名古屋大学における Sakai Pilot Project の現状と課題

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名古屋大学における Sakai Pilot Project の現状と課題 梶田将司*†  上田真由美* 間瀬健二*† Shoji Kajita Mayumi Ueda Kenji Mase *名古屋大学情報連携基盤センター Information Technology Center, Nagoya University †名古屋大学情報連携統括本部情報戦略室 Planning Office, ICTS, Nagoya University Ja Sakai Conference 2008

Sakai Pilot への収斂 WebCT コミュニティ 名古屋大学ポータル 情報連携基盤センター 設立 2008年4月 2002年4月 Nagoya Univ 2002年4月 2004年4月 2006年4月 2008年4月 WebCT コミュニティ 次世代コース管理システム Ja Sakai Conference 2008

Sakai Pilot Project の目的 文部科学省研究委託事業ULAN プロジェクトで達成された成果展開の一環 教育学習支援だけでなく,新しい学内情報サービスの開発プラットフォームとして導入したい 名古屋大学ポータルとの連携による効率的な運用・開発体制の構築 Ja Sakai Conference 2008

Agenda 名古屋大学ポータルの研究開発の観点から 次世代CMSの研究開発の観点から Pilot Project 課題 まとめ Ja Sakai Conference 2008

「名古屋大学ポータルの研究開発」の観点から Ja Sakai Conference 2008

uPortal (大学ポータル開発フレームワーク) 名古屋大学ポータル uPortal (大学ポータル開発フレームワーク) CAS (シングルサインオン) Ja Sakai Conference 2008

名古屋大学ポータルの 時間的変遷 情報サービス統合技術・組織基盤 統合度 100% 2002年度 2003年度 2004年度 2005年度 情報連携統括本部設置 災害対策室との連携 S/W開発フレームワーク (安否確認) Service Delivery Network (災害対策) 100% サーバ共有 (教員プロフィールDB) ポータルUI更新(uPortal+VTスキン) 教員プロフィールDB連絡会との連携 情報戦略組織の検討(WG+FS室) アプリ連携(教務システム) 全学ID+SSO (LDAP+CASサーバ) 大学ポータルフレームワーク (国際化uPortal) データ永続化(Oracle 10g RAC) 負荷分散(ロードバランサ・SSLアクセラレータ) 利用規程・内規制定 全学IDの全学的承認 学務情報システム推進委員会との連携 第3世代 全学ID (LDAPサーバ) 大学ポータルフレームワーク (国際化uPortal) データ永続化(Postgres) 大学ポータル専門委員会設置 第2世代 第1世代 2002年度 2003年度 2004年度 2005年度 2006年度 時間 Ja Sakai Conference 2008

名古屋大学ポータル統合スタック Portal User Interface S/W Development Framework メディア センター 部局・学科 …. 災害 対策 室 評価 企画室 Internal Network (Load Balancing, SSL) Servers (H/W, OS) Middleware (Web, Servlet) MyNU Apps MyNU Contents CampusInfo Sakai Tools 教員プロフィール DB Portal User Interface 名古屋大学ホームページ 教務システム Middleware (LDAP) Middleware (CAS) Middleware (RMSDB) S/W Development Framework 安否確認 Others 名古屋大学ポータル 名古屋大学ポータル関連サービス 広報室 図書館 総務部人事課 学務部 全学技術 センター Ja Sakai Conference 2008

ソフトウェア開発は必須 基盤対応が必要な領域は上位スタックへ Application Middleware OS 教員 プロフィール 教務 CMS シラバス 安否確認 Sakai Tools : 独自開発 機関リポジトリ Application Javaベースアプリケーション構築のための フレームワーク UI: ポータルフレームワーク, ポートレットフレームワーク データアクセス: DAOフレームワーク, EBS ビジネスロジック ユーザ管理: AuthN/AuthZ フレームワーク Sakai Hibernate, Spring LDAP, Mule uPortal, JSR168/286 Spring CAS, Acgi Apache Tomcat Apache HTTPD Oracle 10g, MySQL Sun Java Directory CAS ? 名古屋大学(現状, 検討中) Solaris, Linux Xen SunFire, Dell, Alteon NICE III, SINET Middleware アプリケーションサーバ HTTP サーバ リレーショナルデータベースサーバ ディレクトリサーバ SSO サーバ アイデンティティマネジメントサーバ 基盤対応が必要な領域は上位スタックへ OS Virtual Machine Hardware (Server, Load Balancer, SSL Accelarator) ソフトウェア開発は必須 Network Building Ja Sakai Conference 2008

オープンソースベースでのアプリケーション 開発支援環境が必要 多様なニーズにいかに応えるか? 商用 It has a “Long Tail”! オープンソース ニーズ数 求められる機能 オープンソースベースでのアプリケーション 開発支援環境が必要 Ja Sakai Conference 2008

ソフトウェア開発を伴う次世代の 情報基盤づくりに必要な特徴 多様なニーズ・シーズに対応可能 学問分野の多様性を損なわない 過去の経験・知見が積み上がる エンドユーザである教員・学生,大学(中央IT組織),ベンダー,SIerが参画可能 オープンソースをベースとしたり, オープンスタンダードをベースとすることで, イノベーションが蓄積するプラットフォームであるべき Ja Sakai Conference 2008

「次世代CMS研究開発」の観点から Ja Sakai Conference 2008

コース管理の一例 単位認定 講義(15回) on campus グループ学習 on/off campus 期末試験 on campus 課題レポート 履修登録 予習・復習 on/off campus Ja Sakai Conference 2008

コース管理システム(CMS) CMSプラットフォーム 講義(15回) on campus 履修登録 予習・復習 on/off campus 単位認定 課題レポート CMSプラットフォーム Ja Sakai Conference 2008

ULAN プロジェクト ユビキタス環境下での高等教育機関向けコース管理システム http://www.ulan.jp/ 次世代コース管理システムの研究開発 「名京阪大」の基盤センターの共同プロジェクト 文部科学省研究振興局委託研究事業「知的資産のための技術基盤」の一つの課題 達成目標: 次世代CMSに求められる「コンテキストアウェアネス」機能の研究開発と実証実験 我が国の高等教育機関のためのオープンプラットフォーム・オープンコンテンツの研究開発と実証実験 ユビキタスクラスルーム uClassroom の実現 〜教育・学習環境のユビキタス環境への拡張〜 Ja Sakai Conference 2008

情報技術の活用による大学教育の質的転換のための ULAN Vision 情報技術の活用による大学教育の質的転換のための 研究開発・教育実践が可能な プラットフォームとコミュニティづくり (1) 研究開発のためのテストベッド ←ユビキタスクラスルーム uClassroom 実現のための技術開発 (2) 実際の大学での実運用と教育現場での活用 ←日本の教育スタイル,情報環境に合ったCMS (3) 日本の中で互いに助けあえるコミュニティ ←オープンシステム+良質の教材の配布 (4) 国際的なコミュニティへの連動と寄与 ←ユビキタス化技術の世界への発信と貢献 Ja Sakai Conference 2008

Teaching and Learning Context 大学教育環境の多様化 Interaction Context Space and Time Context Terminal Context Network Context Teaching and Learning Context Course A Course B Course C Course N Ja Sakai Conference 2008

uClassroom の実装 マウス・キーボード イベント取得 (uDesktop内のみ) uDesktop パースペクティブ 切替 Sakai Pod Tool iPod 連携 (再生回数) 制限付き Web ブラウザ 教育・学習状態を可観測に することで改善したい Ja Sakai Conference 2008

名古屋大学 Sakai Pilot Project Ja Sakai Conference 2008

名古屋大学ポータルとの連携による効率的な運用・開発体制の構築 目的 Sakai Pilot Project 文部科学省研究委託事業ULAN プロジェクトで達成された成果展開の一環 教育学習支援だけでなく,新しい学内情報サービスの開発プラットフォームとして導入したい 名古屋大学ポータルとの連携による効率的な運用・開発体制の構築 Ja Sakai Conference 2008

課題 学内ユーザ連携体制の整備 学内サービスプロバイダ連携体制の整備 運営経費面の持続性確保 農学部・生命農学研究科 … 情報連携統括本部(本部長:情報担当理事) 情報連携基盤センター 情報メディア教育センター 教務システム(学務情報システム委員会) 機関リポジトリ「名古屋リポジトリ」(附属図書館) OCW「名大の授業」(オープンコースウェア委員会) 運営経費面の持続性確保 50万円(?) × N Ja Sakai Conference 2008

Academic Innovation Platform 膨大な時間をかけて 研究開発 膨大な時間をかけて サービス開発 論文 ソース 知見 知見 学術論文誌 業績 Sakai CLE 業績 学会 Sakai Foundation Ja Sakai Conference 2008

Sakai は Academic Innovation Platform Matter of You Matter of Faculty, Student and Staff Matter of Your Institution Matter of Our Future Ja Sakai Conference 2008

Join Us and Contribute Your Efforts! Sakai は… 落語は みんなのもの NHK 「ちりとてちん」 はみんなのもの Join Us and Contribute Your Efforts! Ja Sakai Conference 2008