応募企業の進出意欲・検討熟度は高く、保留地処分の可能性は高い

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広島県安芸高田市 自然豊かなまちにマイホームを建ててのびのびと子育てをしてみませんか?~安芸高田市に住めーる補助金を活用しましょう~
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36 6.主な点検項目 (1)平成27年度の取組み ②歳入確保 番号 項目名 担当部局・室 取組内容 実績(●は実施済、○は取組み中) 5
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地方都市における 大型店舗の郊外進出と 商店街の衰退
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平成30年度第1回 基山町都市計画審議会 (H30.7.5) 資料
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長野(島廻)地区の土地利用の進捗状況報告
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あなたにも届けたい。串間のめぐみ、 串間のぬくもり。串間の魅力を。 平成27年度決算 串間市連結財務諸表を公表します。 本市都井岬にて撮影.
平成29年度 地域内や観光地における電動小型低速車の 活用に向けた実証実験の企画募集 企画提案書
【3.6 実証実験を進める上での課題、明らかにしたい事項】
国際博覧会の開催及びIRを含む国際観光拠点形成に向けた 夢洲地区の土地造成・基盤整備事業
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今後の財政収支概算 (粗い試算) ◆2019(平成31)年2月版◆ 大阪市財政局
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高速道路ネットワークの充実 48 国土軸(名神高速道路等)と阪神港及び関西国際空港を結ぶ大阪の骨格となる高速道路
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整備された高速道路など、良好な陸上交通網
○○市△△地区・商店街活性化計画 1.対象地区と事業目的 (1)地区現況と課題 地区概況(写真) 地区位置(地図)
○○市△△地区・◆◆プロジェクト 1.対象地区と事業目的 (1)地区現況と課題 地区概況(写真) 地区位置(地図)
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添付資料  事業概要書  岐阜県 本巣市.
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「(仮称)長野市立図書館基本計画」 の策定について
「経理・財務サービス スキルスタンダード研究開発事業」
地域の多様な課題に応える低炭素な都市・地域 づくりモデル形成事業
圏央道開通による川島町の整備効果(平成20年3月川島IC開通)
有料道路事業(阪神高速)約1,600億円 【阪高出資金:なし】
東京・愛知ヒアリングまとめ(事務局 6.11,14) 資料2 【課 題】 項 目 大阪(府・市) 東京(都・特別区) 愛知(県・名古屋市)
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参考資料.
臨海部産業エリアの形成促進 目的 バルク貨物を取扱う大型の多目的国際埠頭の機能を高度化することによって産業物流を効率化し、地域産業の国際競争力の強化を図る 施策 民間事業者が一体的に運営する埠頭及びその隣接区域の連携を強化することにより、バルク貨物等の輸送の効率化を促進する「臨海部産業エリア」を形成.
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応募企業の進出意欲・検討熟度は高く、保留地処分の可能性は高い 箕面森町第3区域について              資料2 1.現状 3.事業の見通し <事業概要>  第1区域   一般地権者仮換地   保留地 実施する場合 施行地区面積 :313.5ha 計画人口・戸数:約9,600人・約2,900戸 事業施行期間 :平成8年度~平成27年度 第1区域の事業費743億円に対し、残事業費は約140億円 第1区域の保留地については、平成33年度までに完売見込み 第3区域の事業費75億円は、第3区域の保留地処分金収入   90億円で賄える 止々呂美吉川線を含めても、既定フレームの府費負担605億円   以内で事業実施が可能となり、府費負担は残り約100億円 今後、コスト削減や国費導入等により、府費負担の軽減に努める 【計画事業費 868億円】 支出 財源 <経過>  第3区域   施設誘致地区   仮換地と保留地 第1区域 743 保留地処分金 198 (第1区域 108、第3区域90) 平成10年度 一部造成工事に着手 オオタカの営巣を確認 平成12年度 オオタカ調査委員会を設置       事業見直し案を公表 平成19年度 まちびらき、箕面グリーンロード開通 平成24年度 第2区域の分譲開始 国費等 67 府費 603 第3区域 75 第3区域 止々呂美吉川線 50 <現状>  第2区域   民間地権者による  宅地開発 保留地の売却状況(H26年1月24現在) ・一般住宅用 :全体計画532区画に対し、296区画売却済 ・大規模保留地:学校法人履正社に売却 中止する場合 第3区域を整備しないため、整備費・保留地処分収入等はともにゼロ 第1区域の残事業費140億円に加え、第3区域の土地利用   できない地権者対応や防災工事等に、67億円の府費負担が   新たに必要 結果、実施するよりも総事業費は少なくなるが、既定フレームの   府費負担605億円を大きく上回る642億円の府費負担が   必要となり、府費負担は残り約140億円  ※平成14年度の事業見直し時に、地権者に8割減歩の負担を求めた上で、第3区域や止々呂美吉川線の整備完成を確約 【計画事業費 810億円】 支出 財源 <大阪府財政構造改革プラン(案)> 第1区域 743 保留地処分金 108 H22年10月 新名神高速道路の進捗状況を踏まえ、施設立地計画   及び保留地等の処分可能性・採算性等を十分に精査し、平成24年度末に実施判断を行う 止々呂美吉川線 国費等 60 府費 642 防災工事等 7 改革工程表(H25年2月) 粗造成の概成が当初計画から2年遅れていることから、施設立地に関する企業判断が明確に  なり保留地処分の可能性や採算性を見極められる平成26年度までに実施判断する 地権者対応 60  2.保留地処分の可能性 4.事業の進め方(案) ≪エントリー募集の結果≫ H25年 9~10月 エントリー募集 アクセス道路の検討 概略の整備検討 地元市との協議・調整 ○募集期間:平成25年9月2日~10月31日 ○募集面積:25ha ○応募企業:36社、約84ha(募集面積の約3倍) <応募企業の内訳> ▼企業の進出意欲 <単位:ha> 主な施設 応募企業数 応募面積 物流施設 20 58.6ha 工  場 12 22.8ha 店舗ほか 4 2.3ha 合  計 36 83.7ha H25年 11月~ 企業ヒアリング ≪提示条件≫   ・箕面ICから3分のアクセス ・土地引渡しは平成29~30年度 ・土地価格は約5万円/㎡程度 H26年1月 実  施  判  断 ≪ヒアリングの結果≫ ○ヒアリング項目:立地予定施設の概要、立地計画、進出予定時期など ○ヒアリング結果 H26年4月~ 企業ヒアリングを踏まえた 基本計画策定 上下水道、電気、通信等のインフラ施設の検討 止々呂美吉川線の 事業着手 箕面森町第3区域の 公共が実施する開発事業への安心感がある 高速道路インターチェンジからのアクセス性は相当な魅力 応募面積で40ha以上の企業が、新名神開通を見据えH30年度までの進出意向 ▼意欲が高い企業(57ha)  の内訳<単位:ha> H27年度~ 具体的な契約手続きに着手 ヒアリング状況から、進出意欲が高い企業は約57haの需要 そのうち役員クラスで検討し、進出時期を明確にしている企業が約24haの需要 土地の売買契約 応募企業の進出意欲・検討熟度は高く、保留地処分の可能性は高い H29年度 以降順次 土地の引渡し ◆企業が進出するには、新名神へのアクセス道路(止々呂美吉川線)の整備が必須 H30年度        企業操業開始