高齢者の生活実態と介護サービス等 に関する意識調査 報告書(概要版)

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高齢者の生活実態と介護サービス等 に関する意識調査 報告書(概要版) 第3回 (平成25年度実施) 高齢者の生活実態と介護サービス等 に関する意識調査 報告書(概要版) 平成26年3月 大阪府

目次

目次

Ⅰ 調査実施概要 1. 調査目的  大阪府に居住する65歳以上の高齢者を対象に、日常の生活状況や介護(予防)サービス等についての意識を把握し、今後の大阪府の高齢者保健福祉施策や介護保険制度の運営に資する基礎資料を得るために実施した。 2. 調査設計 (1)調査地域 府内全域 (2)調査対象 満65歳以上の府民 (3)調査対象数 5,680人 (4)調査方法 郵送配布・郵送回収 (5)調査項目 巻末アンケート調査票参照 (6)調査実施期間 平成25年10月7日(月)~25日(金) 3. 回収結果 標本数 不到達 到達 回収数 に対する 有効回答率 到達標本数 に対する 有効回答率 (a) (b) (c)=(a)-(b) (d) (d)/(a) (d)/(c) 5,680 25 5,655 4,076 71.8% 72.1% ※不到達:転居先不明等で返戻されたもの 標本数 有効回答数 構成比(%) 大阪市高齢者保健福祉圏 840 586 14.4 豊能高齢者保健福祉圏 730 541 13.3 三島高齢者保健福祉圏 550 438 10.7 北河内高齢者保健福祉圏 591 14.5 中河内高齢者保健福祉圏 560 346 8.5 南河内高齢者保健福祉圏 690 523 12.8 堺市高齢者保健福祉圏 368 9.0 泉州高齢者保健福祉圏 910 610 15.0 不明 - 73 1.8 合計 5,680 4,076 100.0 圏域 ※構成比は、有効回答数の合計に占める割合 1

Ⅱ 基本情報 1.調査票の記入者 (報告書4頁) 2.年齢 (報告書6頁) 2 5 ・ 回答いただいた方の8割はご本人が記入されている。   Ⅱ 基本情報  ・ 回答いただいた方の8割はご本人が記入されている。 ・ 年齢構成では、7割が79歳以下である。 ・ 世帯構成では、「一人暮らし」、「夫婦二人暮らし(配偶者が65歳以上)」、「子どもと同居   (世帯全員が65歳以上)」の高齢者世帯は6割に達している。 ・ 80歳以上では、要介護認定を受けた人の比率が高くなっている。 1.調査票の記入者 (報告書4頁) 記入者は、「本人が記入」が約8割(79.0%)を占めている。「本人の意思を確認してご家族の方などが代わりに記入」が10.1%、「本人の意思を確認できないので、ご家族の方などが代わりに記入」が4.1%であった。 2.年齢 (報告書6頁) 年齢は、「65~69歳」「70~74歳」「75~79歳」はそれぞれ2割台、「80~84歳」は13.9%、「85~89歳」は7.4%、「90歳以上」は4.0%と、年齢が上がるほど減少している。 2 5

Ⅱ 基本情報 3.世帯構成 (報告書8頁) 4.要介護認定 (報告書15頁) 3 6   Ⅱ 基本情報   3.世帯構成 (報告書8頁) 世帯構成は、「夫婦二人暮らし(配偶者が65歳以上)」(37.7%)、「子どもと同居(65歳未満含む)」(27.8%)、「一人暮らし」(18.8%)の順に上位。 4.要介護認定 (報告書15頁) 要介護・要支援認定をみると、いずれかの認定を受けている人は、全体の23.3%。受けていない人は45.2%。「不明」が31.5%である。 3 6

Ⅲ 介護保険 4 7 ・ 介護保険制度は、「知っている」、「聞いたことはある」を含めると9割以上の人に周知さ   Ⅲ 介護保険   ・ 介護保険制度は、「知っている」、「聞いたことはある」を含めると9割以上の人に周知さ れている。介護保険制度を知った方法は、「テレビ・ラジオ・新聞」が約4割、「広報誌・パ ンフレット」が約3割となっている。 ・ 「要介護・要支援認定」を受けた理由は、「居宅介護サービスを利用するため」が約4割 で、要介護認定を受けた人のうち7割以上がサービスを利用している。 ・ 「介護保険サービスを利用している人」のうち、「満足」と「どちらかというと満足」を合わ せると約8割が満足している。 ・ 介護保険制度に関する質問で、「24時間介護(看護)サービスの利用意向」については、  「ぜひ使ってみたい」が約2割であった。 ・ 介護保険制度の「負担と給付」についての質問では、「国や地方自治体などの公的負 担をもっと増やし、介護保険料が上がらないようにすべき」という意見が4割以上となった。 4 7

Ⅲ 介護保険 介護保険制度の周知状況 1.介護保険制度の認識度 (報告書10頁) 2.介護保険制度の認識方法 (報告書12頁) 5 8   Ⅲ 介護保険   介護保険制度の周知状況  1.介護保険制度の認識度 (報告書10頁) 介護保険制度の認識度は、「知っている」が58.0%、「聞いたことはあるが、内容までは知らない」が34.4%、「まったく知らない」が4.1%である。 2.介護保険制度の認識方法 (報告書12頁) 介護保険制度を知った方法は、「テレビ・ラジオ・新聞」が38.1%で最も多い。次いで、「広報誌・パンフレット」が29.0%である。 年齢別にみると、年齢が上がるごとに「テレビ・ラジオ・新聞」は比率が下がっており、「市町村役場の相談窓口」や「地域包括支援センターの相談窓口」の比率が高くなっている。 5 8

Ⅲ 介護保険 介護保険制度の利用状況 1.要介護(要支援)認定を受けた理由【経年比較】 (報告書17頁)  Ⅲ 介護保険  介護保険制度の利用状況 1.要介護(要支援)認定を受けた理由【経年比較】 (報告書17頁) 要介護・要支援認定を受けた理由は、「訪問介護などの居宅介護サービスを利用するため」が41.1%で最も多い。次いで、「福祉用具貸与・購入や住宅改修を利用するため」が18.9%、「将来に備えて、とりあえず認定を受けておいた方がよいと思ったため」が12.3%、「特別養護老人ホームなどの介護保険施設に入所するため」が8.8%であり、いずれも前回よりも上昇している。 2.介護保険サービス利用の有無 (報告書18頁) 要介護・要支援認定を受けている方で、介護保険サービスを利用しているのは73.5%。 要支援1では、利用率は61.6%と低めであるが、要介護では、利用率は約8割となっている。 6 9

Ⅲ 介護保険 利用者の満足状況 1.介護保険サービス事業者の選定基準 (報告書22頁) 2.介護保険サービス利用者の満足度 (報告書24頁)   Ⅲ 介護保険  利用者の満足状況 1.介護保険サービス事業者の選定基準 (報告書22頁) 事業者の選択基準は、「ケアマネジャーに紹介されたから」が45.6%で最も多い。次いで、「家族や知人に勧められたから」が24.1%、「地域包括支援センターに紹介されたから」が20.1%、「事業所が近くにあったから」が19.2%の順に多い。 2.介護保険サービス利用者の満足度 (報告書24頁) 介護保険サービスの利用満足度は、「満足」が45.0%、「どちらかというと満足」が34.0%で、満足している人が多数を占める。 7 10

Ⅲ 介護保険 介護保険制度に対する考え方 1.24時間介護(看護)サービスの利用意向 (報告書27頁)   Ⅲ 介護保険  介護保険制度に対する考え方  1.24時間介護(看護)サービスの利用意向 (報告書27頁) 居宅での24時間介護(看護)サービスの利用意向は、「ぜひ使ってみたい」が19.4%、「説明を聞いてよさそうだったら使いたい」が46.5%であった。「たぶん使わない」は10.9%。 2.負担と給付の関係 (報告書28頁) 「負担と給付についての考え」をみると、「国や地方自治体などの公的負担をもっと増やし、介護保険料が上がらないようにすべきだと思う」が42.1%で最も高い。続いて、「介護保険料や利用料はこれ以上負担できないので、サービスを利用する人を中度重度の介護度に制限するなど、介護保険料が上がらないようにすべきだと思う」が23.3%となっている。 8 11

Ⅳ 地域支援 9 12 ・ 介護予防では、市町村の介護予防事業への参加意向について、「参加したいと思わ   Ⅳ 地域支援   ・  介護予防では、市町村の介護予防事業への参加意向について、「参加したいと思わ ない」が5割を超えた。参加しない理由は、「自分自身で健康づくり、介護予防に取り組ん でいるから」「継続的に通うことが大変だから」「必要がないから」の順となっている。 ・ 地域のネットワークの関係では、地域包括支援センターの認識度が前回調査と比較し て、大きく上昇している。また、高齢者が地域で暮らすためのネットワークづくりに大切な ことは、「診療所・介護事業所など専門機関が連携して、介護・医療・生活支援サービス などを一体的に提供する仕組みを作ること」が最も高くなった。 ・ 高齢者虐待事例に関する認識は4割~5割が識別している。また、高齢者虐待防止に 必要な取組みとしては、「身近な地域での相談窓口の設置」が最も高くなった。 ・ かかりつけ医との関わりでは、約7割が「かかりつけ医に診てもらうことが多い」と回答 した。 ・ 認知症の認識度は、前回調査に比較して上昇している。 ・ 認知症に対する考え方については、「認知症になっても、その人の意思はできる限り 尊重されるべきだ」が約6割であった。「認知症の人にどのように接したらいいかわから ない」は約3割あった。 ・ 成年後見制度についての認識度は、前回調査に比較して、「知っている」が倍増した。 9 12

Ⅳ 地域支援 介護予防 1.病気の予防や健康作りで心がけていること (報告書29頁) 2.市町村の介護予防事業への参加意向 (報告書32頁)  Ⅳ 地域支援   介護予防 1.病気の予防や健康作りで心がけていること (報告書29頁) 病気の予防や健康づくりのために心がけていることは、「歩いたり運動したりするなど足腰をきたえている」(63.7%)、「定期的に健康診断を受けている」(56.7%)、「バランスの良い食事をとっている」(53.8%)の順となっている。   2.市町村の介護予防事業への参加意向 (報告書32頁) 介護予防事業への参加意向は、「参加したいと思わない」(54.1%)が「参加したい」(39.7%)を上回った。 10

Ⅳ 地域支援 介護予防 3.市町村の介護予防事業に参加しない理由 (報告書33頁) 11 14   Ⅳ 地域支援   介護予防  3.市町村の介護予防事業に参加しない理由 (報告書33頁) 介護予防事業に参加しない理由は、「自分自身で健康づくり、介護予防に取り組んでいるから」(25.8%)、「継続的に通うことが大変だから」(20.5%)、「必要がないから」(17.1%)、「忙しい」(14.9%)の順になっている。 11 14

Ⅳ 地域支援 地域のネットワーク 1.地域包括支援センターの認識度【経年比較】 (報告書36頁)   Ⅳ 地域支援  地域のネットワーク 1.地域包括支援センターの認識度【経年比較】 (報告書36頁) 地域包括支援センターの認識度を前回と比較すると、要介護・要支援認定を受けている層・受けていない層とも、「知っている」が大きく上昇し、認識度が上がっている。(認定を受けている層は、前回30.9%から今回47.8%へ、認定を受けていない層は、前回11.6%から今回24.1%へ上昇。) 2.地域のネットワークづくりに必要なこと (報告書37頁) 介護の必要な高齢者が地域で暮らしやすくするためのネットワークづくりに大切だと思うことは、「診療所・介護事業所など専門機関が連携して、介護・医療・生活支援サービスなどを一体的に提供する仕組みを作ること」(55.8%)、「日常生活で困ったことを気軽に相談や依頼ができる窓口を作ること」(45.9%)、「定期的に一人暮らしの高齢者などの安否確認をする取り組みを行うこと」(35.9%)、「近所の高齢者が気軽にふれあえる居場所を地域に作ること」(32.9%)の順であった。 12 15

Ⅳ 地域支援 高齢者虐待防止 1.高齢者虐待に当てはまると思うもの (報告書38頁) 2.高齢者虐待防止に必要なこと (報告書40頁) 13   Ⅳ 地域支援     高齢者虐待防止 1.高齢者虐待に当てはまると思うもの (報告書38頁) 高齢者虐待に当てはまると思うものは、「必要な食事、排せつなどの世話・介護をしない」(57.9%)、「排せつの失敗をした時、家族が罰として裸にして放置する」(55.3%)が上位である。 2.高齢者虐待防止に必要なこと (報告書40頁) 高齢者虐待防止に必要な取組みは、「身近な地域での相談窓口の設置」(48.4%)、「虐待を受けた高齢者の保護の取組み」(44.2%)、「家族などの養護者に対する支援」(41.8%)が上位である。 13 16

Ⅳ 地域支援 医療とのつながり 1.病院・診療所への通院の頻度 (報告書41頁) 2.かかりつけ医との関わり方 (報告書42頁) 14 17   Ⅳ 地域支援  医療とのつながり 1.病院・診療所への通院の頻度 (報告書41頁) 病院や診療所への通院頻度は、「月に1~3回ぐらい」が53.6%で最も多い。「週に1回以上」の合計は12.4%、「半年に1回以下」の合計は25.5%である。 2.かかりつけ医との関わり方 (報告書42頁) かかりつけ医との関わり方をみると、「かかりつけ医に診てもらうことが多い」とした人が67.7%と多数を占めた。「かかりつけ医はいない」は13.9%。 14 17

Ⅳ 地域支援 認知症 1.認知症の認識度 (報告書43頁) 2.認知症の認識度【経年比較】 (報告書44頁) 15 18    Ⅳ 地域支援    認知症  1.認知症の認識度 (報告書43頁) 認知症についての認識度は、「よく知っている」と「知っている」の合計が84.1%と高い。  2.認知症の認識度【経年比較】 (報告書44頁) 認知症についての認識度は、前回調査よりポイントが高くなっており、「よく知っている」「知っている」ともに上昇している。 15 18

Ⅳ 地域支援 認知症 3.認知症に対する考え方 (報告書45頁) 4.認知症に対する考え方【経年比較】 (報告書46頁) 16 19    Ⅳ 地域支援    認知症 3.認知症に対する考え方 (報告書45頁) 認知症についての考えは、「認知症になっても、その人の意思はできる限り尊重されるべきだ」が56.7%で最も多い。一方、「認知症の人に、どのように接したらよいのかわからない」も31.9%みられた。 4.認知症に対する考え方【経年比較】 (報告書46頁) 認知症についての考えを前回と比較すると、「その人の意思は尊重されるべきだ」「自宅での生活を続けたい」は、要介護・要支援認定を受けている層及び受けていない層ともに上昇しているが、認定を受けている層の方が上昇ポイントが大きい。 16 19

Ⅳ 地域支援 認知症 5.認知症の人が安心して暮らせるまちにするために (報告書47頁) 17 20   Ⅳ 地域支援    認知症 5.認知症の人が安心して暮らせるまちにするために (報告書47頁) 認知症の人が安心して暮らせるために必要な対策は、それぞれ高いポイントを獲得しているが、「認知症に関する正しい知識や理解を広めること」が57.1%で最も高い。 17 20

Ⅳ 地域支援 認知症 6.成年後見制度の認識度 (報告書48頁) 7.成年後見制度の認識度【経年比較】 (報告書49頁) 18 21   Ⅳ 地域支援    認知症  6.成年後見制度の認識度 (報告書48頁) 成年後見制度の認識度は、「知っている」(30.9%)、「聞いたことはあるが、内容までは知らない」(35.5%)、「知らない」(30.3%)で、それぞれ3割程度であった。 7.成年後見制度の認識度【経年比較】 (報告書49頁) 成年後見制度の認知度を前回と比較すると、大きく上昇しており、要介護・要支援認定を受けている層では、「知っている」が前回13.8%から今回27.4%、「聞いたことはあるが、内容までは知らない」が前回24.7%から今回31.6%となっている。 認定を受けていない層でも、「知っている」が前回16.6%から今回36.3%、「聞いたことはあるが、内容までは知らない」が前回30.6%から今回37.4%と大きく上昇している。 18 21

Ⅴ 暮らしの安全安心 19 22 ・ 日々の充実感の有無は、「どちらかというと充実感がある」が約6割と最も多く、「たい   Ⅴ 暮らしの安全安心   ・ 日々の充実感の有無は、「どちらかというと充実感がある」が約6割と最も多く、「たい へん充実感がある」も約2割あった。 ・ 暮らし向き実感を前回と比較すると、「ゆとりがある」が上昇し、「苦しい」が低下傾向  にある。 ・ 日常生活での不安や悩みは、「自分の健康状態や病気のこと」「身近な家族の健康状 態や病気のこと」の順に上位で、健康面が気になっている。「特にない」も2割以上ある。 ・ 日常の買い物について、要介護度別にみると、要支援・要介護では「困難は感じない」 は半数以下となっている。 ・ 仕事やボランティア活動についての考えは、「仕事やボランティアをしたい気持ちはあ  るが、体調や事情があり無理」が約4割で最も多い。 ・ 地域で高齢者が支え合うことを目指す場合に、自分ができると思うことは、「他の高齢  者の話し相手」が、最も多く、以下は「一人暮らしの高齢者などへの声かけ(安否確  認)」「老人クラブや地域の集いなどの地域活動に積極的に参加する」の順である。 ・ 地域で安心して暮らすことができると感じるかどうかは、「どちらかというと安心して暮  らすことができる」が約6割で最も高い。「安心して暮らすことができる」を加えると85.1%  になる。 ・ 地域の暮らしの安心感は、要介護・要支援認定を受けている層・受けていない層とも、  前回よりも向上しているが、特に受けていない層でポイント上昇幅が大きい。 ・ 日常的な相談相手は、「家族・親類」が圧倒的に高く、8割を超えている。次いで、「知  人・友人」「かかりつけの医師」「隣近所の人」の順である。 ・ 自然災害時の避難所への避難方法は、「自分で逃げることができる」が約7割である。  次いで、「家族・親類が助けに来てくれると思う」「普段からつきあいのある隣近所の人、  自治会、町内会の人が助けてくれると思う」の順である。 19 22

Ⅴ 暮らしの安全安心 日常生活の状況 1.日々の充実感 (報告書50頁) 2.日々の暮らし向き (報告書53頁) 20   Ⅴ 暮らしの安全安心    日常生活の状況 1.日々の充実感 (報告書50頁) 日々の充実感の有無は、「どちらかというと充実感がある」が最も多く、57.7%を占めた。「たいへん充実感がある」の18.2%を加えると、75.9%に達する。  2.日々の暮らし向き (報告書53頁) 日々の暮らし向き実感は、「普通である」が61.5%と多数を占めている。「たいへんゆとりがある」と「ややゆとりがある」の合計は15.6%、「やや苦しい」と「たいへん苦しい」の合計は18.1%であった。 20

V 暮らしの安全安心 日常生活の状況 3.日々の暮らし向き 【経年比較】(報告書54頁) 4.日常生活上の不安や悩み (報告書55頁) 21    V 暮らしの安全安心    日常生活の状況  3.日々の暮らし向き 【経年比較】(報告書54頁) 暮らし向き実感を前回と比較すると、「普通である」は前回とほぼ同じである。 要介護・要支援認定を受けている層及び認定を受けていない層とも、「ゆとりがある」が上昇し、「苦しい」が低下傾向にある。 4.日常生活上の不安や悩み (報告書55頁) 日常生活での不安や悩みは、「自分の健康状態や病気のこと」が43.6%、「身近な家族の健康状態や病気のこと」が25.8%で上位で、健康面が気になっている。「特にない」も23.3%と多い。 21 24

V 暮らしの安全安心 日常生活の状況 5.日常の買い物の困難 (報告書56頁) 6.仕事やボランティア活動 (報告書57頁) 22 25    V 暮らしの安全安心    日常生活の状況 5.日常の買い物の困難 (報告書56頁) 日常の買い物について、要介護度別にみると、要支援・要介護では「困難は感じない」は半数以下(最も低い層で約2割)となっている。 6.仕事やボランティア活動 (報告書57頁) 仕事やボランティア活動についての考えは、「仕事やボランティアをしたい気持ちはあるが、体調や事情があり無理」が35.9%で最も多い。次いで、「今、仕事やボランティアなどをしている」が19.9%、「仕事やボランティアなどはしたくない」が17.3%。 22 25

V 暮らしの安全安心 地域の安全・安心 1.高齢者の支え合いとしてあなたができること (報告書58頁)    V 暮らしの安全安心   地域の安全・安心    1.高齢者の支え合いとしてあなたができること (報告書58頁) 地域で高齢者が支え合うことを目指す場合に、自分ができると思うことは、「他の高齢者の話し相手」が36.7%、「一人暮らしの高齢者などへの声かけ(安否確認)」が30.7%、以下「老人クラブや地域の集いなどの地域活動に積極的に参加する」「他の高齢者の日用品の買い物やゴミ出しの手伝い」の順である。  2.住んでいる地域での暮らしの安心感 (報告書59頁) 地域で安心して暮らすことができると感じるかどうかは、「どちらかというと安心して暮らすことができる」が59.2%で最も高い。「安心して暮らすことができる」の25.9%を加えると85.1%になる。 23 26

V 暮らしの安全安心 地域の安全・安心 3.住んでいる地域での暮らしの安心感【経年比較】 (報告書60頁)    V 暮らしの安全安心   地域の安全・安心    3.住んでいる地域での暮らしの安心感【経年比較】 (報告書60頁) 地域の暮らしの安心感は、要介護・要支援認定を受けている層・受けていない層とも、前回よりも向上しているが、特に受けていない層でポイント上昇幅が大きい。  4.日常的に相談できる相手 (報告書61頁) 日常的な相談相手は、「家族・親類」が圧倒的に高く、84.7%。次いで、「知人・友人」が34.8%、以下「かかりつけの医師」「隣近所の人」の順である。 24 27

V 暮らしの安全安心 地域の安全・安心 5.災害時の避難 (報告書62頁) 25 28    V 暮らしの安全安心   地域の安全・安心    5.災害時の避難 (報告書62頁) 自然災害時の避難所への避難方法は、「自分で逃げることができる」が66.3%、「家族・親類が助けに来てくれると思う」が25.0%、「普段からつきあいのある隣近所の人、自治会、町内会の人が助けてくれると思う」が16.6%で続く。 25 28

希望する暮らし方 Ⅵ 今後の暮らし 1.希望する暮らし方について (報告書63頁) 26 29    Ⅵ 今後の暮らし     希望する暮らし方 1.希望する暮らし方について (報告書63頁) 自分で身の回りのことができなくなった時は、「自宅に住み続けながら、居宅介護サービスを受けたい」が43.1%で最も多かった。以下、「自宅に住み続けながら、介護サービスを受けずに、家族などの介護を受けたい」が15.4%、「介護保険施設(特別養護老人ホーム)などに入所したい」が15.2%となっている。 26 29

Ⅶ 今後の施策 重要な施策 1.今後、重要と思う施策 (報告書65頁) 27 30  Ⅶ 今後の施策   重要な施策 1.今後、重要と思う施策 (報告書65頁) 高齢者が生き生きと暮らし続けられる社会を築くために重要だと思う施策は、「居宅介護サービスの充実」(47.7%)、「特別養護老人ホームなどの介護保険施設の充実」(33.6%)、「生活支援サービスの充実」(30.9%)の順である。 27 30

 Ⅷ アンケート調査票   28

 Ⅷ アンケート調査票   29

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