資料4 平成22年度第2回  大阪府建設事業再評価監視委員会 H

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これまでのオンライン利用の促進に関する取組の概要    これまでのオンライン利用の促進に関する取組の概要      参考資料1 ■ e-Japan戦略(平成13年1月 IT戦略本部決定)   「2003年までに、国が提供する実質的にすべての行政手続きをインターネット経由で可能とする」。  ● オンライン利用拡大行動計画(平成20年9月.
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資料4 平成22年度第2回  大阪府建設事業再評価監視委員会 H22.8.24              追加説明資料  ○無電柱化(電線共同溝設置)の考え方について    ○鉄道との交差部分に係る事業費の積算について    ○道路関係事業のB/Cの変動要因について       ⑩八尾富田林線  ⑭箕面森町(水と緑の健康都市)  ④枚方富田林泉佐野線(梅が丘黒原線)  ⑤枚岡奈良線  ⑥枚方藤阪線   P 1 P 2 P 4 【関係事業の番号】 ④・⑥・⑫ 【関係事業の番号】 ④・⑨・⑫ 【関係事業の番号】 ③・⑥・⑧・⑨・⑩・⑪・⑫・⑬ P 5 P 9 P 10 P 15 P 17

無電柱化(電線共同溝設置)の考え方 ○電線共同溝の位置づけ等   ○無電柱化対象区間決定の手続き <参考:今年度の審議対象事業の経過>  電線共同溝は、道路法において、道路の付属物と位置づけられており、国補助金の申請手続きにおいても、道路(街路)整備と一体的に取り扱うこととされているため、道路(街路)事業に含めて実施している。また、電線共同溝の整備等に関する特別措置法では、その整備目的を「安全かつ円滑な交通の確保と景観の整備を図ること」と定めている。    府では「無電柱化推進計画(平成16年4月・国土交通省道路局長通知)」に基づき、道路(街路)新設の際は、原則として、道路(街路)事業に併せて実施する方針としている。  関係者による「大阪府電線類地中化地方部会」(国・府・政令市・事業者(電力・通信10社)で構成・開催は概ね年1回)に諮り、合意が得られれば、無電柱化計画の対象区間として決定される。 区分 路線 当初計画 無電柱化の決定時期 無電柱化費用の計上 再評価  ④枚方富田林泉佐野線   (梅が丘黒原線) 平成13年度 平成16年3月 平成22年度(再評価時点)  ⑥枚方藤阪線 平成16年度 平成19年3月 再々評価  ⑫堺港大堀線 平成7年度 平成17年度(再評価時点) ※今回、事業費の変動は無い P1

鉄道との交差部分に係る事業費の積算について(1) 計画時の積算 P2

鉄道事業者の要請による変更事例 (平成16年度再々評価「千里丘三島線」の場合) 鉄道との交差部分に係る事業費の積算について(2) ○事業内容 ○鉄道事業者の要請と変更内容の例 鉄道事業者の要請による変更事例  (平成16年度再々評価「千里丘三島線」の場合)  JR東海道本線と地下道で交差する1車線道路を2車線に拡幅するとともに歩道を整備する。 鉄道事業者の要請 変更内容 変更前工事費 (平成11年度) 変更後工事費 (平成16年度) 列車速度(設計速度)の高速化 線路の下に設ける仮設の工事桁の構造を変更(強度を向上)。 22.5億円 51.9億円 工事範囲の縮小 一括での施行から、半断面ずつの分割施行に変更。この変更に伴い、土留めの工法も変更。 線路閉鎖時間の短縮 1日当たりの線路内での作業時間を短縮(作業能率が低下)。 P3

道路関係事業のB/C(費用便益)の変動要因について ○費用便益分析の主な変更点 (注1) 「大阪中央環状線鳥飼大橋(北行)架替」については、前回のB/C算出時点が平成13年度であるため、別の基準で算出 変更前 変更後 備  考 ①走行時間短縮便益の原単    位の見直し ※平成20年11月の国土交通   省の費用便益分析マニュア   ル変更に伴うもの 70.65(円/分・台) ※平成15年8月の国土交  通省費用便益分析マ  ニュアル(注1) 47.34(円/分・台) 【費用便益分析結果への影響】 ①の走行時間短縮便益は見直しにより  0.67倍に ③の全国の交通量予測は見直しにより  0.83倍に ⇒上記2項目の減少により、便益は総じて   0.67×0.83=0.56倍  前回のB/Cの値から約半分になる傾向 ②検討期間 ※平成20年11月の国土交通  省の費用便益分析マニュア 40年間 50年間 ③全国の交通量予測値の変  更(国土交通省調査) 8,677(億台キロ/年) ※平成11年の交通量を  もとに32年時点の交通  量を予測した値 7,490(億台キロ/年) ※平成17年時点の交通  量をもとに42年の交通 ④走行時間短縮便益算出の  対象となる範囲 設定した競合道路 影響を受ける路線全て 前回評価時点では、特定の競合路線のみを対象として便益を算出していたが、今回は、国土交通省のマニュアルの原則どおり、影響を受ける路線全てを対象に便益を算出。 P4

○一部区間の構造見直し(約6億円)・・・図1~図5 ※他に地価下落による用地費減(▲約1億円) ⑩ 再々評価 八尾富田林線 事業費の増加 (1) ○一部区間の構造見直し(約6億円)・・・図1~図5  ※他に地価下落による用地費減(▲約1億円)  当初、掘割構造で計画していた区間(図4参照)で、本路線と3箇所で交差する市道の機能復旧について地元と協議した結果、ボックス構造に変更(図5参照)する必要が生じた。 (図1) 大阪中央環状線 府道堺羽曳野線 市道河原城羽曳 が丘西1号線 (旧)国道170号 市道郡戸古市線 1期区間(0.5km) 南阪奈道路 掘割区間 事業区間 (1.9km) 阪和自動車道 2期区間(1.0km) 国道170号 至 和歌山 美原東IC 整備済(0.4km) 国道309号 N 整備済(0.7km) さつき野住宅 府道美原太子線 至 河南町 至 河内長野 P5

(図2) 【平面】 当初(掘割構造) a b 【断面 a-b】 変更後(ボックス構造) P6 ⑩ 再々評価 八尾富田林線 事業費の増加 (2) (図2) 【平面】 当初(掘割構造) a b 南阪奈方面 (市道)河原城17号線  【断面 a-b】 変更後(ボックス構造) (市道)河原城15号線  (市道)河原城15号線 勾配:5% 当該区間 P6

(図3) 【現状の概略】 P7 ⑩ 再々評価 八尾富田林線 事業費の増加 (3) 宅 地 宅 地 (市道)河原城20号線 ⑩ 再々評価 八尾富田林線 事業費の増加 (3) (図3) 【現状の概略】 (市道)河原城20号線 (市道)河原城17号線 (市道)河原城15号線 宅 地 八尾富田林線 計画ルート 宅 地 P7

× × (図4) 【当初計画の概略】 (図5) 【変更の概略】 P8 ⑩ 再々評価 八尾富田林線 事業費の増加 (4) 分断 橋梁 分断 ⑩ 再々評価 八尾富田林線 事業費の増加 (4) (図4) 【当初計画の概略】 (市道)河原城20号線 (市道)河原城15号線 (市道)河原城17号線 掘割の両側に側道を整備 × × 分断 橋梁 分断 八尾富田林線(掘割区間) (図5) 【変更の概略】 P8 八尾富田林線(ボックス区間) ボックス上に周回路を整備

P9 ⑭ 再々評価 箕面森町(水と緑の健康都市) 追加資料 無電柱化した箇所 ※右に90°回転しています。 里山 第1区域 ⑭ 再々評価 箕面森町(水と緑の健康都市) 追加資料 ※右に90°回転しています。 里山 第1区域 オオタカ保全のエリア 第2区域 無電柱化した箇所 第3区域 P9

④ 再評価 枚方富田林泉佐野線(梅が丘黒原線) 事業費の増加 (1) ④ 再評価 枚方富田林泉佐野線(梅が丘黒原線) 事業費の増加 (1) ○補償件数の増加等(約4億円) ○無電柱化工事の追加(約3.2億円) ○掘割区間の土留工法等の見直し(約3.3億円)・・・図6・図7 ○迂回路の追加(約1.5億円)・・・図8・図9  事業着手後に、本路線と周辺市道や生活道路との取付方法、生活道路の機能復旧について、地元と協議した結果、以下の変更が必要となった。  ・買収用地、補償件数の増加(101件⇒130件)  ・一部の物件で、補償費の算定方法を変更(同一敷地内での再築から移転)  平成16年3月に事業者等との協議が整ったため、無電柱化工事を追加した。  試掘時に泥炭、腐食土が広範囲に発見されたため、SMW工法施工時に先行掘削(全回転式オールケーシング)し、良質土への入替えが必要となった。  当初、「豊野浄水場南交差点」に本路線が新たに取り付き、5差路の交差点となる計画であった(図8参照)が、地元要望や警察協議により、本路線と市道との交差点を新たに造る計画に変更した(図9参照)。  この(市道の付替え)工事のため、迂回路を設ける必要が生じた(図9参照)。迂回路は、大阪市水道局豊野浄水場側へ設けることとしたため、仮設土留め(鋼矢板)、地下埋設物移設(下水道、水道等)、浄水場内施設の移転・復旧が必要となった。 P10

④ 再評価 枚方富田林泉佐野線(梅が丘黒原線) 事業費の増加 (2) (図6) 掘割区間 P11

(図7) P12 ④ 再評価 枚方富田林泉佐野線(梅が丘黒原線) 事業費の増加 (3) 掘割区間(U型擁壁部)の標準断面 7.0m ④ 再評価 枚方富田林泉佐野線(梅が丘黒原線) 事業費の増加 (3) (図7) 掘割区間(U型擁壁部)の標準断面 7.0m 18.0m 7.0m 土留め 土留め 側道 歩道 車道(2車線) 歩道 側道 P12

(都)梅が丘黒原線 市道太秦打上線 (図8) P13 ④ 再評価 枚方富田林泉佐野線(梅が丘黒原線) 事業費の増加 (4) N ④ 再評価 枚方富田林泉佐野線(梅が丘黒原線) 事業費の増加 (4) (図8) N 豊野浄水場南交差点 平面図(イメージ図) (都)梅が丘黒原線 第二京阪方面 当初の市道の取付ルート 大阪市水道局 豊野浄水場 市道太秦打上線 縦断図(イメージ図) 市道の縦断線形 豊野浄水場南交差点 本路線の縦断線形  当初、「豊野浄水場南交差点」で市道(太秦打上線)に取り付く計画であったため、市道のルートや縦断線形を変えずに施工でき、迂回路は必要なかった。 P13

(都)梅が丘黒原線 市道太秦打上線 (図9) P14 ④ 再評価 枚方富田林泉佐野線(梅が丘黒原線) 事業費の増加 (5) N ④ 再評価 枚方富田林泉佐野線(梅が丘黒原線) 事業費の増加 (5) (図9) 新たに設ける交差点 豊野浄水場南交差点 N 平面図(イメージ図) (都)梅が丘黒原線 第二京阪方面 変更後の市道の取付ルート 大阪市水道局 豊野浄水場 市道太秦打上線 迂回路 縦断図(イメージ図) 変更後の市道の縦断線形 迂回路の縦断線形 豊野浄水場南交差点 本路線の縦断線形  当初、「豊野浄水場南交差点」を5差路とする設計であったが、地元要望や警察協議で5差路は危険であり改善するよう求められた。そのため、本路線と市道を接続する交差点を新たに設ける設計に変更したが、この変更により、市道のルートや縦断線形を変える必要が生じた。この(市道の付替え)工事を行うため、迂回路が必要となり、大阪市水道局豊野浄水場の土地内に迂回路を設け施工することとした。 P14

大阪府の財政状況 P15 ⑤ 再評価 大阪枚岡奈良線 一時休止の考え方(1) ◆大阪府では、平成13年9月「都市基盤整備中期計画」を策定。 ⑤ 再評価 大阪枚岡奈良線 一時休止の考え方(1) 大阪府の財政状況 ◆大阪府では、平成13年9月「都市基盤整備中期計画」を策定。 ◆その後、財政状況の悪化から、度重なる事業費削減を受け、事業の「選択」と「集中」を厳しく行いつつ、都市基盤整備を推進。 【交通道路室と都市整備部の当初予算の推移】 億円 1078 1073 1200 1260 1058 963 965 912 964 816 3685 3347 3250 3259 2821 2645 2554 1954 2009 1663 11.7% 10.6% 10.4% 10.3% 9.1% 8.5% 7.8% 6.7% 6.6% 5.1% 500 1000 1500 2000 2500 3000 3500 4000 H13 H14 H15 H16 H17 H18 H19 H20 H21 H22 0.0% 2.0% 4.0% 6.0% 8.0% 10.0% 12.0% 14.0% 事業の重点化 交通道路室当初予算 都市整備部当初予算 シェア(部/府全体) P15

P16 ⑤ 再評価 大阪枚岡奈良線 一時休止の考え方(2) ⑤ 再評価 大阪枚岡奈良線 一時休止の考え方(2) ◆平成20年7月、「将来世代に負担を先送りしない」「収入の範囲で予算を組む」という考えから、  「財政再建プログラム(案)」(H20~H22)を策定。建設事業費は原則2割削減。  このため、都市整備部において、以下の方針を策定し、道路事業を重点化。 ・大阪の骨格を形成する道路整備 ・開かずの踏切対策など渋滞対策 ペースダウン (26箇所) 府県間道路 新名神アクセス 等 骨  太 大和川線関連 第二京阪・ 着実に整備 (44箇所) 第二京阪・大和川線関連 等 早期概成可 早期概成不可 ※ただし、安全確保、生活再建の観点からの買取請求等への対応は可能な範囲で実施 一時休止 (17箇所) 府民密着 ・地域課題解決の道路整備  〔狭隘区間の解消など〕 【大阪枚岡奈良線の場合】 府民密着 一時休止 安全確保、生活再建の観点からの買取請求等の対応 ・用地進捗率 76% ・工事進捗率 59% ⇒ 早期概成不可 ・残事業費   25億 ・地域課題解決の道路整備  〔狭隘区間の解消〕 H20.4末時点 P16

計画時、下落傾向が続いていた買収予定地の地価が上昇に転じたため、用地費が増加した。 ⑥ 再評価 枚方藤阪線 事業費の増加(1) ○地価の上昇(約1.5億円)・・・図10 ○無電柱化工事の追加(約3億円) ○補償対象物件の増加(約1.5億円)  計画時、下落傾向が続いていた買収予定地の地価が上昇に転じたため、用地費が増加した。  平成19年3月に事業者等との協議が整ったため、無電柱化工事を追加した。  事業着手後、詳細な物件調査を行った結果、移転補償対象物件が増加(17件⇒22件)した。 P17

(図10) P18 ⑥ 再評価 枚方藤阪線 事業費の増加(2) 枚方藤阪線の用地単価の変動状況 (H16を100とした場合の指数) ⑥ 再評価 枚方藤阪線 事業費の増加(2) (図10) 枚方藤阪線の用地単価の変動状況 (H16を100とした場合の指数)                  (計画時点)      (買収時点) 実際の変動指数 計画時の推定 (下落鈍化を予測) 地価下落が継続した場合 P18