析により、各フィトンチッド液の含有成分の相違を確認することができました。こちらにフィトンチッド液を構成する主な植物を60種類上げています。先ほど、説明いたしましたヒバ・ヒノキ、また、漢方薬として用いられているチンピ・トチュウ、また、アロマテラピーとして使用されているユーカリやローズマリー等も含まれています。これらの液を用い、DPPHラジカル消去効果試験および活性酸素阻害試験を行い、フィトンチッドの抗酸化能について検討を行いました。
フィトンチッド液を構成する主な植物の種類 実験に使用したフィトンチッド液 PT-150 A - type AB - type CY - type D - type G - type :樹木系の植物から調合 :殺菌力の強い植物から調合 :アレルギー反応を起こしにくい 植物から調合 :草花系の植物から調合 :ヒバ系・ヒノキ系の植物から調合 A AB CY D G フィトンチッド液を構成する主な植物の種類 アンズ キク ショウガ チンピ バラ ヘチマ アロエ キュウリ シラカバ キズタ クチナシ ユキノシタ イチジク クス セリ ドクダミ ヒノキ アシタバ ウーロンチャ クマザサ セロリ ツバキ ヒバ コンフリー ウド クワ タイム ダイズ ユーカリ オリーブ ゴボウ ナツメ マツ シコン ヨモギ オオバコ サフラン ニンジン レモン シャクヤク リョクチャ カキ サンショウ パイン オウゴン ブドウ レタス カミツレ サルビア ハトムギ グレープ ブルーベリー ローズマリー カンゾウ シソ ビワ リンゴ ホップ ワカメ こちらが今回実験に用いましたフィトンチッド液になります。水蒸気蒸留により抽出しましたものを有限会社フィトンタオ118より提供して頂きました。こちらに示しましたようにそれぞれ異なった植物を用いているため、色やにおいに違いが見られ、また、GC-MS分析により、各フィトンチッド液の含有成分の相違を確認することができました。こちらにフィトンチッド液を構成する主な植物を60種類上げています。先ほど、説明いたしましたヒバ・ヒノキ、また、漢方薬として用いられているチンピ・トチュウ、また、アロマテラピーとして使用されているユーカリやローズマリー等も含まれています。これらの液を用い、DPPHラジカル消去効果試験および活性酸素阻害試験を行い、フィトンチッドの抗酸化能について検討を行いました。
Candida albicans (NBRC 1594) 抗菌活性試験 大腸菌 Escherichia coli (NBRC 3972) 黄色ブドウ球菌 Staphylococcus aureus subsp. Aureus (NBRC 13276) 黒麹カビ Aspergillus niger (NBRC 6341) 抗菌活性試験について説明させて頂きます。こちらに示しましたのが今回用いました細菌・カビ・酵母の種類になります。細菌として大腸菌、緑膿菌、黄色ブドウ球菌、および枯草菌を、カビとして黒麹カビ、また酵母としてカンジダ菌を用いました。 緑膿菌 Pseudomonas aeruginosa (NBRC 13275) 枯草菌 Bacillus subtilis subsp. Subitilis (NBRC 3134) カンジダ菌 Candida albicans (NBRC 1594) 細菌 カビ・酵母
抗菌活性試験方法 コロニー数をカウント 各菌を菌濃度(108 cfu / mL)に調製 コントロール サンプルの代わりにリン酸緩衝食塩水(pH7.2)30gに菌を添加 細菌 : 103,105倍希釈し,4日後にコロニー数カウント カビ : 104,105倍希釈し,5日後にコロニー数カウント 酵母 : 103,104倍希釈し,5日後にコロニー数カウント 調製した各菌(等量)を混和 コロニー数をカウント AB- type インキュベート 培養 200mL添加 D- type 1mL添加 細菌 : 4日間 カビ・酵母 : 5日間 希釈( 0.1,0.5,1.0% ) フィトンチッド液 30g 次に抗菌活性試験方法について説明させていただきます。まず始めに、各菌を菌濃度108 cfu/mLになるように調製を行いました。細菌につきましては調製した4種の菌液を等量混和し、混合菌液を作成しました。また、カビ・酵母につきましては、濃度調製を行った菌液を用いました。これら菌液200μL をフィトンチッド液30gに添加しました。こちらのフィトンチッド液としましては、先ほど説明いたしました抗酸化能が最も高く認められたAB-typeおよびD-typeをリン酸緩衝食塩水で0.1%、0.5%および1.0%に調製を行いましたものを用いました。攪拌した後、細菌は3日間および7日間30℃で、カビ・酵母は一週間および二週間25℃でインキュベーターにて培養を行いました。培養後、サンプルを希釈し、培地を注入したシャーレに各液1mLを注入し、培養を行いました。培地は細菌ではトリプトンソーヤ寒天培地を、カビ・酵母では抗生物質クロラムフェニコールを含むサブローデキストロース寒天倍地を用いました。細菌は培養4日後に、カビ・酵母は培養5日後にコロニー数をカウントし、接種菌数を求めました。コントロールといたしまして、サンプルの代わりにリン酸緩衝食塩水30gに菌を添加し、以下の条件で算出を行いました。 培養期間 培養温度 培地条件 細菌 3日間および7日間 30℃ Tryptone Soya Agar カビ・酵母 1週間および2週間 25℃ Sabouraud Dextrose Agar( 抗生物質 クロラムフェニコール:50mg / L 含有 )
細菌 カビ 酵母 Conc. (%) 菌数 (cfu/g) 3日間 7日間 AB - type 0.1 0.5 1.0 D - type 0.5 1.0 D - type 1.5×101 1.5×103 Conc. (%) 菌数 (cfu/g) 1週間 2週間 AB - type 0.1 1.0×103 1.5×103 0.5 1.0×101 2.0×101 1.0 3.0×101 D - type 6.0×103 4.0×103 1.6×102 1.3×102 1.2×102 4.5×101 酵母 Conc. (%) 菌数 (cfu/g) 1週間 2週間 AB - type 0.1 2.5×101 0.5 1.0 D - type 3.0×101 こちらが測定結果になります。菌数は、希釈したフィトンチッド液1g中に含まれる菌数に換算しました。細菌・酵母につきましてはAB-typeおよびD-type液はいずれも0.5%濃度において、細菌では3日後、酵母では1週間後には菌はすべて消滅することが確認できました。カビにつきましてはAB-typeのフィトンチッド液0.1%濃度ではカビの増殖が認められましたが、0.5%濃度においてはカビの生育が急激に減少する傾向がみられました。
フィトンチッドAB-typeおよびD-typeの両抽出液について,香粧品に 0.5%配合することにより十分な防腐力が得られると考えられる。 まとめ 細菌について 細菌について ● フィトンチッドAB-typeおよびD-type液は,いずれも0.5%濃度に おいて, 3日後には今回使用した菌( 大腸菌,緑膿菌,黄色ブドウ 球菌および枯草菌 )に対してはすべて消滅することが確認できた。 カビについて カビについて ● 0.1%濃度のフィトンチッドAB-type液では,カビの増殖が認め られたが,0.5%濃度においては,今回使用したカビ( 黒麹カビ )の 生育は急激に減少する傾向が認められた。 酵母について ● フィトンチッドAB-typeおよびD-type液は,いずれも0.5%濃度に おいて,1週間後には今回使用した菌( カンジダ菌 )に対しては すべて消滅することが確認できた。 酵母について 以上まとめといたしまして、フィトンチッド液AB-type及びD-typeは今回用いました細菌・カビおよび酵母に対して急激な減少、消滅効果をもたらすことが確認できました。よって、AB-typeおよびD-typeの両抽出液について、化粧品に0.5%濃度で配合することにより十分な防腐力が得られると考えられました。最後なりましたが、抗菌活性試験を行うにあたり、ご指導いただきました東洋ビューティ株式会社に深謝いたします。以上で報告を終わらせて頂きます。ご静聴ありがとうございました。 フィトンチッドAB-typeおよびD-typeの両抽出液について,香粧品に 0.5%配合することにより十分な防腐力が得られると考えられる。
1) 近大院・システム工 , 2) 島根大・実験動物 , 3) 島根大医・医 , 4) (有)フィトン・タオ118 フィトンチッドの抗酸化能について 研究資料:フィトンチッド素材「PT-60」各種原液 ○阿部 智1) , 増本 幸一1) , 川上 浩平2) 大谷 浩3) , 三原 安経4) , 野村 正人1) 1) 近大院・システム工 , 2) 島根大・実験動物 , 3) 島根大医・医 , 4) (有)フィトン・タオ118
DPPH : 1,1-Diphenyl-2-picrylhydrazyl DPPH radical scavenging Test 希釈系列 ・・・ A ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 色対称 ・・・ C (測定試料に色が 付いている際に行う) A液 AB液 CY液 攪拌後,30分後静置 吸光度測定(517nm) D液 ブランク ・・・ B まずはじめにDPPHラジカル消去効果試験について説明させて頂きます。各フィトンチッド液の1mg/mLエタノール溶液を作成し、試料溶液としました。次に、これらを希釈することにより、8濃度の希釈系列を2系統調製し、これに100μLのエタノールを加え、ついで0.2mMのDPPHエタノール溶液50μLを加え、攪拌し、室温で30分間静置した後、517nmの吸光度Aを測定しました。またブランク試験といたしまして試料溶液の代わりにエタノールを用いて同様の操作を行い、吸光度Bを測定しました。また、測定試料に色が付いている場合には、色対称試験としてDPPHエタノール溶液の代わりにエタノールを用いて同様の操作を行い、吸光度Cを測定しました。そこでDPPHラジカル消去率を次式に従い算出しました。 また、これら消去率に基づき、単位濃度1.0に対する50%消去濃度SC50も算出しました。 ●DPPH:1,1-Diphenyl-2-picrylhydrazyl DPPHラジカル消去率(%)=(1- B A-C )×100 DPPH : 1,1-Diphenyl-2-picrylhydrazyl
Superoxide dismutase Test 本試験 サンプル 10μL 発色試薬 100μL 酵素液 100μL a ブランク DMSO液 10μL b 色対称 ブランク液 100μL c 色対称の d 反応停止液20μL添加後 5分間攪拌 ・ ・ ・ 1分間 28分間加温 攪拌 37℃ 吸光度測定(560nm) 次に活性酸素阻害試験について説明させて頂きます。この試験はWako純薬のSOD活性検出キットを用いました。まず各フィトンチッド液のサンプル10μLに発色試薬100μLを加え、これらを本試験および色対称試験としました。また、ブランク試験としてサンプルの代わりにDMSO液を用いてそれぞれ同様の操作を行いました。これらを1分間攪拌した後、本試験およびブランク試験では酵素液を、色対称試験ではブランク液をそれぞれ100μL加え、1分間攪拌後、37℃で28分間加温を行いました。その後、反応停止液20μL添加後、5分間攪拌し、560nmの吸光度を測定しました。測定結果をこのように示しました。そこでSOD活性値を次式に従い算出しました。 ●DMSO液 ジムソウ・・・ジメチルスルホキシド ●発色液・・・0.1Mリン酸緩衝液 pH8.0 , キサンチン 0.40mmol/L , ニトロブルーテトラゾリウム(NO2-TB) 0.24mmol/L ●酵素液・・・キサンチンオキシダーゼ , 0.1Mリン酸緩衝液 pH8.0 ●ブランク液・・・0.1Mリン酸緩衝液 pH8.0 ●反応停止液・・・ドデチル硫酸ナトリウム ●SOD・・・Superoxide dismutase 各組織の中に存在。1969年にMcCordとFridovichが発見。スーパーオキシドを消去し、過酸化水素に変える。それらはカタラーゼ・グ ルタチオンペルオキシダーゼによって水に分解される。 SOD活性値 (阻害率%) (b-d)-(a-c) b-d ×100 =
フィトンチッドの抗酸化能について 197.1 123 b) 49.9 124 b) 60.7 198.7 51.2 100.0 6 b) Type of Phytoncide DPPH radical scavenging effect Superoxide dismutase activities effect Scavenging effect (%) a) SC50 Scavenging effect (%) d) A - type 197.1 123 b) 49.9 AB - type 124 b) 60.7 CY - type 198.7 51.2 D - type 100.0 6 b) 30.1 a-Tocopherol 195.0 116 c) - ) Corrected concentration 0.2mg / mL b) 50% Scavenging concentration (mg / mL) ) 50% Scavenging concentration (mM / mL) d) SOD active value (%) OH OH OCH3 CH3 CH2CH=CH2 OH OCH3 OH OCH3 H3CO CH2CH=CH2 こちらがフィトンチッド原液の抗酸化能についての測定結果になります。成分検索を行った結果、下に示させていただきました5つの化合物に高い抗酸化能を確認することができました。これらの結果につきましては、昨年、札幌での本大会にて報告させて頂きました。また、詳細につきましてはAROMA RESEARCH No.25 第7巻 第1号に掲載させていただいております。今回はフィトンチッドの生理活性の中でも抗菌・防虫効果に着目し、香粧品への応用を目的として、高い抗酸化能が認められたAB-typeおよびD-typeに対して抗菌活性試験を行いました。 OH OCH3 OCH3 H3C AROMA RESEARCH No.25(第7巻 第1号)p.56-62(2006) 掲載
PT-60・150の各種試験データ表 1 近畿大学 日本食品分析センター 富山薬科大学 神戸イオン測定商会
PT-60Aの各種試験データ表 2 +72点 +15P +37点 +7P +63点 +13P +45点 +9P +38点 +41点 +8P PT-60Aの各種試験データ表 2 試験菌株 測 定 生菌数(個/ml) サルモネラ菌 試験1分後 検出されず 試験3分後 対照(摂取直後) 6.6×105 MRSA 2.6×105 大腸菌O-157 9.0×105 セラチア菌 4.1×104 試験5分後 1.5×106 試験菌株 希釈倍率 生菌数(個/ml) MRSA(A3菌) 10 検出されず 30 4.0×104 100 3.3×106 対 照 3.7×106 大腸菌O-157 3 3.6×103 殺菌力試験 殺菌力試験 100点方式 21ポイント方式 免 疫 +72点 +15P ストレス +37点 +7P 抑うつ +63点 +13P 呼 吸 器 +45点 +9P 喘 息 +38点 鼻 炎 +41点 +8P 波動測定 ①免疫系に対する波動的影響 ②ストレスに対する波動的影響 ③精神的抑うつ状態に対する 波動的影響 ④呼吸器系に対する波動的影響 ⑤喘息に対する波動的影響 ⑥鼻炎に対する波動的影響 殺菌力試験 大阪市立工業研究所 波動測定 鹿児島ハーモニーリング社 ※100点方式ではマイナス100~プラス100、 21点方式ではマイナス21~プラス21の範囲です。
PT-60の原料は、15年に及ぶ研究・体験から各植物の持つ成分及びその含有量、また入手性を考慮して下記の植物を原料と定め、各々の持つ特性にあった抽出法で精製しています。 アカマツ ポプラ シラカバ クマザサ ヤマモモ モミ ユズ アオモリヒバ ヘチマ ラベンダー ユキノシタ コンフリー カッコン アシタバ ヤグルマソウ アセロラ ベニバナ イラクサ オドリコソウ コボタンズル カイズカイブキ その他含め 全118 種類 フィトンチッドの持つ作用は、抗菌力、中でもメチシリン耐性黄色ブドウ球菌-MRSAに対する殺菌作用、大腸菌O-157の殺菌作用(いずれもH9.8.5証明済)、防カビ、防ダニ、分解消臭(多くの複合悪臭に対処)、花粉症やアレルギーなどの免疫効果です。特に注目されるのは、 院内感染対策、ホルムアルデヒド対策、活性酸素の消去、リラクゼーションなどに有効であることが大学の研究で明らかになったことです。 ※ 研究文献 島根大学医学部 近畿大学工学部生物化学課 富山薬科大学 大阪市立工業研究所