~変貌する国際通貨体制の中のルピーとアジア通貨~

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マクロ金融論 ポートフォリオ・アプローチ. マクロ金融論 ポートフォリオ・アプローチの 特徴 内外資産が不完全代替( ← 為替リス ク) 分散投資(ポートフォリオ)によって リスクを軽減可能。 経常収支黒字累積 → 外国資産流入 → 国 際ポートフォリオ → 為替相場.
経常収支とは?  一国の国際収支を評価する基準の一つ。  この 4 つのうち、 1 つが赤字であっても他で賄え ていれば経常収支は黒字となる。 貿易収支 モノの輸出入の 差 所得収支 海外投資の収益 サービス収支 サービス取引額 経常移転収支 対価を伴わない 他国への援助額 これらを合わせたものが経常収支.
『マクロ金融特論』 ( 2 ) 一橋大学大学院商学研究科 小川英治 マクロ金融特論
1 国際金融市場 伝統的金融市場 オフショア市場 ユーロ市場 デリバティブ市場. 2 国際金融市場の意義 資金過剰部門から資金不足部門への, 国際的な資金の調達や運用が行われる 場 個別経済次元 ①再生産に関わる資本 の節約や有給貨幣資本の動員 ②ヘッ ジ,投機,裁定のための取引 ③手数 料稼ぎ 国民経済次元.
Copyright(C) Ueda Harlow Ltd. All Rights Reserved. UedaHarlow イブニングフォーカス.
第5章 活性化する国際分散投資 と 日本経済の影響. ネットとグロスの違い 資本移動の場合 日本 外国 100 億円 50 億円 ネットの資本移動 100-50=50億 円の黒字 グロスの資本移動 100+50= 150 億 円.
第10章 国際通貨体制 社会・政治制度をつなぐ歴史的秩序.
第1章 金融の基本的要素 Q.4~Q /5/6 棚倉 彩香.
世界ソブリンバブル衝撃のシナリオ 第8章国債バブル崩壊のシナリオ
第5章 どのように 国際的に 資金が 流れるのか 加藤 栞.
2 国際収支と国際貸借 2-1 国際収支と国際収支表 2-2 国際収支と国民経済 2-3 国際収支と国際貸借.
アジア共通通貨導入の是非 否定派 蔵内 小柴 鶴間.
国際収支表をどう読むか 国際収支の均衡 国際収支とGDP
15 パクス・アメリカーナの時代 1 アメリカの戦後構想とIMF体制 2 IMF体制の成立と発展,ドル危機 3 固定相場制の崩壊と変動相場制
1. Departamento de Consultoria e Assessoria
第16章 総需要に対する 金融・財政政策の影響 1.総需要曲線は三つの理由によって右下がりである 資産効果 利子率効果 為替相場効果
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グローバル・インバランスと世界金融危機の中の国際通貨問題
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購買力平価 一橋大学商学部 小川英治 マクロ金融論2016.
国際収支と為替相場 一橋大学商学部 小川英治 マクロ金融論2016.
第2章 バブル崩壊後における経済の長期停滞の原因をどうみるか
(出所)小峰隆夫(2003)『最新日本経済入門[第2版]』、日本評論社、p.186。
国際収支と為替相場の基礎的概念 MBA国際金融2015.
『手に取るように金融がわかる本』 p.202~p.223 part1~5
JAFEE2004 冬季大会 金融商品特別セッション 為替オーバーレイ取引 12月24日 13:10-14:10 住商キャピタルマネジメント
0-1 国際金融とは? ①Not金融スペシャリスト・銀行勤務者,
第70回 しがくセミナー ~日本のグランドデザイン~
14 パクス・ブリタニカの盛衰 1 国際金本位制とポンド体制 2 両大戦間期の国際通貨体制と通貨ブ ロック 3 戦後IMF体制とポンドの凋落
第8章 国際収支と国際投資ポジション 対外経済関係の鳥瞰図.
第7章 どのように為替レートを 安定化させるのか
固定為替相場制度 vs. 変動為替相場制度 マクロ金融論2010.
セルビア共和国 経済・構造改革 ー挑戦と達成ー
ギリシャはユーロを離脱するべきか ~肯定派~
三、安定成長期(1973年~1986年) 1 高度成長の挫折 2 産業構造の変化 3 円高と貿易摩擦 4 逆輸入と内需拡大.
4 国際通貨 1 国際通貨の基礎理論 2 国際通貨の機能と選択 3 管理通貨制度下の国際通貨 国際金融2002(毛利良一)
手に取るように金融がわかる本 PART6 6-11 09bd139N 小川雄大.
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2014年3月期 決算説明会 2014年6月4日 日商電機産業株式会社.
ペルー経済の特徴 -2015年の生産量で,銀が世界2位,銅,亜鉛が3位,鉛,錫が4位,金が6位。 ○定着した民主主義
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金融市場 国際班 Ooshiro.R Manita.O Itou.R Itou.K Shirai.D.
円高と円安と日本の景気 日本は「貿易黒字」で儲かっているのか?
元高の原因を追求    九州産業大学 金崎ゼミ 張 雷 徐 雲飛 .
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2009年7月 為替相場講演会資料 株式会社三菱東京UFJ銀行/東アジア金融市場部
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~変貌する国際通貨体制の中のルピーとアジア通貨~ 2017/3/11 2009年7月   BTMUセミナー    世界及びアジア、インドの経済・為替動向 ~変貌する国際通貨体制の中のルピーとアジア通貨~         【本日のテーマ】            ① 戦後が問われる米経済とドル基軸通貨体制           ② 底入れが始まった日中経済           ③ アジア通貨を取り巻く環境           ④ インドルピーを見極めるポイント 三菱東京UFJ銀行 金融市場部 チーフアナリスト 高島 修

米国の財政赤字は戦後最大規模まで拡大 Bank of Tokyo-Mitsubishi UFJ 2017/3/11 米国の財政赤字は戦後最大規模まで拡大 (テーマ①)戦後が問われる米経済とドル基軸通貨体制 (1)外国人投資家の日本株買いの一方、円高が中々進まない。 (2)注目されているのは、本邦からの資金流出。  特に外貨建投信の著しい伸び。 (3)2001年以降、投信全体が伸び悩む中、外貨投信は着実に増加。  足許では月間5,000億円規模。投信の伸びの殆どが外貨による。 (4)公募投信では、残高ベースで投信全体の35%を外貨投信が  占める状況となっている。 (4)デフレ脱却=円高のイメージ強いが、  景気回復・株高を受けて、個人マネーがリスク志向を強めている。  デフレ脱却=円安のフローがあることに注意が必要。 Bank of Tokyo-Mitsubishi UFJ Page1

積極的な財政措置のシワ寄せはドル相場と米国債に・・・ 2017/3/11 積極的な財政措置のシワ寄せはドル相場と米国債に・・・ (テーマ①)戦後が問われる米経済とドル基軸通貨体制 (1)外国人投資家の日本株買いの一方、円高が中々進まない。 (2)注目されているのは、本邦からの資金流出。  特に外貨建投信の著しい伸び。 (3)2001年以降、投信全体が伸び悩む中、外貨投信は着実に増加。  足許では月間5,000億円規模。投信の伸びの殆どが外貨による。 (4)公募投信では、残高ベースで投信全体の35%を外貨投信が  占める状況となっている。 (4)デフレ脱却=円高のイメージ強いが、  景気回復・株高を受けて、個人マネーがリスク志向を強めている。  デフレ脱却=円安のフローがあることに注意が必要。 Bank of Tokyo-Mitsubishi UFJ Page2

1年半で6百万人が職を失った米雇用調整の激しさ 2017/3/11 (テーマ①)戦後が問われる米経済とドル基軸通貨体制 1年半で6百万人が職を失った米雇用調整の激しさ (1)外国人投資家の日本株買いの一方、円高が中々進まない。 (2)注目されているのは、本邦からの資金流出。  特に外貨建投信の著しい伸び。 (3)2001年以降、投信全体が伸び悩む中、外貨投信は着実に増加。  足許では月間5,000億円規模。投信の伸びの殆どが外貨による。 (4)公募投信では、残高ベースで投信全体の35%を外貨投信が  占める状況となっている。 (4)デフレ脱却=円高のイメージ強いが、  景気回復・株高を受けて、個人マネーがリスク志向を強めている。  デフレ脱却=円安のフローがあることに注意が必要。 Page3 Bank of Tokyo-Mitsubishi UFJ

IMF改革と国際通貨体制の変貌 Bank of Tokyo-Mitsubishi UFJ (テーマ①)戦後が問われる米経済とドル基軸通貨体制 2017/3/11 IMF改革と国際通貨体制の変貌 (テーマ①)戦後が問われる米経済とドル基軸通貨体制 (1)外国人投資家の日本株買いの一方、円高が中々進まない。 (2)注目されているのは、本邦からの資金流出。  特に外貨建投信の著しい伸び。 (3)2001年以降、投信全体が伸び悩む中、外貨投信は着実に増加。  足許では月間5,000億円規模。投信の伸びの殆どが外貨による。 (4)公募投信では、残高ベースで投信全体の35%を外貨投信が  占める状況となっている。 (4)デフレ脱却=円高のイメージ強いが、  景気回復・株高を受けて、個人マネーがリスク志向を強めている。  デフレ脱却=円安のフローがあることに注意が必要。 Bank of Tokyo-Mitsubishi UFJ Page4

「景気減速≠円安」、「景気回復≠円安」の理由 2017/3/11 「景気減速≠円安」、「景気回復≠円安」の理由 (テーマ②)底入れが始まった日中経済 (1)更に購買力平価の観点からも115円は重要。 (時間があれば、4Pで購買力平価を説明) (2)購買力平価とはインフレ・物価を考慮した上での為替相場の適正水準。 (3)ただ、物価と言っても色々ある。図中の線で言えば、  ①消費者物価ベース・・・150円前後  ②生産者物価・卸売物価ベース・・・115円前後  ③輸出物価ベース・・・70円前後  ④②と③の中間(②と③を足して2で割ったもの)・・・93円前後 (4)重要なのは②。98年、02年とドルの行く手を阻んだ。  一方、96年以降、ドルの下値を支えているのは③ (5)過去②の上で定着したのは、レーガン政権前期のみ(81年~)。  米国が強いドル高政策を唱えていた頃。 Bank of Tokyo-Mitsubishi UFJ Page5

日本企業の海外留保利益は20兆円 Bank of Tokyo-Mitsubishi UFJ (テーマ②)底入れが始まった日中経済 Page6 2017/3/11 日本企業の海外留保利益は20兆円 (テーマ②)底入れが始まった日中経済 (1)外国人投資家の日本株買いの一方、円高が中々進まない。 (2)注目されているのは、本邦からの資金流出。  特に外貨建投信の著しい伸び。 (3)2001年以降、投信全体が伸び悩む中、外貨投信は着実に増加。  足許では月間5,000億円規模。投信の伸びの殆どが外貨による。 (4)公募投信では、残高ベースで投信全体の35%を外貨投信が  占める状況となっている。 (4)デフレ脱却=円高のイメージ強いが、  景気回復・株高を受けて、個人マネーがリスク志向を強めている。  デフレ脱却=円安のフローがあることに注意が必要。 Bank of Tokyo-Mitsubishi UFJ Page6

中国の在庫投機と危うい原油・商品相場 Bank of Tokyo-Mitsubishi UFJ (テーマ②)底入れが始まった日中経済 2017/3/11 中国の在庫投機と危うい原油・商品相場 (テーマ②)底入れが始まった日中経済 (1)外国人投資家の日本株買いの一方、円高が中々進まない。 (2)注目されているのは、本邦からの資金流出。  特に外貨建投信の著しい伸び。 (3)2001年以降、投信全体が伸び悩む中、外貨投信は着実に増加。  足許では月間5,000億円規模。投信の伸びの殆どが外貨による。 (4)公募投信では、残高ベースで投信全体の35%を外貨投信が  占める状況となっている。 (4)デフレ脱却=円高のイメージ強いが、  景気回復・株高を受けて、個人マネーがリスク志向を強めている。  デフレ脱却=円安のフローがあることに注意が必要。 Bank of Tokyo-Mitsubishi UFJ Page7

中国は外需依存から内需牽引へ梶を切った Bank of Tokyo-Mitsubishi UFJ (テーマ②)底入れが始まった日中経済 2017/3/11 中国は外需依存から内需牽引へ梶を切った (テーマ②)底入れが始まった日中経済 (1)更に購買力平価の観点からも115円は重要。 (時間があれば、4Pで購買力平価を説明) (2)購買力平価とはインフレ・物価を考慮した上での為替相場の適正水準。 (3)ただ、物価と言っても色々ある。図中の線で言えば、  ①消費者物価ベース・・・150円前後  ②生産者物価・卸売物価ベース・・・115円前後  ③輸出物価ベース・・・70円前後  ④②と③の中間(②と③を足して2で割ったもの)・・・93円前後 (4)重要なのは②。98年、02年とドルの行く手を阻んだ。  一方、96年以降、ドルの下値を支えているのは③ (5)過去②の上で定着したのは、レーガン政権前期のみ(81年~)。  米国が強いドル高政策を唱えていた頃。 Bank of Tokyo-Mitsubishi UFJ Page8

新興国通貨は堅調地合い継続を見込む グローバル経済の減速 → 原油商品相場の下落 ↓ ↓ ↓ 2017/3/11 新興国通貨は堅調地合い継続を見込む (テーマ③)アジア通貨を取り巻く環境 グローバル経済の減速  →  原油商品相場の下落     ↓          ↓      ↓   新興国通貨の下落 → 貿易収支の改善   実質消費の改善                 ↓ ↓               新興国通貨下げ止まり (1)更に購買力平価の観点からも115円は重要。 (時間があれば、4Pで購買力平価を説明) (2)購買力平価とはインフレ・物価を考慮した上での為替相場の適正水準。 (3)ただ、物価と言っても色々ある。図中の線で言えば、  ①消費者物価ベース・・・150円前後  ②生産者物価・卸売物価ベース・・・115円前後  ③輸出物価ベース・・・70円前後  ④②と③の中間(②と③を足して2で割ったもの)・・・93円前後 (4)重要なのは②。98年、02年とドルの行く手を阻んだ。  一方、96年以降、ドルの下値を支えているのは③ (5)過去②の上で定着したのは、レーガン政権前期のみ(81年~)。  米国が強いドル高政策を唱えていた頃。 【3つのフィルター】 ① 資源輸出国→× ② 高インフレ国→× ③ 対外債務大の国→× Bank of Tokyo-Mitsubishi UFJ Page9

アジア諸国の輸出、貿易黒字は急減したが・・・ 2017/3/11 アジア諸国の輸出、貿易黒字は急減したが・・・ (テーマ③)アジア通貨を取り巻く環境 (1)更に購買力平価の観点からも115円は重要。 (時間があれば、4Pで購買力平価を説明) (2)購買力平価とはインフレ・物価を考慮した上での為替相場の適正水準。 (3)ただ、物価と言っても色々ある。図中の線で言えば、  ①消費者物価ベース・・・150円前後  ②生産者物価・卸売物価ベース・・・115円前後  ③輸出物価ベース・・・70円前後  ④②と③の中間(②と③を足して2で割ったもの)・・・93円前後 (4)重要なのは②。98年、02年とドルの行く手を阻んだ。  一方、96年以降、ドルの下値を支えているのは③ (5)過去②の上で定着したのは、レーガン政権前期のみ(81年~)。  米国が強いドル高政策を唱えていた頃。 Bank of Tokyo-Mitsubishi UFJ Page10

アジア諸国は外貨準備の復元に動いている Bank of Tokyo-Mitsubishi UFJ (テーマ③)アジア通貨を取り巻く環境 2017/3/11 (テーマ③)アジア通貨を取り巻く環境 アジア諸国は外貨準備の復元に動いている (1)更に購買力平価の観点からも115円は重要。 (時間があれば、4Pで購買力平価を説明) (2)購買力平価とはインフレ・物価を考慮した上での為替相場の適正水準。 (3)ただ、物価と言っても色々ある。図中の線で言えば、  ①消費者物価ベース・・・150円前後  ②生産者物価・卸売物価ベース・・・115円前後  ③輸出物価ベース・・・70円前後  ④②と③の中間(②と③を足して2で割ったもの)・・・93円前後 (4)重要なのは②。98年、02年とドルの行く手を阻んだ。  一方、96年以降、ドルの下値を支えているのは③ (5)過去②の上で定着したのは、レーガン政権前期のみ(81年~)。  米国が強いドル高政策を唱えていた頃。 Bank of Tokyo-Mitsubishi UFJ Page11

強化されるアジア地域金融 Bank of Tokyo-Mitsubishi UFJ (テーマ③)アジア通貨を取り巻く環境 Page12 2017/3/11 (テーマ③)アジア通貨を取り巻く環境 (1)外国人投資家の日本株買いの一方、円高が中々進まない。 (2)注目されているのは、本邦からの資金流出。  特に外貨建投信の著しい伸び。 (3)2001年以降、投信全体が伸び悩む中、外貨投信は着実に増加。  足許では月間5,000億円規模。投信の伸びの殆どが外貨による。 (4)公募投信では、残高ベースで投信全体の35%を外貨投信が  占める状況となっている。 (4)デフレ脱却=円高のイメージ強いが、  景気回復・株高を受けて、個人マネーがリスク志向を強めている。  デフレ脱却=円安のフローがあることに注意が必要。 Bank of Tokyo-Mitsubishi UFJ Page12

インド経済は緩やかな底入れへ Bank of Tokyo-Mitsubishi UFJ (テーマ④)インドルピーを見極めるポイント 2017/3/11 (テーマ④)インドルピーを見極めるポイント インド経済は緩やかな底入れへ (1)更に購買力平価の観点からも115円は重要。 (時間があれば、4Pで購買力平価を説明) (2)購買力平価とはインフレ・物価を考慮した上での為替相場の適正水準。 (3)ただ、物価と言っても色々ある。図中の線で言えば、  ①消費者物価ベース・・・150円前後  ②生産者物価・卸売物価ベース・・・115円前後  ③輸出物価ベース・・・70円前後  ④②と③の中間(②と③を足して2で割ったもの)・・・93円前後 (4)重要なのは②。98年、02年とドルの行く手を阻んだ。  一方、96年以降、ドルの下値を支えているのは③ (5)過去②の上で定着したのは、レーガン政権前期のみ(81年~)。  米国が強いドル高政策を唱えていた頃。 Bank of Tokyo-Mitsubishi UFJ Page13

インドを巡る国際収支環境は悪化した Bank of Tokyo-Mitsubishi UFJ (テーマ④)インドルピーを見極めるポイント 2017/3/11 インドを巡る国際収支環境は悪化した (テーマ④)インドルピーを見極めるポイント (1)更に購買力平価の観点からも115円は重要。 (時間があれば、4Pで購買力平価を説明) (2)購買力平価とはインフレ・物価を考慮した上での為替相場の適正水準。 (3)ただ、物価と言っても色々ある。図中の線で言えば、  ①消費者物価ベース・・・150円前後  ②生産者物価・卸売物価ベース・・・115円前後  ③輸出物価ベース・・・70円前後  ④②と③の中間(②と③を足して2で割ったもの)・・・93円前後 (4)重要なのは②。98年、02年とドルの行く手を阻んだ。  一方、96年以降、ドルの下値を支えているのは③ (5)過去②の上で定着したのは、レーガン政権前期のみ(81年~)。  米国が強いドル高政策を唱えていた頃。 Bank of Tokyo-Mitsubishi UFJ Page14

年内のUSD/INRのメインシナリオは45~50レンジ 2017/3/11 (テーマ④)インドルピーを見極めるポイント 年内のUSD/INRのメインシナリオは45~50レンジ (1)更に購買力平価の観点からも115円は重要。 (時間があれば、4Pで購買力平価を説明) (2)購買力平価とはインフレ・物価を考慮した上での為替相場の適正水準。 (3)ただ、物価と言っても色々ある。図中の線で言えば、  ①消費者物価ベース・・・150円前後  ②生産者物価・卸売物価ベース・・・115円前後  ③輸出物価ベース・・・70円前後  ④②と③の中間(②と③を足して2で割ったもの)・・・93円前後 (4)重要なのは②。98年、02年とドルの行く手を阻んだ。  一方、96年以降、ドルの下値を支えているのは③ (5)過去②の上で定着したのは、レーガン政権前期のみ(81年~)。  米国が強いドル高政策を唱えていた頃。 Bank of Tokyo-Mitsubishi UFJ Page15

中長期的にはインフレがINRの最大のリスク要因 2017/3/11 中長期的にはインフレがINRの最大のリスク要因 (テーマ④)インドルピーを見極めるポイント (1)更に購買力平価の観点からも115円は重要。 (時間があれば、4Pで購買力平価を説明) (2)購買力平価とはインフレ・物価を考慮した上での為替相場の適正水準。 (3)ただ、物価と言っても色々ある。図中の線で言えば、  ①消費者物価ベース・・・150円前後  ②生産者物価・卸売物価ベース・・・115円前後  ③輸出物価ベース・・・70円前後  ④②と③の中間(②と③を足して2で割ったもの)・・・93円前後 (4)重要なのは②。98年、02年とドルの行く手を阻んだ。  一方、96年以降、ドルの下値を支えているのは③ (5)過去②の上で定着したのは、レーガン政権前期のみ(81年~)。  米国が強いドル高政策を唱えていた頃。 Bank of Tokyo-Mitsubishi UFJ Page16

Bank of Tokyo-Mitsubishi UFJ 2017/3/11    当資料は相場情報の提供を唯一の目的としたもので、投資勧誘を目的としたものではありません。    投資の最終決定は投資家ご自身の判断でなさるようにお願いいたします。    当資料は信頼できる情報源から得た情報に基づき作成したものですが、その情報の正確性、完全性を保証するものではありません。    また、過去の結果が必ずしも将来の結果を暗示するものではありません。    当資料は執筆者の見解に基づき作成されたものであり、弊社の統一された見解ではありません。    当資料を使用することにより生ずるいかなる種類の損失についても弊社は責任を負いません。    なお、当資料の無断複製、複写、転送はご遠慮ください。    当方の都合で、当資料の全部または一部を予告なしに変更することがありますので、予めご了承ください。 Bank of Tokyo-Mitsubishi UFJ