財 務 諸 表 論 Ⅱ 第六回 損益会計①
1 損益会計の意義 ・ ・ ・ ・ ・
当期業績主義か包括主義かを「大学生活での出費」を親に報告することで考えてみよう! 代表的な大学生活での費用項目 ・ 授業料 ・ 教科書代 ・ ゼミのコンパ代 ・ ゼミの合宿旅行費 ・ 友達との飲み食い代 ・ クラブや友達との合宿旅行費 ・ 大学までの交通費 ・ 食事代 代表的な大学生活行動 ・ 勉 学 ・ 余 暇 ・ 友達との付き合い ・ クラブ活動 ・ ゼミ活動 ・ ・・・・・・ ・ ・ ・ ・・・・・・ ・ ・ ・・・・・・ ・ ・
当期業績主義的報告書 包括主義的報告書 1 1 2 2 3 3 4 4 5 5 6 7 7
2 損益会計の目的 損益会計は、企業の継続的な企業活動を期間的に把握し、もってその および を記録・測定・報告することを目的とする。
3 損益会計の領域 損益会計の目的を受けて、企業会計原則では、損益計算書を次のように区分している。 (損益計算書の区分) 3 損益会計の領域 損益会計の目的を受けて、企業会計原則では、損益計算書を次のように区分している。 (損益計算書の区分) 二 損益計算書には、 の区分 を設けなければならない。 A 営業損益計算の区分は、当該企業の営業活動から生ずる費用及び収益 を記載して、 を計算する。 二つ以上の営業を目的とする企業にあっては、その費用及び収益を主 要な営業別に区分して記載する。 B 経常損益計算の区分は、営業損益計算の結果を受けて、利息及び割 引料、有価証券売却損益その他営業以外の原因から生ずる損益であって 特別損益に属しないものを記載し、 を計算する。 C 純損益計算の区分は、経常損益計算の結果を受けて、前期損益修正額、 固定資産売却損益等の特別損益を記載し、 を計算する。 D 純損益計算の結果を受けて、前期繰越利益等を記載し、 を計算する。