問題点の抽出のやり方(ブレーンストーミング) 1.問題点を抽出 問題点の抽出のやり方(ブレーンストーミング) ・ポストイットに問題と思われることを記載 一つの問題を1枚ずづ書くこと(1件/枚) ・箇条書きで判りやすく(20~30文字までが良い) ・貼りだして整理するので大きな文字で ・同じ意見でも気にせずどしどし出すこと(質より量の発想) ・他のグループの意見を参考にするのもよし ・気づいたことを遠慮せずに ・人の意見に批判をしない ・倉庫の整理整頓ができていない ・メンバー間のコミュニケーションが少ない ・残業が多い(少ない) ・短納期の注文が多く忙しい
問題点の抽出のやり方(ブレーンストーミング) 1.問題点を抽出 問題点の抽出のやり方(ブレーンストーミング) 問題点の表現方法 ・日頃感じている様子をそのまま書く(できるだけ具体的に) 「困っていること」 「何かおかしいと感じていること」 「やっていて疑問に感じていること」 「直して欲しいと感じていること」 など(定量的でなくてもよい) 例.「箱物の入庫がいつも遅い」 「倉庫の中の部品(ビス・ナットなど)が落ちている」 ・生産管理 ・メンバー間の朝の挨拶がない ・倉庫の中が汚い ・残業が多い(少ない)ので困る ・改修品の納期が短く厳しい
問題点の整理をKJ法を使ってやってみよう 2.問題点の整理(KJ法) 問題点の整理をKJ法を使ってやってみよう 問題点の整理(KJ法) ・問題点を整理する方法はいろいろあるが,ここではKJ法を使った やり方を紹介する。 ・このやり方は,川喜田二郎氏が考案されたもので,氏の頭文字を とってKJ法と呼ばれ,新QC7つ道具の「親和図法」にもなって いる。(「発想法」「続・発想法」(中公新書 1967,1970年))
問題点の整理をKJ法を使ってやってみよう 2.問題点の整理(KJ法) 問題点の整理をKJ法を使ってやってみよう KJ法 ステップ 1 1.関連あるものを集める ・メンバー間の朝のあいさつもしない人が多い ・机の上の整理整頓ができていない人が多い ・納期がいつも遅れる ・箱物の入庫がいつも遅れる ・決まった人が掃除をしている ・メンバー間の会話が少ない ・書類の片付けが悪い ・納期がいつかよく判っていない人がいる ・メンバー間のコミュニケーションが少ない ・納期遅れが慢性化してきている ・内容について,お互いに確認し合って,表現を修正しても構わない。 ・どこにも集まらないものはそのままで良い。 ・新たな追加意見を加えても良い ・4~5枚程度を一つのグループに(10枚以上は分割) ・無断欠勤・遅刻が多い
問題点の整理をKJ法を使ってやってみよう 2.問題点の整理(KJ法) 問題点の整理をKJ法を使ってやってみよう KJ法 ステップ 2 ~小から大へ(逆は良くない)~ 2.小グループ化したものをさらに大きなグループでまとめる 表札=まとめの言葉 をつける コミュニケーション 整理・整頓 納期遅れ ・メンバー間の朝のあいさつもしない人が多い ・机の上の整理整頓ができていない人が多い ・納期がいつも遅れる ・箱物の入庫がいつも遅れる ・決まった人が掃除をしている ・メンバー間の会話が少ない ・書類の片付けが悪い ・納期がいつかよく判っていない人がいる ・メンバー間のコミュニケーションが少ない ・納期遅れが慢性化してきている 5S 顧客要求(納期) ・5Sができていない ・お客の納期が短納期のものが増えている ・5Sは名ばかりで実行できていな ・お客の納期の途中で変更が入る ・監査直前だけ5Sが叫ばれる ・無断欠勤・遅刻が多い ・お客の要求内容がなかなか定まらない
問題点の整理をKJ法を使ってやってみよう 2.問題点の整理(KJ法) 問題点の整理をKJ法を使ってやってみよう KJ法 ステップ 3 3.問題点をまとめて表現する(表札を兼ねてもよい) コミュニケーション 整理・整頓 納期遅れ ・メンバー間の朝のあいさつもしない人が多い ・机の上の整理整頓ができていない人が多い ・納期がいつも遅れる 職場内のコミュニケーションが悪い ・箱物の入庫がいつも遅れる ・決まった人が掃除をしている ・メンバー間の会話が少ない 5Sが名ばかりで,特に整理・整頓が全くできていない ・書類の片付けが悪い ・納期がいつかよく判っていない人がいる 納期遅れで顧客に迷惑を掛けている ・メンバー間のコミュニケーションが少ない ・納期遅れが慢性化してきている 5S 顧客要求(納期) ・5Sができていない ・お客の納期が短納期のものが増えている ・5Sは名ばかりで実行できていな ・お客の納期の途中で変更が入る ・監査直前だけ5Sが叫ばれる ・無断欠勤・遅刻が多い ・お客の要求内容がなかなか定まらない
問題点の整理をKJ法を使ってやってみよう 2.問題点の整理(KJ法) 問題点の整理をKJ法を使ってやってみよう KJ法 ステップ 4 4.問題点に優先順位をつける ~優先度の高い3つ程度に注目~ コミュニケーション 整理・整頓 納期遅れ ・メンバー間の朝のあいさつもしない人が多い ・机の上の整理整頓ができていない人が多い ・納期がいつも遅れる 2.職場内のコミュニケーションが悪い ・箱物の入庫がいつも遅れる ・決まった人が掃除をしている ・メンバー間の会話が少ない 3.5Sが名ばかりで,特に整理・整頓が全くできていない ・書類の片付けが悪い ・納期がいつかよく判っていない人がいる 1.納期遅れで顧客に迷惑を掛けている ・メンバー間のコミュニケーションが少ない ・納期遅れが慢性化してきている 5S 顧客要求(納期) ・5Sができていない ・お客の納期が短納期のものが増えている ・5Sは名ばかりで実行できていな ・お客の納期の途中で変更が入る ・監査直前だけ5Sが叫ばれる ・無断欠勤・遅刻が多い ・お客の要求内容がなかなか定まらない