福岡県教育センター 教員のICT授業活用力向上研修システム インターネットを活用した 教材研究 ○グループの確認 ○配付資料の確認 ○時間の確認 福岡県教育センター 教員のICT授業活用力向上研修システム
福岡県教育センター 教員のICT授業活用力向上研修システム この研修のめあて インターネットを活用した教材研究の方法を身につけ、今後の授業づくりに役立てるリンク集を作成すること。 福岡県教育センター 教員のICT授業活用力向上研修システム
福岡県教育センター 教員のICT授業活用力向上研修システム 研修の流れ ①研修のめあての確認 ②インターネットを活用した教材研究のポイントと事例紹介 ③インターネットで授業に活かせるサイトの検索と簡単リンク集の作成 ④各自が作成したリンク集の紹介 ⑤研修のまとめ 福岡県教育センター 教員のICT授業活用力向上研修システム
福岡県教育センター 教員のICT授業活用力向上研修システム 授業づくりのための情報収集 ○教育書等紙メディア ○放送番組、DVD、ビデオなどの視聴覚メディア ○インターネット 授業づくりのための情報収集は図書などの紙メディア,放送番組やビデオ・DVDなどの映像教材といった視聴覚メディア,そして,最近は情報環境が整い,コンピュータを利用したインターネットなどにより手軽で効率的に行うことができます。 例えば,国や民間が作成したデジタルコンテンツ(教材,実践例,指導案など)は,今や無数にあります。 画像や写真を利用した教材からアニメーションや映像を利用した教材まで,いろいろな形式の教材が無償で多く提供されています。また,出版社やソフトウェア会社からも多くの教材が市販されています。 はじめてICT を活用する教員は,これら既成のものを使うことから始めるとよいでしょう。 福岡県教育センター 教員のICT授業活用力向上研修システム
福岡県教育センター 教員のICT授業活用力向上研修システム インターネットを活用した情報収集 ○インターネットで実践する単元の教材や授業実践例を検索する ○インターネットで見つけた教材をダウンロードして、授業で利用できるよう準備する ○ダウンロードした教材を自分なりにアレンジする ○市販教材を利用する インターネットを用いた情報収集 (1) インターネット から目的とする教材や授業実践事例を検索する インターネットから、目的とする教材を検索する技術を身に付けることにより,新しい情報やよりわかりやすい教材,効果的な授業実践事例などを見つけることができます。 そして,Web 上のコンテンツを利用することにより,効率的に授業準備ができます。 (2) インターネット 上で見つけた教材をダウンロードして,授業で利用できるよう準備する インターネット上の教材を授業で利用するためには,教材をダウンロードしプリントアウトしたり,授業中必要な場面でパソコンですばやく提示したりする技術が必要です。 インターネット 上の教材は、画像や写真を含めPDF ファイルという形式で提供されていたり,様々な形式の動画ファイルで提供されていたりと,統一されていません。 情報を自分自身で整理し,授業で利用できるよう準備する必要があります。 (3) インターネット上の教材を自分なりにアレンジする 授業で活用するコツがつかめてきたら,自分でデジタルカメラで撮ったりインターネットから素材を集めてきて,コンテンツを自分で作成したりするなど,自分にとってより使いやすいものにしていくこともできます。 インターネット 上にある教材や実践事例をそのまま利用するだけでなく,児童生徒の実態などを考慮して自分なりにアレンジし,授業内容に合わせた教材や指導計画を作成しましょう。 ② 市販教材を利用する 出版社やソフトウェア会社が市販する教材を授業で利用する方法もあります。 たとえばデジタル教科書などは,従来の教科書を電子化したもので,プロジェクタや大型モニタで拡大提示して,教員と児童生徒が同じ画面を見ながら学習できる教材です。 教科書会社の指導書に付属するCD-ROM なども十分に活用できます。 福岡県教育センター 教員のICT授業活用力向上研修システム
福岡県教育センター 教員のICT授業活用力向上研修システム インターネットを活用した教材研究例1 事例1 2年 生活科 「おもちゃまつりへようこそ」 課題をつかむ ○作りたいおもちゃ探しの参考に ○作り方のコツをつかむ参考に インターネットを活用! 作りたいおもちゃを探す おもちゃを作りながら作り方のコツや楽しい遊び方を見つけ、ノートにまとめる。 ※インターネットを活用した教材研究例を紹介します。研修マニュアルでは、生活科と算数科の2種類用意していますが、実際の研修では、どちらか一方を取り上げて紹介してください。 2年の生活科単元「おもちゃまつりへようこそ」では、子どもたちが、本で探したり、家の人や近所のお年寄りに聞いて自分の作ってみたい手作りおもちゃを探したりします。 そして、それを実際に作って遊んでみる中で、自分が感じたそのおもちゃを上手に作るコツや楽しい遊び方について、伝え方を工夫しながら、伝えることを順序よく並べて友だちに伝えていきます。 自分たちで探した手作りおもちゃを自分で作って遊んでみるという活動は、子どもたちにとって、とても魅力あるものですが、探した資料や聞き取ったことからおもちゃを完成させることや、おもちゃの作り方や楽しい遊び方を友だちにわかりやすく伝えることは、2年生の子どもたちにとっては、決して容易な作業ではありません。 まず自分が作りたいおもちゃ、作ったおもちゃのイメージをどの子にもしっかりとつかませていきたいものです。 その上で、お互い伝え合う楽しさをしっかり味わわせていくことがポイントとなります。 説明の練習をする。 「おもちゃまつり」を開く。 福岡県教育センター 教員のICT授業活用力向上研修システム
福岡県教育センター 教員のICT授業活用力向上研修システム インターネットを活用した教材研究例1 ○作りたいおもちゃ選びの参考にできるサイト 「我が家は手作りおもちゃ工房」 http://handmade-toys.net/ ○作り方のコツをつかむ参考になるサイト 「0からはじめる手作りおもちゃ」 http://www.asahi-net.or.jp/~ue6s-kzk/sub26.htm そこで、これからの学習の見通しを立てる際に見せたり、本や聞き取り調査ではなかなか自分の作るものが見つからない子どもたちに、このようなサイトを通して紹介したりすると有効です。 また、おもちゃ選びに使用するだけでなく、おもちゃ作りの説明のお手本としての活用も可能です。 福岡県教育センター 教員のICT授業活用力向上研修システム
福岡県教育センター 教員のICT授業活用力向上研修システム インターネットを活用した教材研究例2 事例2 3年 算数科 「三角形」 ① 身の回りからいろいろな三角形を探す。 ② いろいろな三角形を作る。 ③ 作った三角形を仲間分けして二等辺三角形、正三角形を知る。 ④ 二等辺三角形、正三角形をかく。 ⑤ 三角形の角の大きさを調べる。 ⑥ 正三角形を探す。 ※インターネットを活用した教材研究例を紹介します。研修マニュアルでは、生活科と算数科の2種類用意していますが、実際の研修では、どちらか一方を取り上げて紹介してください。 この単元では、二等辺三角形や正三角形の概念や性質について理解し、それを構成したり用いたりする能力を伸ばすことがねらいです。 辺の長さや角の大きさの違いに着目して「二等辺三角形」や「正三角形」を弁別させ、三角形についての見方を深めます。 この単元のポイントは2つあります。 1つは、日常生活で目にする三角形を算数にどうつなげていくか。 もう一つは算数的活動をどう仕組むかです。 日頃目にする三角形は、厳密には三角形となっていない場合が多いものです。 どこをどう変形させたら三角形になるか考えさせたいものです。 また、実際に三角形を弁別させるなど、算数的活動が随所に組み込める単元です。「活動あって学習なし」にならないように、目的意識をもたせることも重要な単元です。 そこで、本単元では、ごらんの赤い文字のところで、インターネットの教材を活用することを考えてみました。 福岡県教育センター 教員のICT授業活用力向上研修システム
福岡県教育センター 教員のICT授業活用力向上研修システム インターネットを活用した教材研究例2 ○身の回りから三角形を探す際の参考に活用 教育出版/算数写真館 ○辺の長さを動画で比較する際に活用 NICER/三角形の定義 ○円周上の点を自由に動かして考えさせる際に活用 東京書籍/新しい算数 ○クイズで学習の定着を図る際に活用 馬屋原悦子さんのホームページ ○正三角形探し問題で三角形の見方を深める際に活用 岐阜県まるごと学園/ようこそ楽しい算数の世界へ ※それぞれ、各サイトを開いて、その特長を紹介する。 身の回りから三角形を探そう 教育出版/算数写真館 身の回りから三角形を探そうといってもなかなか見つからないものです。 この算数写真館では身のまわりから三角形を撮ってきているので、見つける際のヒントとなります。 辺の長さを動画で比較できるNICER/三角形の定義 二等辺三角形や正方形の定義を動画で見ながら理解します。辺の長さで弁別した三角形も動画で辺の長さを比べるこのコンテンツをみせることで、さらに理解も深まります。 円周上の点を自由に動かして考える東京書籍/新しい算数 指示に従って進めることにより、円の半径を使って二等辺三角形の描き方を学習できます。また円周上の点を自由に動かすことができるので、正三角形も描けるか考えさせることができます。 三角形クイズで学習内容の定着を馬屋原悦子さんのホームページ 授業のはじめや終わりにクイズ的に、繰り返し使いたいコンテンツです。正三角形や二等辺三角形を識別したり、辺や頂点などのもんだいがクリックするたびに出てきます。繰り返すことで理解の徹底に役立ちます。 正三角形探し問題で三角形の見方を問う 岐阜県まるごと学園/ようこそ楽しい算数の世界へ 学習したことをさらに深めるために、単元末にせ正三角形さがしの問題に取り組ませます。いろいろな大きさの正三角形を見つけることができるか、三角形の見方を問う問題です。 福岡県教育センター 教員のICT授業活用力向上研修システム
福岡県教育センター 教員のICT授業活用力向上研修システム 授業で活用する情報収集 ①各自、授業で活用するインターネットサイトをリンク集で検索する。 ②授業で活用できるサイトが見つかったら、自分のリンク集を作成する。 それでは次に、リンク集を使って、これからの授業で活用する情報収集をしましょう。 授業で活用するインターネットサイトは、e-ラーニングのリンク集を使います。 リンク集の作り方を、別紙資料を使いながらやってみます。 各自が作成したリンク集は、後でグループ交流の際に使います。 ※このプレゼン後は、別紙リンク集マニュアルにそって研修を進めます。 福岡県教育センター 教員のICT授業活用力向上研修システム
福岡県教育センター 教員のICT授業活用力向上研修システム グループ交流 各自が作成したリンク集を、グループの中で紹介し合いましょう! ①グループの方々に、共有フォルダに保存したリンク集を開いてもらいます。 ②紹介する人は、リンク集を見てもらいながら、どんなサイトを、どのように使おうと考えているのか、説明していきます。 ※リンク集作成法の研修後、各自でリンク集を作成してもらい、グループ交流に移ります。 <グループ交流の手順> ①グループの方々に、共有フォルダに保存したリンク集を開いてもらいます。 ②紹介する人は、リンク集を見てもらいながら、どんなサイトを、どのように使おうと考えているのか、説明していきます。 福岡県教育センター 教員のICT授業活用力向上研修システム
幅広い情報収集(インターネットの有効活用) 研修のまとめ 指導目標の把握 幅広い情報収集(インターネットの有効活用) 指導構想立案 よりわかる授業の設計 福岡県教育センター 教員のICT授業活用力向上研修システム