飲酒について 考えよう 健康の日 平成25年10月11日(金) 今から「健康の日」の放送を始めます。 各クラス、テレビをつけてください。 健康の日 平成25年10月11日(金) 飲酒について 考えよう 今から「健康の日」の放送を始めます。 各クラス、テレビをつけてください。 今月は、「飲酒について」お話をします。
未成年者飲酒禁止法 未成年者をアルコールから守る法律 ①日本では満20歳未満の人の飲 酒は、法律で禁止されています。 ①日本では満20歳未満の人の飲 酒は、法律で禁止されています。 ②未成年者が飲酒するのを知った時、保護者や同席した人は止める義務があります。 「未成年者飲酒禁止法」って知っていますか? これは、未成年者をアルコールから守る法律です。 日本では、満20歳未満の人の飲酒は、法律で禁止されています。 未成年者が飲酒するのを知った時、保護者や同席した人は止める義務があります。 未成年者にお酒を売った人は、法律で罰せられます。 ③未成年者にお酒を売った人は、法律で罰せられます。
未成年がお酒を飲んでは いけないわけ お酒の悪い影響を強く受ける 未成年者が心身共に 成長期であり、未完成! 未成年がお酒を飲んでは いけないわけ 未成年者が心身共に 成長期であり、未完成! お酒の悪い影響を強く受ける 大人はお酒を飲んでも良いのに、どうして子どもはお酒を飲んではいけないのでしょうか? それは、未成年者が心身共に成長期であり、未完成のため、お酒の悪い影響を強く受けてしまうからです。 具体的にあげると・・・
未成年がお酒を飲んでは いけないわけ ①大人よりアルコール分解能力が低い 未成年がお酒を飲んでは いけないわけ ①大人よりアルコール分解能力が低い ①子どもは、大人よりもアルコール分解能力が低いため、体に影響が出やすいです。
未成年がお酒を飲んでは いけないわけ ②生殖器の成長が妨げられる 未成年がお酒を飲んでは いけないわけ ②生殖器の成長が妨げられる ②子どもの体から大人の体へと成長途中でお酒を飲むと、生殖器の成長が妨げられてしまいます。
未成年がお酒を飲んでは いけないわけ ③脳細胞が破壊されやすい ・学習能力が落ちる ・意欲がなく、 無気力になる (記憶力・思考力が落ちる) 未成年がお酒を飲んでは いけないわけ ③脳細胞が破壊されやすい ・学習能力が落ちる (記憶力・思考力が落ちる) ・意欲がなく、 無気力になる ③成長途中の、脳の神経細胞が、悪い影響を受け、破壊されてしまいます。 そのために、学習能力が落ちたり、意欲がなくなったり、無気力になったりします。
未成年がお酒を飲んでは いけないわけ ④判断が甘く、やめどきがわからない 未成年がお酒を飲んでは いけないわけ ④判断が甘く、やめどきがわからない ④子どもは、大人と比べて判断力が甘いため、飲み始めるとやめ時が分からずどんどん飲んでしまいがちです。 それが原因で、急性アルコール中毒になってしまう危険性が高いです。
未成年がお酒を飲んでは いけないわけ ⑤依存症になりやすい 未成年がお酒を飲んでは いけないわけ ⑤依存症になりやすい ⑤早い時期にお酒を飲み始めるほど、アルコール依存症にもなりやすいと言われています。
酔っぱらう 仕組み 主な役割 肝臓 アルコール 脳 心臓 血管 胃 ・有害な物質を分解 する…アルコールの分解 小腸 ・養分を蓄える 仕組み 主な役割 ・養分を蓄える ・消化液を作る ・有害な物質を分解 する…アルコールの分解 ・血液の量を調節する お酒を飲むと、体の中でどんなことが起こっているのか知っていますか? アルコールを口にすると、その約20%が胃から、残りが小腸から吸収されます。 吸収されたアルコールは、肝臓で酵素の働きによって水と二酸化炭素に分解されます。 しかし、肝臓の能力や酵素の働きには限界があり、分解しきれなかったアルコールは、血液に混じってまた体中をめぐって肝臓に戻ります。 アルコールは、水分があるところならどこにでも広がっていきます。 特に、脳に達すると、その働きを麻痺させます。 これが「酔う」ということです。
脳を麻痺させるアルコール アルコールの濃度が高いほど、脳は深い部分まで麻痺し、命が危なくなります。
脳を麻痺させるアルコール 軽い酔い状態 ①陽気になる ②いい気持ちになる ③判断力が少しにぶる 血中アルコール濃度 0.02~0.04% で「軽い酔い」の状態になります。 脳の赤いところが、麻痺している部分です。 ・陽気になる ・いい気持ちになる ・判断力が少し鈍る といった状態になります。
脳を麻痺させるアルコール 強い酔い状態 ①体温が上がり、脈が速くなる ②理性がなくなる ③気が大きくなる ④怒りっぽくなる ⑤足がふらつく ②理性がなくなる ③気が大きくなる ④怒りっぽくなる ⑤足がふらつく 血中アルコール濃度 0.05~0.15% で「強い酔い」の状態になります。 脳の麻痺している部分が、大きくなっています。 ・体温が上がり、脈が速くなる ・理性がなくなる ・気が大きくなる ・怒りっぽくなる ・足がふらつく といった状態になります。
脳を麻痺させるアルコール 酔いつぶれ状態 ①まっすぐ歩けない ②吐き気がする ③立てない ④何を言っているのか分からない ②吐き気がする ③立てない ④何を言っているのか分からない 血中アルコール濃度 0.16~0.40% で「酔いつぶれ」の状態になります。 脳の麻痺しているところが、さらに大きくなっています。 ・まっすぐに歩けない ・吐き気がする ・立てない ・何を言っているか分からない といった状態になります。
死 脳を麻痺させるアルコール 昏睡(こんすい) ①意識がなくなる ②呼吸中枢など生命維持に 大切な部分の麻痺 脳全体が麻痺している状態です。 ②呼吸中枢など生命維持に 大切な部分の麻痺 血中アルコール濃度 0.41~0.50% で「昏睡」状態になります。 脳全体が麻痺している状態です。 ・意識がなくなる ・呼吸中枢など生命維持に大切な部分が麻痺する といった状態になり、そのまま放っておくと死んでしまいます。
急性アルコール中毒 命に関わること! お酒を一気飲みすると、血液中のアルコール濃度が急激に高くなり、酔いを感じる前に呼吸中枢が麻痺して死に直結することがあります。このことを、急性アルコール中毒といいます。 アルコールには、解毒剤がないので、血液中から有害な物質がなくなるまで待つしかありません。 その間に呼吸などをつかさどる脳の部分が麻痺すると大変なことになります。 吐いたものが、のどに詰まって窒息することもあります。 未成年者は、アルコールに対する考え方も甘く、「ノリ」でお酒を飲んでしまいかねません。 子どもは、体も未熟で、すぐに全身にアルコールが回ってしまいます。 一気飲みが命に関わることを肝に銘じ、大人になるまでお酒を飲むのをやめ、また、大人になってからも無茶な飲み方は決してしないようにしましょう。
アルコールの3つの害 ①体への害 内臓障害 (心臓・肝臓・胃) 脳障害 栄養障害 1つめは、体への害です。 内臓障害 (心臓・肝臓・胃) 脳障害 栄養障害 ①体への害 アルコールには、3つの害があると言われています。 1つめは、体への害です。 アルコールを飲み続けると、手足の震えや幻覚、記憶障害のような脳の障害、消化器や循環器を傷つけたり、炎症を起こしたりする内臓障害、栄養の偏りによる皮膚炎のような栄養障害に陥ったりします。
アルコールの3つの害 アルコール 依存症 ②精神的な害 ・初めはいい気持ち… ・やめられなくなり… ・性格の変化、仕事がうまくいかず… ・最後は病院で治療… アルコール 依存症 2つめは、精神的な害です。 お酒を飲みたい気持ちをコントロールできなくなる病気をアルコール依存症といいます。 日本中で約230万人の患者がいると言われています。 この病気になると、性格も変わり、仕事もうまくいかなくなり、何より家族に大きな迷惑をかけてしまいます。 最後は、病院で治療するほかなくなりますが、薬物中毒と同じでなかなか治らず、苦しい思いをします。
アルコールの3つの害 ③社会的な害 ・家族や周囲の人に暴力・迷惑行為 ・法律違反 3つめは、社会的な害です。 お酒を飲むと気が大きくなり、世の中の決まりがどうでも良くなってしまうことがあります。 アルコールを飲むと乱暴になり、家族や周囲の人を傷つけたり、ものを壊したり、 普通は恥ずかしくてできないことをやったり、法律に違反してしまうこともあります。 飲酒運転をした結果、事故を起こし、かけがえのない命を奪ってしまった…というニュースを聞いたことがあるのではないでしょうか? 「お酒のせい」で、許されることではありません。
断る勇気 誘いはキッパリ断ろう! ノンアルコール飲料もダメ 自分の体は、自分で守る しかし、誘いはキッパリ断ることが大切です。 子どもはお酒を飲んではいけないと知っていても、先輩等に誘われると断るのが難しいかもしれません。 しかし、誘いはキッパリ断ることが大切です。 最近、ノンアルコール飲料もたくさん出回っています。あくまでも20歳以上の人が飲むことを念頭に開発されたものです。 未成年者の飲酒のきっかけや混乱やトラブルを招きかねないので、未成年者への販売は推奨されていません。 また、基準を下回っているが、アルコール分を含んでいるものもあるので、飲まないようにしましょう。 自分の体は、自分で守るしかないのです。 断る勇気が大切です。 自分の体は、自分で守る
トラブル増加! カラーコンタクトレンズ 学校では、不必要! ☆使用する時は・・・ ①眼科を受診して 購入する ②親子で 使用について話し合う カラーコンタクトレンズ ☆使用する時は・・・ ①眼科を受診して 購入する ②親子で 使用について話し合う 話はちょっと変わりますが・・・ 最近、カラーコンタクトレンズを使用している人が多いようです。 明日からの祭典に向け、装着しようと思っている人たちもいることを耳にしています。 使用者の増加に伴い、眼のトラブルも増えているようです。 最悪の場合、失明してしまうこともあると聞きます。 ファッション感覚で安易に使用することは、避けてください。 どうしても、使用する場合は、 ①眼科医の診察を受けること ②家の人と使用について話をすること ③使用中、異常を感じたら、すぐに病院へ行くこと この3点を守りましょう。 カラーコンタクトレンズのトラブル等については、昨日発行した「保健だより」にも載せました。 もう一度、目を通しておいてください。 なお、学校においては、カラーコンタクトレンズは不必要なものです。 使用は一切認めません。 ③異常を感じたら、すく病院へ 学校では、不必要!
飲酒・カラコンの害を知ることが、 自分の健康を守ることに つながります! 決まりを守って、楽しいお祭りを・・・ 終わり 自分の健康を守ることに つながります! 飲酒の害やカラーコンタクトレンズの害について知ることが、自分の健康を守ることにつながります。 この週末は、決まりを守って、楽しいお祭りにしてください。 これで「健康の日」の放送を終わります。 決まりを守って、楽しいお祭りを・・・ 終わり