平成27年度 埼玉県障害者 虐待防止・権利擁護研修

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厚生労働省 社会・援護局 障害保健福祉部 障害福祉課 地域生活支援推進室 室 長 竹林 経治 平成26年9月24日 平成 26 年度 障害者虐待防止・権利擁護指導者養成研修.
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児童虐待防止に関する研修. 児童虐待相談対応件数 (中央及び幡多児童相談所) 約4.4 倍 児童虐待とは 親または親に代わって養育に携わっている大人 等 (不適切な関わ り) 18歳未満の子ど も 心や身体を傷つけたり、健全な成長や発達を損な う 児童虐待 マニュアル P1.2 参照 気づく.
演習のまとめ 平成 26 年度埼玉県障害者虐待防止・権利擁護研修(Aコース). 当事者の想いは・・・? グループワークのまとめ① 当事者の想いは・・・? ・訴え出るとさらに虐待がエスカレートするのではな いかという不安、報復への恐怖 ・「お世話になっているから」という負い目 ・「自分が悪いのだ」と思いつめてしまう.
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平成26年度 埼玉県障害者 虐待防止・権利擁護研修
平成27年度 障害者虐待防止権利擁護研修 施設コース
趣旨  平成22年4月1日厚生労働省(医政発0401第17号) 各都道府県知事にあて発令された文章を受けて 県内各施設における医療的ケアを実践的に 指導できる看護職員を養成することを目的
平成27年度 埼玉県障害者虐待防止・権利擁護研修
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2日目 15:45~15:55〔10分〕                     閉 会                           この時間は、都道府県で開催される強度行動障害支援者養成研修の実施に当たってのお願いをいくつか述べさせていただきます。
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理論研究:言語文化研究 担当:細川英雄.
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平成30年度強度行動障害支援者養成研修(指導者研修)
研修の意図と期待すること 高 鹿 秀 明 平成29年5月23日 厚生労働省 社会・援護局 障害保健福祉部 障害福祉課 地域生活支援推進室長
1日目 10:05~10:25〔20分〕 【講義】研修の意図と期待すること
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平成26年度 障害者虐待防止法に係る 大阪府内の対応状況について
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平成27年度 埼玉県障害者 虐待防止・権利擁護研修 平成27年度 埼玉県障害者 虐待防止・権利擁護研修 行動障害と不適切な支援について (障害種別:知的障害)

平成24年度 障害者虐待対応状況調査の結果 ○養護者による障害者虐待において   身体障害(27.5%)  知的障害(48.5%)  精神障害(36.0%)   行動障害がある者 (26.9%) ※重複あり ○障害者福祉施設従事者等において   身体障害(19.7%)  知的障害(54.5%)  精神障害(39.3%)   行動障害がある者(22.7%)  ※重複あり ○使用者による障害者虐待の状況等において(平成25年度)   虐待を受けた障害者は393人   障害種別は、知的障害292人、身体障害57人、精神障害56人 出典:「障害者虐待防止法の理解」より抜粋 厚生労働省 社会・援護局 障害保健福祉部 障害福祉課地域生活支援室 虐待防止専門官 曽根直樹氏 被虐待者は知的障害の方が受けやすく、また行動障害がある方への割合が高い。

適切なケア 不適切なケア 虐 待 問題行動と言われてしまう行動 障害特性 環境要因 ・パニック「自傷行為・他害行為」 虐 待 問題行動と言われてしまう行動     ・パニック「自傷行為・他害行為」     ・不適切な行動 ・かんしゃく   など  障害特性と環境要因との相互作用          ↑ ↓ 障害特性 ・感覚の特異性 ・見通しがもてない ・目に見えない事物     を理解しにくい ・一般化することが    難しい 環境要因 ・行動を引き起こす ・様々な状況 ・様々な刺激 ・複雑で分かりにく      い環境 ・いつもと違う状況

水面下(氷山の下) 目に見える部分(氷山) 行動障害のある利用者への不適切な支援 ザワザワした場面が苦手な利用者がいます。 施設で日中活動に出掛けるときには、玄関で靴に履き替えなければなりませんが、同時に多くの利用者が玄関に集まってくると、ザワザワして本人にとっては大変不快な環境となります。 しかし、本人はコミュニケーションの困難性から、職員に不快感を訴えることができません。 どのように解決すれば良いのか方法もわかりません。 そして、イライラが高まってどうしようもなくなり、横にいる利用者に咬みついてしまいました。 職員は、やめさせるために本人を羽交い締めにして引き離し、 さらにパニックを起こして暴れたため、居室に鍵をかけて閉じ込めました。 「障害者福祉施設・事業所における障害者虐待の防止と対応の手引き」より抜粋 目に見える部分(氷山)

行動が生起する枠組み (要因や背景を探る) 本人が 持っている障害特性 行動の生起するきっかけがきっかけとなりうる事柄 どういうときに誰がどんなことをしたのか 背景 どんな行動をどの位の強さ、時間、頻度で行うのか 行動が生起した結果どうなったのか 要因 背景 きっかけ 行動 結果 感覚過敏の特異性、コミュニケーションの困難性など 昨夜から睡眠不足により、朝から不機嫌 ザワザワする混み合った空間に行ってしまった 横にいる利用者に咬みついてしまいました 職員に羽交い締めにされ、鍵をかけて閉じ込められた

行動障害のある利用者への適切な支援 行動の前の『きっかけ』や『背景』や『要因』を探り、事前にその環境を取り除いてあげたり、本人の障害特性に応じた関わり方でやわらげることが必要な支援ではないでしょうか? それは、利用者のひとり一人にあった支援を考えることで、その方の不安をやわらげだり、解消することになり、問題行動と言われる行動への適切な支援へと繋がります

行動制限の廃止に向けて  「問題行動に対処するために、身体的虐待に該当するような行動制限を繰り返していると、本人の自尊心は傷つき、抑えつける職員や抑えつけられた場面に対して恐怖や不安を強く感じるようになってしまいます。このような人や場面に対しての誤った学習を繰り返した結果、さらに強い「問題行動」につながり、それをさらに強い行動制限で対処しなくてはならないという悪循環から抜け出さなくてはなりません。  行動障害に対する知識と支援技術を学び、支援をマニュアル化するなどによって職員全体で共有し、行動制限の廃止に向けて取り組むことが施設・事業所での障害者虐待を防止することにつながり、支援の質の向上にもつながります。 「障害者福祉施設・事業所における障害者虐待の防止と対応の手引き」より抜粋

行動制限(身体拘束)の留意点 させている 身体拘束 恐怖・不快 行動制限 増長 自尊感情の損傷 問題行動の誘発 心的外傷 エスカレート   増長 させている 自尊感情の損傷 心的外傷 問題行動の誘発 エスカレート ⇒他のアプローチの可能性も見出していくことが必要。

障害者虐待の防止 身体拘束・行動制限の廃止 支援の質の向上