俺、肺癌になっちゃったよ。 肺癌緊急事態宣言 日本人の死因の第1位は癌です。国内の肺癌死亡数は 1998年に5万1千人となり癌死原因の第1位となりました。 そして、現在なお、肺癌は増加を続けています。 俺、肺癌になっちゃったよ。
CTSU Press Releases and Recent Reports 2 August 2000 UK lung cancer deaths halved by smoking cessation: US deaths are following, but worldwide tobacco deaths increase 日本では1950年から1997年の間に肺癌が急増しています。 35~54歳での 男性の肺癌死亡率は6.5倍 女性は4.8倍 55~74歳での 男性の肺癌死亡率は10.5倍 女性は7.5倍 です。 Clinical Trial Service Unit http://www.ctsu.ox.ac.uk/pressreleases/
タバコ消費量の増加に伴って肺癌死亡が増えています。 タバコ産業は広告の自主規制を主張しますが、 タバコの販売量は伸び続けています。
非行原因に関する総合的研究調査(第3回)の概要 未成年喫煙防止の働きかけは奏効せず、 中学生での喫煙経験は過去20年で約2倍に増加しました。 非行原因に関する総合的研究調査(第3回)の概要 総務庁青少年対策本部 平成11年4月
男子高校生の2割が毎日喫煙しています。 タバコには依存性があり禁煙は困難です。
IARCはタバコの煙を“明白な” 発癌性物質に認定しています。
American Cancer Societyは、男性の肺癌の90%、 女性の肺癌の79%はタバコが原因であると結論しています。
空気清浄機による喫煙対策には欠陥があります。 平成13年5月24日朝日新聞 「分煙」徹底へ 厚労省が評価基準 空気清浄機は煙の粒子はかなり除去できますが、 一酸化炭素や発癌性物質などガス状のものは除去しません。 空気清浄機は発癌性物質などの有毒ガスをかえって周囲に まき散らします。一方、外に煙を吸い出す換気扇は空気清浄機 より効率がいいと言われています。 厚生労働省分煙効果判定基準策定検討会(座長=内山巌雄・京都大学教授) 平成13年5月24日朝日新聞 「分煙」徹底へ 厚労省が評価基準
たばこ1本に含まれるニコチンの実際量と表示値 北里大学薬学部 福本眞理子 「軽いたばこのほうが危ない?」 「How to 健康管理」誌2001年2月号「Topics」 ピース(ニコチン含有、実際量mg) 23.9 (表示値mg)2.4 ダンヒルアルティマライト 15.0 0.1 ハイライト 14.5 1.4 キャスター・マイルド 12.9 0.4 ネクスト 12.7 0.1 マイルドセブン 12.5 0.9 パーラメント 12.5 0.8 セブンスター 12.4 1.3 マイルドセブン・スーパーライト 11.7 0.5 ラークマイルド 11.5 0.7 ケント1 11.2 0.1 フィリップモリス 9.5 0.1 フロンティア・ライト 6.9 0.1 タバコに含まれるニコチンには依存性があります。 しかし、ニコチン含有量の表示は不適切であり、喫煙者は自由意志 に反して多量のニコチンを摂取し、ニコチン依存症になります。 喫煙者はニコチンの快感を求め、禁断症状を抑えるため、自由意志に反し、タール等(発癌物質)の吸入を余儀なくされています。
平成10年度 喫煙と健康問題に関する実態調査(厚生省) 健康のために禁煙しようと思っても禁煙は困難です。 過半数の喫煙者が禁煙・節煙を望んでいます。 喫煙は自由意志に基づくものでは無いという証拠です。 タバコは「麻薬」であり決して「嗜好品」ではありません。 禁 煙 希 望 の 有 無 平成10年度 喫煙と健康問題に関する実態調査(厚生省)
タバコはニコチンの注射器であると断定しました。 1996年、米国FDAはニコチンは麻薬であり、 タバコはニコチンの注射器であると断定しました。
平成10年度 喫煙と健康問題に関する実態調査(厚生省) 喫煙者の約半数が未成年で喫煙をはじめています。
未成年喫煙者の7割は自動販売機で タバコを購入しています。(警察庁調査) これでは「タバコ児童販売機」です。 タバコ自動販売機には規制が必要です。
喫煙者はタバコの害を知らない傾向があります。 喫煙で病気にかかりやすくなると思う人の割合 平成10年度 喫煙と健康問題に関する実態調査(厚生省)
WHOは受動喫煙も肺癌の原因になると訴えましたが タバコ産業はWHOの啓蒙活動を妨害しています。 (The Lancet 8 Apr 2000)
タバコを吸う人 となりで2秒 けむりを吸った人 受動喫煙が非喫煙者の健康に影響を与えるという事実は 『喫煙する権利』を否定する根拠になります。 つまり、公衆の場では『喫煙する権利』など存在しません。
喫煙率の推移 肺癌死亡の推移 タバコ対策により肺癌死亡は著明に減少する という科学的証拠があります。 CTSU Press Releases and Recent Reports 2 August 2000 喫煙率の推移 肺癌死亡の推移
未成年の喫煙を防止し、タバコ消費量を抑えるためには タバコ税の増税が必要であり、タバコ1箱当たり100円 以上の増税が望ましいと言われています。
タバコは肺癌のみならず様々な疾患の強力な危険因子です。 タバコ対策は様々なタバコ関連死亡を減少させます。
健康日本21によると1995年の日本でのタバコによる 超過死亡数は9万5千人とされており、1兆2千億円の 超過医療費を生み出し、社会全体では4兆円もの損失 になるとしています。 WHO推計値(日本)
WHOは年間400万人がタバコにより死亡していると 指摘しており、早急に有効なタバコ規制を講じなければ 2030年にはタバコ関連疾患による死亡者数が 年間1000万人に達するだろうと予測しています。