地域社会論 第5回 Ⅴ.国際環境 11月9日
地域社会の在り方を考える 地球的限界の中で 現代社会の中で
1972年
マルサス「人口論」1798 人口は制限されなければ幾何級数的に増加するが生活資源は算術級数的にしか増加しない。 ↓ ↓ 人口の増加が生活資源を生産する土地の能力よりも不等に大きい
ミレニアム開発目標 Millennium Development Goals (MDGs) 193の全国連加盟国と23の国際機関が、2015年までにこれらの目標を達成することに合意 2000年9月国連ミレニアム・サミットの 国連ミレニアム宣言を基礎としている 8の目標
持続可能な開発目標 Sustainable Development Goals (SDGs) 持続可能な開発のための2030アジェンダ 具体的行動指針 2015年9月の国連総会で採択 17の目標
持続可能な開発のための2030アジェンダ 目標1: 貧困をなくす 目標2: 飢餓をなくす 目標3: 健康と福祉 目標4: 質の高い教育 目標5: ジェンダー平等 目標6: きれいな水と衛生 目標7: 誰もが使えるクリーンエネルギー 目標8: 人間らしい仕事と経済成長 目標9: 産業、技術革新、 社会基盤
目標10: 格差の是正 目標11: 持続可能な都市、コミュニティづくり 目標12: 責任ある生産と消費 目標13: 気候変動への緊急対応 目標14: 海洋資源の保全 目標15: 陸上資源の保全 目標16: 平和、法の正義、有効な制度 目標17: 目標達成に向けたパートナーシップ
国際統計の入手 国際機関 国連 World Bank 214カ国 OECD ・・・・ → series, country, time 各国の統計
日本の統計の入手 政府統計の総合窓口
1.人口
2.GDP
名目と実質の違いに留意
中国の急成長 1978 改革開放 1982 特別区 (1988 天安門事件) 2001 WTO加盟 インドも成長中
3.一人当たりGDP 全世界で8億人以上が今でも、1日1ドル25セント未満で暮らし、十分な食料やきれいな飲み水、衛生施設を利用できない人々が多くいます。
4.CO2排出量 温室効果ガス排出量は増加の一途をたどり、現在では1990年と比較して50%以上増えています。
自然災害件数の推移
コナラ
アカメガシワ
温暖化ガス排出削減目標 国・地域 目標年 基準 削減量 アメリカ 2025年 2005年 26-28% EU 2030年 1990年 40% 日本 2013年 26% ロシア 25-30% 中国 2005年GDP当たり 60-65% インド 33-35% ブラジル 37%
5.食糧(カロリー)摂取量 7億9500万人が慢性的な栄養不良に陥っていると見られています。 9000万人を超える5歳未満児が低体重です。 アフリカでは、4人に1人が空腹のまま眠りについています。
6.生活用水消費量 水不足の影響は、全世界の人の40%に及んでいます。 気候変動の影響によって地球の気温が上昇するにつれ、さらに大きくなることが予測されています。
下図を活用し、 日本の目標値について あなたなりの考え方を述べてください。