ミニッツペーパー用OMRを利用した採点の自動化

Slides:



Advertisements
Similar presentations
津田塾大学の取組紹介 ライティング・カフェの試み 飯野 朋美(津田塾大学ライティングセンター). 津田塾大学の概要 1900年「女子英学塾」創立 学芸学部:英文学科、国際関係学科、 数学科、情報科学科 大学院生を含めた学生数 約2800名.
Advertisements

業務改善コンテスト 2009 Good News Delivery~ 効果的な高校訪問の実施 北海道教学部 札幌教学課 平井 直輝 入試センター 北海道入学広報課 根本 直樹.
摂南大学理工学部における 数学教育と EMaT への取組み 東武大、小林俊公、中津了勇、島田伸一、寺本惠昭、友枝 恭子 ( 摂南大学理工学部 基礎理工学機構 ) 日本工学教育協会 第 63 回年次大会 2015 年 9 月 4 日 ( 金 ) 9:30-9:45.
教員に組織の一員としての経営参画 意識を育てる 校内組織や組織マネジメントの工夫 小平市立小平第十四小学校 校 長 村松 守夫 1.
入学センター入学課 佐藤 友信. 目 次 1. 提案の背景 2. 改善内容及び期待できる効果 3. まとめ 4. 今後の展望.
守谷総合人生大学 (生涯学習の仕組み、学校教育法上の大学ではな い) の創設 グループ提案 会田榮光、片桐真奈美、古橋俊夫.
学事予算の支出状況表作成に 係る業務の効率化 教学部 高輪教学課 加藤美博. 目 次 ①背景 ②財務情報システムの現状 ③これまでの取り組み ④新たな改善事項 ⑤効果.
大学入門講座の 実施に向けて ●桑折範彦   
学力向上の課題と今後の具体的な取組 【 今後の具体的な取組 】 学力調査 【 課 題 】 ①授業での理解力の向上 ②家庭学習への意欲化
卒業見込み判定資料作成のための工数大幅削減施策
経営参画意識を育てる学校運営 ~校内組織と組織マネジメントの工夫~
いわき明星大学 エネルギー教育研究会(第1回)
総合学科における全員履修科目としての「情報」の取り組み -教科情報必修化にさきがけて-
平成17年度 大学教育の国際化推進 プログラム (戦略的国際連携支援)
富山国際大学 現代社会学部 新2年生 2010年度前期 オリエンテーション
「授業についてのアンケート」 業務の改善に向けた取組みについて
情報教育の推進について 神奈川県立川崎北高等学校.
初年次教育における 授業手法改善の効果と限界 ー流通科学大学の事例ー
進学型専門高校 都立千早高等学校 平成23年8月18日 平成23年度進路指導研修会
情報リテラシ教育におけるWebCTの利用
2004年11月22日 第2分科会 国際競争力のある人材育成.
社会基盤保全工学 ガイダンス コンクリート工学研究室 岩城 一郎.
第1回 英語教育推進委員会 資料 平成24年5月30日 福井県国際交流会館 1.
― 高大連携 入学前教育(学習)の 充実と合理的な進展を目指して -
Moodleを用いた実力試験と その後の展開について
日本大学工学部 土木工学科 学籍番号: 吉田 樹央
構造材料学の 開講にあたって コンクリート工学研究室 岩城 一郎.
PPM手法を適用した 訓練評価手法構築の試み 第2報 - 平成13年度から平成16年度までの 指導員研修改善の経過 -
平成27年度ポートフォリオ説明会 専攻科長より キーワード: ①総合システム工学 専攻科長 高野明夫 ②学習・教育目標
九州大学を学問の府に 小 田 垣 孝 学問の府 ・真理を求め、真理に基づいた発言と行動 ・市民全体に対して直接責任を負った発言と行動
Q&A10項目 早分かり (学部教務委員会作成2009年)
学科組織・学科教育カリキュラム・ 化学実験教育・入学前教育、等
平成28年度 編入生ガイダンス (14235編入生用).
技術者英語 対象: 電気電子システム工学科 2年生 時限: 前期 水曜日 Ⅳ限 担当: 武藤 真三、本間 聡
大学編入試験体験談 平成29年1月26日 5年 情報工学科 宮本靖貴.
平成17年度 大学教育の国際化推進 プログラム (戦略的国際連携支援)
主体的学習を支援するWebCTの利用 情報センター 菊沢正裕.
2016年度秋期 成果発表会 2016年11月25日 大阪開発センター 技術一部 畑中 龍樹.
スライド資料 E1 教育校務の情報化 〈タイトル〉 ここでは、教育の情報化とICT活用について学びます。 兵庫県版研修プログラム.
能登正人 & 松井 啓 神奈川大学 工学部 電気電子情報工学科
聴覚障害学生高等教育支援ネットワークの構築に向けて
達成度判定分科会.
「沖縄におけるスポーツサイエンスの拠点化に向けた
コミュニケーション能力、地域理解力・・・・
~夢はここで実現する~ 北条高校 POWER UP HIGH SCHOOL
構造材料学の開講にあたって コンクリート工学研究室 岩城 一郎.
長期滞在型テレワークの誘致及び導入検討調査
平成19年度「特色ある大学教育支援プログラム」(特色GP)
社会基盤保全工学 ガイダンス コンクリート工学研究室 岩城 一郎.
学生の学力低下と化学教育における工夫 日本大学理工学部の教育事例紹介 私化連シンポジウム 日本大学 理工学部 物質応用化学科
「沖縄におけるスポーツサイエンスの拠点化に向けた
AO入試合格者に対する入学前学習課題としての 大学入試センター試験受験の試み (大学教育学会 第32回大会 愛媛大学 2010/6/5)
3言語×3視座: 外国語学部とグローバル教育センターが 目指す人材育成
私立大学情報教育協会 研修運営委員長 南 雄三
「地域経済産業活性化対策調査(沖縄市が整備するアリーナ施設を核としたまちづくり等に関する基礎調査)」
学校・教員・企業調査編 学校・教員・企業調査 / 発表者  十河 直幸 Benesse教育研究開発センター 教育調査室 研究員.
コミュニケーション能力、地域理解力・・・・
情報処理基礎A・B 坂口利裕 横浜市立大学・商学部
事業区分: 課題調査事業 コンソーシアム等名称: ○○ 事業名: △△ 代表団体名: □□ 参加団体: ▲▲、■■ 協力団体: ●●、◎◎
学部新入生オリエンテーション 大阪大学における初年次共通教育 「学び方を学ぶ」    ための 1年ないし1年半 全学教育推進機構長 下田 正.
歓迎のあいさつ [年度を挿入] 学年度 学校名 教員名 学年 2019/5/5.
平成16年度大学情報化職員基礎講習会 「これからの教育・研究支援と その体制」
関西大学の取組紹介 小林 至道 (関西大学 教育推進部 特任助教) 関西大学・津田塾大学主催 シンポジウム
コンクリート工学研究室 岩城一郎・子田康弘
松山大学学生意識調査 ~一般基礎演習と経済基礎演習は必要なのか~
広報・PR論入門 -岐阜大学をケーススタディに-
SCS研修 高等教育に学ぶ障害者への 配慮と学習支援
(別紙1) 提案書雛型 令和元年度 沖縄型テレワーク実装推進調査 ー提案書ー                        (日付)                        (企業名)                        (連絡先等)
市区町村 富士市 創業支援事業者 概 要 特定創業支援事業 <全体像> 地域金融機関 静岡県富士工業技術支援センター 市立中央図書館
守谷総合人生大学 (生涯学習の仕組み、学校教育法上の大学ではない) の創設
Presentation transcript:

ミニッツペーパー用OMRを利用した採点の自動化 2011年度業務改善コンテスト ミニッツペーパー用OMRを利用した採点の自動化 産業工学部建築学科     ○伊藤 是清 産業工学部電子知能システム工学科 中嶋 卓雄 産業工学部環境保全学科    市川 勉 熊本教学課          村山 敏久 熊本教学課          井  茂俊 熊本教学課          村山 剛子

2011年度九州キャンパス教育支援活動プログラム 発表概要 2011年度九州キャンパス教育支援活動プログラム 基礎学力支援プロジェクト 学力評価テストの採点業務に ミニッツペーパーシステムを活用 使用材料と調合を表に示します。アルミナボールは密度3.6,球径が2~40mmのものを使用しました。 調合は,石炭灰を外割で混合したコンクリートのペースト部分としています。

九州キャンパス教育活動支援プログラム(2008年度~) 概 要 九州キャンパス(熊本・阿蘇)の教育機能や情報発信機能を高めるために,教員へ発案を募り,特色ある教育プロジェクト等への支援を行う。 成果が顕著な課題は,九州キャンパス副学長推進プロジェクトの候補課題となり,採択された場合は継続的な取組みとなる。 採択件数 年 度 教育活動支援プログラム 副学長推進プロジェクト 2008 9 2009 2 2010 1 3 2011 2  3  使用材料と調合を表に示します。アルミナボールは密度3.6,球径が2~40mmのものを使用しました。 調合は,石炭灰を外割で混合したコンクリートのペースト部分としています。

申請区分:①特色ある教育プロジェクト 課 題 名 採択課題一覧 教育活動支援プログラム 申請区分:①特色ある教育プロジェクト 課 題 名 理系の基礎学力向上を柱とした学習支援活動 ~農学部初年次学生を対象とした学習支援ルーム「AsSO?!(あっそ~)」の取り組み~ 農学部キャンパス環境を利用した動植物管理システムへのICT教育の応用 地域・高大連携サイエンス・ラボの開催およびリメディアル・学習相談室の設置・運営 インターネット大学 CGワークショップ 建築模型の製作による建築空間・構造の視覚的把握 学生参加型の環境保全講座 地域連携型環境実学プロジェクト 学生マイスター制度の構築とロボットラボにおけるプロジェクト活動の支援 阿蘇キャンパス自然図鑑の制作 基礎教育支援プロジェクト 拡張現実システムの開発/利用による複合分野の教育支援 申請区分:②FD活動プロジェクト 課 題 名 農学部におけるFD推進のための試み 産業工学部第1回FD研究会 使用材料と調合を表に示します。アルミナボールは密度3.6,球径が2~40mmのものを使用しました。 調合は,石炭灰を外割で混合したコンクリートのペースト部分としています。

採択課題一覧 副学長推進プロジェクト 課 題 名 課 題 名 理系の基礎学力向上を柱とした学習支援活動 ~農学部初年次学生を対象とした学習支援ルーム「AsSO?!(あっそ~)」の取り組み~ インターネット大学 ロボットマイスタ制度の構築とロボットラボにおけるプロジェクト活動の支援 使用材料と調合を表に示します。アルミナボールは密度3.6,球径が2~40mmのものを使用しました。 調合は,石炭灰を外割で混合したコンクリートのペースト部分としています。

基礎学力支援プロジェクト 概 要 産業工学部と熊本教養教育センターの教員が連携し, 数学,物理,英語に関して基礎学力を充実させる各種の 試みを実施 具体的方針 オフィスアワー制度の最大限の有効活用   学生の質問にいつでも多くの教員が協力して答える   組織構造を構築 試験前などに,共通の時間帯において学生の質問に答えるイベントなどを開催 個々の学生の学習履歴を記録し,基礎学力の育成に関してきめ細やかな指導を行う 使用材料と調合を表に示します。アルミナボールは密度3.6,球径が2~40mmのものを使用しました。 調合は,石炭灰を外割で混合したコンクリートのペースト部分としています。

基礎学力支援プロジェクトメンバー プロジェクトリーダー 産業工学部環境保全学科 市川 勉 電子知能システム工学科 産業工学部環境保全学科 市川 勉 電子知能システム工学科   井手口 健,中嶋 卓雄,津田 良一,藤本 邦昭,松本 欣也 機械システム工学科   清田 英夫,佐松 崇史,高橋 将徳 環境保全工学科   金子 好雄 建築学科   村上 祐治,伊藤 是清   岩下 孝,磯田 隆啓,藤原 勉   今田 恒久 プロジェクトリーダー 産業工学部 使用材料と調合を表に示します。アルミナボールは密度3.6,球径が2~40mmのものを使用しました。 調合は,石炭灰を外割で混合したコンクリートのペースト部分としています。 熊本教養教育センター 総合経営学部 マネジメント学科

補習体制 ■ 学部と教養の教員との連携により,オフィスアワー制度を 利用した数学科目(1年生)の補習を実施 基礎学力支援プロジェクト OHを利用した基礎科目のフォロー ■ 学部と教養の教員との連携により,オフィスアワー制度を 利用した数学科目(1年生)の補習を実施 ■ 学生が質問できるような環境の整備 補習体制 授業での小テストの採点結果,不正解であった問題は再度解いて学科の担当教員の確認を受ける ⇒ 学科教員の捺印,授業担当教員に再提出(チェック) ⇒ 義務化(評価に反映) 使用材料と調合を表に示します。アルミナボールは密度3.6,球径が2~40mmのものを使用しました。 調合は,石炭灰を外割で混合したコンクリートのペースト部分としています。

■ 2011年7月20,21,22日開催 ■ 参加学生68名(産業工学部) 基礎学力支援プロジェクト 定期試験前合同学習質問会 基礎学力支援プロジェクト 定期試験前合同学習質問会 ■ 2011年7月20,21,22日開催 ■ 参加学生68名(産業工学部) 使用材料と調合を表に示します。アルミナボールは密度3.6,球径が2~40mmのものを使用しました。 調合は,石炭灰を外割で混合したコンクリートのペースト部分としています。

質問会参加学生の分布

※学科が100人いた場合の参加学生の順位(1年生を除く,データがないため) 質問会参加学生の成績順位と分布 ■ 必ずしも優秀,それに   近い学生のみではない ■ 全体的に分布 順 位 全体としてのレベルを上げる効果がある 人 数 ※学科が100人いた場合の参加学生の順位(1年生を除く,データがないため)

採点にミニッツペーパーシステムを利用! 基礎学力支援プロジェクト  学力評価テスト 基礎学力(数学・英語)の把握 →下位成績者のフォロー ■ 2011年9月22日開催 ■ 対象学年:産業工学部1~3年 ■ 参加学生188名(82%,産業工学部) 採点にミニッツペーパーシステムを利用! 使用材料と調合を表に示します。アルミナボールは密度3.6,球径が2~40mmのものを使用しました。 調合は,石炭灰を外割で混合したコンクリートのペースト部分としています。

大学HPに掲載 基礎学力支援プロジェクト 学力評価テスト 基礎学力支援プロジェクト  学力評価テスト 大学HPに掲載 使用材料と調合を表に示します。アルミナボールは密度3.6,球径が2~40mmのものを使用しました。 調合は,石炭灰を外割で混合したコンクリートのペースト部分としています。

解答用紙作成~集計作業の流れ 解答用紙の作成 書式定義ファイルの作成 解答用紙の読取り CSVファイルへの出力 集計(スクリプトプログラム) 使用材料と調合を表に示します。アルミナボールは密度3.6,球径が2~40mmのものを使用しました。 調合は,石炭灰を外割で混合したコンクリートのペースト部分としています。 CSVファイルへの出力 集計(スクリプトプログラム)

作業の様子 OMR (マーク読取り装置) 使用材料と調合を表に示します。アルミナボールは密度3.6,球径が2~40mmのものを使用しました。 調合は,石炭灰を外割で混合したコンクリートのペースト部分としています。

解答用紙の作成(Word) 使用材料と調合を表に示します。アルミナボールは密度3.6,球径が2~40mmのものを使用しました。 調合は,石炭灰を外割で混合したコンクリートのペースト部分としています。

定義ファイルの作成(DynaEye) 使用材料と調合を表に示します。アルミナボールは密度3.6,球径が2~40mmのものを使用しました。 調合は,石炭灰を外割で混合したコンクリートのペースト部分としています。

読み取り結果(CSVファイル出力) 使用材料と調合を表に示します。アルミナボールは密度3.6,球径が2~40mmのものを使用しました。 調合は,石炭灰を外割で混合したコンクリートのペースト部分としています。

業務改善効果 解答用紙数188枚×2(数・英) ■ 作業人数:1名 ■ 作業時間: 定義ファイル作成:30分×2(習得時間は含まない) 読取り     :30分~45分×2       ※ほとんどがエラー(ダブルマーク等)の確認作業時間 使用材料と調合を表に示します。アルミナボールは密度3.6,球径が2~40mmのものを使用しました。 調合は,石炭灰を外割で混合したコンクリートのペースト部分としています。 ■ 処理コスト削減:  読取り作業を外注した場合→2~3万円

まとめ 学力評価テストの採点業務にミニッツペーパーシステムを利用した結果,作業労力・時間を大幅に改善できた。 このような機能が充実することにより,学生の学力評価を始めとしたデータ集計,高校生へ向けたアンケート処理,広報,教学など幅広い業務において,このシステムは有効であることが分かった。 今後も幅広く応用し,更に業務の改善を行っていきたい。 使用材料と調合を表に示します。アルミナボールは密度3.6,球径が2~40mmのものを使用しました。 調合は,石炭灰を外割で混合したコンクリートのペースト部分としています。

謝 辞 解答用紙の作成・読取り作業に際し,ご支援を頂きました教育支援センター教育支援課に感謝の意を表します。 謝  辞 解答用紙の作成・読取り作業に際し,ご支援を頂きました教育支援センター教育支援課に感謝の意を表します。 使用材料と調合を表に示します。アルミナボールは密度3.6,球径が2~40mmのものを使用しました。 調合は,石炭灰を外割で混合したコンクリートのペースト部分としています。

ミニッツペーパー用OMRを利用した採点の自動化 ご清聴ありがとうございました