Hanyang University, Business School, プロジェクトマネジメント学会 フロネシスPM研究会 Workshop 2013 in SEOUL The Society of Project Management Phronesis PM Research Group 日時 2013年9月16日(月) 13:00~18:00 (受付開始 12:30) 会場 漢陽大学校 経営学部 Hanyang University, Business School, Seoul, Korea 参加 費用 無料 参加者 定員50名(先着順) グローバル・プロジェクトでは、異文化の理解と知識の実践的応用、すなわちフロネシス的マネジメントが重要となってきています。本ワークショップでは、両国の固有な社会・文化的背景を基に、グローバル・プロジェクトを推進する際のフロネシスについて、実務面と学術面の立場から講演し、関係者が一堂に会して課題解決に向けて議論します。 司会進行 東京工科大学 教授 中村太一 開会挨拶 研究会主査 北海道大学 名誉教授 本間 利久 13:00~13:10 (注)内容は変更になることがあります. 基調講演1 13:10~13:50 「PM with Korean DNA -Korean Way of Doing Projects-」 Seung-Chul Kim 講演概要 PMを仕事のやり方と捉えると、プロジェクトは、しばしばプロジェクトに参画する人々の国の文化的要素に影響されます。この20年の韓国の著しい経済的発展は世界の注目の的であり、発展の裏にあるには、韓国のPM力とそのスタイルであります。本講演では、韓国の文化に由来するPMスタイルとその独自性について考察します。 漢陽大学教授 Photo 基調講演2 13:50~14:30 「Be a Project Manager as a Phronimos」 (株)富士通ソーシアルサイエンスラボラトリ 岩尾 武 氏 講演概要 現在の一般的なプロジェクトマネジメントは、分解的、合理的に考えられており、限られた時間とリソースでプロジェクトを完了させるためにはとても重要なことです。しかし顧客の真のニーズに知るには、顧客の現場で自分事として体験、共感し、何をしなければならないのかを判断しなければなりません。この能力をフロネシスと呼びます。フロネシスを持ったプロジェクトマネジャーであれば、顧客の真のニーズと成果物の価値を近づけることができるはずです。 本日は、このフロネシスの重要性についてお話しいたします。 講演1 15:00~15:30 「Project Management beyond PMBOK」 Young Min Park Photo ~過去のプロジェクトから学ぶ~ 漢陽大学教授 講演概要:華城は韓国水原に1794年から1796年にかけて造られた歴史的建造物で、1997年にUNESCOにより世界遺産に認定されました。 華城の築城に関するプロジェクト資料は、 UNESCO歴史的記録遺産に登録されています。この資料には築城プロジェクトの計画やプロジェクト手法、豊富な図形などが収められています。本講演では、築城プロジェクトを検証し、モダン・プロジェクトマネジメントの参考にしていきます。 講演2 15:30~16:00 「 SIプロジェクト管理の韓日間特性の事例紹介」 Jae-Kwan Ki 韓国富士通(株) 常務 講演概要: 韓日間共同で実施したグローバルプロジェクトの遂行事例を紹介することで、韓日両国間の固有の社会・文化的背景に応じたプロジェクト管理の特性を実務的な 観点から共通点と相違点を考察することにより、グローバルプロジェクトを成功裏に導くために情報共有をします。 Photo 情報交換会 16:20~17:50 全員参加型情報交換会 「PMの実践知について語ろう」 司会進行 研究会副査 永谷 裕子 全員参加型のワークショップ“韓国と日本のプロジェクトマネジメントを取り巻く組織文化” について、意見交換をしましょう。 1 17:50~18:00 閉会挨拶 研究会副査 北海道大学 永谷 裕子 18:00~19:30 ネットワーキング