誇りある地方都市の生き方 ー畏るべし長浜商人・敬すべき彦根武士から学ぶー 鳥取商工会議所観光・交通部会講演 2008年5月16日 鳥取ガスショールーム「サルーテ」 誇りある地方都市の生き方 ー畏るべし長浜商人・敬すべき彦根武士から学ぶー 大阪大学コミュニケーションデザイン・センター教授 文学博士 森栗茂一
1 長浜黒壁の奇跡20年目 衰退したちりめんの町、沈滞した大手町商店街 ↓最初は、水路の掃除から 黒壁(東京からの知恵+保存運動) 1 長浜黒壁の奇跡20年目 衰退したちりめんの町、沈滞した大手町商店街 ↓最初は、水路の掃除から 黒壁(東京からの知恵+保存運動) ↓外の人の声がきっかけ 黒壁会社の、次々戦略 ↓ 新快速乗り入れ ↓新規参入業者+他所生産品も並べる
黒壁のデザイン
電柱を覆う
表で焼きをみせる 奥の練り、完成をみせる
光
施座
暮らしの臭い
2 市民が目覚めた彦根 本当は、県庁は大津ではない! 大きな城下町、商業下手+郊外店舗+便利になったら京都へ 2 市民が目覚めた彦根 本当は、県庁は大津ではない! 大きな城下町、商業下手+郊外店舗+便利になったら京都へ シャッター商店街、観光もダメ。長浜うらやまし ↓ゆるキャラ元祖ひこにゃんブレーク 市民目覚める 自作蒔絵ベロタクシー+寺子屋町家+戦国丸(元風呂屋)+シマサコニャン・石田ミツニャン
3 鳥取はどうするか? キャラクターを思いつけば良いのではない 梨のカステラ焼を作れば良いと言うものではない。 3 鳥取はどうするか? キャラクターを思いつけば良いのではない 梨のカステラ焼を作れば良いと言うものではない。 自転車タクシーをすれば良いというものではない。 水辺景観をつくればよいと言うものでもない。
魅力あるまちづくりは、どうしたらできるか まちの魅力に自信を持つ 【思い込む】 まちの魅力アップをみんなで考える 【思いやる】 まちの魅力アップを考えてみる 【思いつく】 キャラクター、ロゴもあり ×その努力をしないで、補助金あてに、コンサルの思いついたままに、赤毛のアンのテーマパークを作るから借金がたまる
湖山池を歩いて、夕陽を招き返して、温泉にひたりたい。 日本海で天の川がみたい。 飛び魚の刺身を食べたい 水がきれいそうだ リゾート的な都市的センスがありそうだ 砂漠で星をみたい 砂丘を裸足で歩きたい 日本海に落ちる夕陽をみてみたい 湖山池を歩いて、夕陽を招き返して、温泉にひたりたい。 砂丘を越えたら日本海。風に吹かれて珈琲を飲みたい
海に臨む環境都市 ブルーライナー(神戸と日本海都市を結ぶ) ウサギと環境 美しい水と野菜で、地産地消 アーバンリゾートと温泉治療 砂の美術館、砂丘と現代アート、風アート 風力発電・ソーラ発電