CE Powerline Communication Alliance

Slides:



Advertisements
Similar presentations
個人情報を保護する仕組みに 関する一考察(その2) 満保 雅浩 東北大学 情報処理教育センター 情報科学研究科.
Advertisements

受付番号 平成 23 年度 東北復興に向けた地域ヘルスケア構築推進事業 (被災地域における医療・介護周辺サービスの提供拠点整備の推進及び医療情報 等の共有システムの推進のための調査事業) 提案書 事業区分 イ-2:被災地における医療情報等の共有等を可能にするシステム の推進の調査事業 (被災地での地域医療提供体制の再構築のための情報通信技術の活用の在り方、
平成 27 年度「東日本大震災からの復興を担う専門人材育成支援事業」 事業計画概要 (様式1)(別紙 4)① 「事業名」(学校名) 実施体制イメージ図 参加・協力機関 ○ イメージ図や協力機関等を記載して、実施体制をわかりやすく記載する。 ※代表機関には下線を引くこと。 参加・協力機関: ○○ 機関.
テレビと YouTube 1DS05174T 有光慶祐 1DS05198N 野尻順子 1DS05178S 山下大二.
受付番号 平成 23 年度 東北復興に向けた地域ヘルスケア構築推進事業 (被災地域における医療・介護周辺サービスの提供拠点整備の推進及び医療情報 等の共有システムの推進のための調査事業) 提案書 事業区分 イ-1:被災地における医療情報等の共有等を可能にするシステム の推進の調査事業 (平成22年度医療情報化促進事業の検討内容を踏まえ、被災地において被災.
ジャパンリンクセンター(JaLC)のご紹介
9月その他事業「人財育成プログラム」 組織づくり総務委員会
仙台防災枠組の実施に向けて 海外の災害・東日本大震災から生まれた広域復興トークライブ 仙台防災未来フォーラム
「Web-GISコンソーシアム」の設置と運営について
FREESPOTのご案内&ご提案について
PacSec Nov 6, ISMSおよびその重要性 Richard Keirstead CISSP, BS7799 主任監査員
地質地盤情報協議会案 仮称・地質地盤情報協議会の提案
建設情報化協議会(CIC)・ 株式会社 ネレウス
【資料3】 条例検討会議について 平成28年8月30日 福岡市障がい者在宅支援課.
【資料5】 条例の基本的な方向性について 平成28年8月30日 福岡市障がい者在宅支援課.
障害のある人の相談に関する調整委員会の設置
Open eBook の動向 イースト株式会社 渋谷 誠 Open eBook iitiative.
障害を理由とする差別の解消の推進に関する基本方針の概要
DVB規格 ~欧州のデジタル放送~
2016年3月10日(木) 内閣官房 情報通信技術(IT)総合戦略室
国際級の複合医療産業拠点(医療クラスター)形成推進事業(仮称)について 【要求額:1,915千円(新規)】
Ⅲ.サービス開発の方法.
事業の全体概要図イメージ例 事業区分:①新たなヘルスケアサービス創出支援事業 コンソーシアム等名称; 1-① 事業の背景・目的
□糖尿病モデル  □健康改善モデル  (あてはまるものに☑) 【事業名】 【代表団体名】 【記載上の留意点】
フランスの年金調整会議 年金調整会議は、2000年に創設された。常設の団体であり、メンバーは国会議員、経営者・労働組合の代表、専門家、国の代表である。その主たる目的は、フランスの年金制度を監視すること、年金に関連する公的政策への勧告をすることであり、専門的知識と全ての参加者による協議に基づいている。
【事業名】 【事業代表者】㈱○○ ○○ 【実施予定年度】平成26~○年度 平成26年 月 日 (1)事業概要
D2-NGN 第2回作業報告書( A班) 平成29年 10月 13日 語学力および海外技術動向に対する知識の向上を目的とするWGである。
介護予防サービス・支援計画表 記入のポイント.
計画研究ク 重力波天文台用高性能光源の開発
P・J・Dネットワーク協議会 加入企業概要 平成19年度活動概要
ホストタウン化へ向けて.
研究開発名称 別紙4 (対象とする技術のイラストや図) 【受付番号: 】 提案者:○○株式会社 研究開発の概要 年度毎概算経費
管理的側面 管理者に必要な経営知識 経営学の基本 ①マネジメントと組織.
OpenChain Project and Japan WG
都道府県も国民健康保険制度を担うことになりました
平成29年度 地域内や観光地における電動小型低速車の 活用に向けた実証実験の企画募集 企画提案書
国際的な情報セキュリティへの取り組み 各国の対応とサイバー犯罪条約 インターネット時代のセキュリティ管理.
非営利組織論 プレゼンテーション 増山亮介・玉田奈月 中島有理・永谷真美 (THU)
第一回 掲示板                 05A1054         前田嵩公.
【3.6 実証実験を進める上での課題、明らかにしたい事項】
日本障がい者サッカー連盟(JIFF)の設立
大阪モノレール第二期中期経営計画(素案) <2010-2012>
平成29年度 WPI新規拠点公募のポイント (採択数・支援規模・ホスト機関の要件 等) (研究領域) (ミッション) (その他) 1
     6  総合区政会議           地域自治区・地域協議会.
資料6 平成24年度活動報告と平成25年度活動計画案 オープンデータ流通推進コンソーシアム事務局.
【資料3】 骨子案の検討事項について 平成28年9月30日 福岡市障がい者在宅支援課.
(様式1) IoT活用による糖尿病重症化予防法の開発を目指した研究 提案書要約版
○○○○○○○○○○○○○○○○○○ の要素技術開発
生活支援 中央研修 H26.9.4(木)~5(金) 品川フロントビル会議室 H26.9.6(土)~7(日) JA共済ビルカンファレンスホール
第4次障害者基本計画と公共調達による出版物アクセシビリティの推進
エコアクション21で企業価値を高めることができます
【事業名】 【事業代表者】㈱○○ ○○ 【実施予定年度】平成29~○年度 平成29年 月 日 (1)事業概要
【事業名】 【事業代表者】㈱○○ ○○ 【実施予定年度】平成28~32年度 平成28年 月 日 (1)事業概要
資料6 地域医療構想の実現に向けた取組 平成29年1月26日   日高圏域地域医療構想調整会議.
広島県商工労働局イノベーション推進チーム
大阪府域における太陽光発電施設の地域との共生を推進する体制<大阪モデル>(案)
地方公共団体オープンデータ推進ガイドラインの概要
資料10-1 エコアクション21  事業概要.
1業務の実施方針等に関する事項 【1.1調査内容の妥当性、独創性】
地域創生人材育成事業 公的職業訓練の標準モデルとして活用
ライオンズクラブ国際協会 ゾーン・チェアパーソン研修
Open eBook の動向 イースト株式会社 渋谷 誠 Open eBook iitiative.
地域における医療提供体制の確保に資する設備の特別償却制度(医療機器に係る特別償却の拡充・見直し)
目標 民間・計量関連 機関の取組み 研究開発(計測知的基盤)の 取組み 関連施策の 計量・計測システム分野の導入シナリオ
調査項目:(事業環境/健康投資/品質評価から選択) コンソーシアム等名称:
第2回実務者会議の議論を受けた検討(データWG関係)
第2回実務者会議の議論を受けた検討 資料14 1 第2回実務者会議での議論の概要 (○:有識者意見、●:関係府省意見) 1
ア、イー1、イー2それぞれ提案事業に応じて記載
Ⅲ 地球地図アプリケーション戦略の施策案(2)
資料 1 コンテンツの 取引市場形成について ~データベース議論の概観と、議論の進め方について ~
Presentation transcript:

CE Powerline Communication Alliance (略称CEPCA)の活動について 2006年1月 Consumer Electronics Powerline Communication Alliance

CEPCA設立の背景 ■現状 1)高速電力線通信方式(以下PLCという)の市場には,宅内での通信とアクセス系の通信    があり、アクセス系と宅内系の衝突により,両方式とも通信不能になるおそれがある。   2)宅内では、異なるメーカーのモデムの利用も想定され,異なる方式による妨害で    両方とも通信不能になるおそれがある。       ※同一周波数帯域(2~30MHz)を利用するため異なるシステム間で相互干渉が発生 ■理想   一つのPLC方式が理想だが,各社が開発を競っており,実現は困難。   方式の標準化活動もIEEEなどで議論が始まっているが,成案化は時間がかかる見込み。 ■現実的な解決策   PLCの健全な発展に向け,異なる方式が共存出来る仕組みが必要。   そのためにCE業界主導のアライアンスを立ち上げ,異なる方式の共存性を確保する   仕様を策定し,その普及を図ることにより,ユーザの利便性向上に資する。

CEPCA設立の目的 ■目的 ■名称 CE Powerline Communication Alliance (以下,CEPCA)   2005年5月に米国カリフォルニア州法に基く非営利組織として設立 ■理念   高速電力線通信方式(PLC)がCE機器向けに広く一般に利用され,継続的に普及・発展し,    ユーザへの快適な使用環境の提供を目指す。 ■目的 上記,理念達成のために,下記項目を具体的な活動目的として掲げる   1)PLCの普及のため下記項目の標準化・仕様策定    ●宅内で使用するPLC方式間の共存性     ●宅内系PLCとアクセス系PLCの共存性   2)PLC関係団体とのリエゾン

CEPCAのメンバーシップ Promoter Contributor Membership 役割・権利    Membership 役割・権利 Promoter (Founding Promoter*を含む) ソニー、東芝、パイオニア、日立製作所、松下電器、三菱電機、ヤマハ (06/1現在) ・CEPCAの運営を円滑に進めるために,必要な調整活動を行う  ・規格の策定,プロモーション活動の企画検討等を行う   Work Groupへの参加資格と発言権,議決権を有する ・BODの判断・決定に基づき,CEPCAが策定した仕様を普及推進する  義務を有する Contributor ST&T Corporation, Analog Devices, 三洋電機、三菱マテリアル、SiConnect Xeline(06/1現在) ・CEPCA活動の情報提供を受けられる ・仕様書の事前閲覧可能,仕様書を入手する権利を有する ・各種プロモーション活動,Plenary会議への参加資格を有する ・会員専用webへのアクセス権を有する ・CEPCAの定めるIPRポリシーの適用を受ける権利を有する。  *ソニー,松下電器,三菱電機のCEPCA設立3社をFounding Promoterという

CEPCAの組織構成 … ■組織体制 Technical Work Group *2 事務代行会社 (米オレゴン州) Promotion 例)共存性方式検討 Sub-Work Group 事務代行会社 (米オレゴン州) Technical Work Group *2 Board Of Directors *1 *1 :BODはFounding Promoter3社とPromoterより 選出したメンバーで構成するCEPCAの意志決定機関 *2 :WGはBODの活動をサポートする組織     技術に関する事項を検討するTechnical WGと     PLCの普及活動を検討するPromotion WGを設置     PromoterはWGへ参加できる。 Promotion … ・Founding Promoter3社とPromoter より選出したメンバーで構成 ・CEPCAの運営全般に関する意志決定機関 ・CEPCAの方針,施策策定,Work Groupの設立等全般に関する   決定権を持つ BOD (Board Of the Directors) 役割・権利 Membership

CEPCAの最近の活動 05/12/15‥PLC Forum 3rd World Summit(Brussels)    プレゼンテーション実施 06/1/10‥IEEE ICCE(International Conference Consumer Electronics, Las Vegas)プレゼン実施 06/3/26-29‥IEEE International Symposium(Orland) プレゼン実施予定 06年春‥共存技術仕様策定