情報学部のWebサイトを考える 2007年5月14日 石上隆達
「静岡大学情報学部」ではWebサイトを新しくしようという動きがあり、先生・学生から代表者6人が選ばれました。 予算はいくらでも付けてくれるそうです。 代表者6人で集まって話したところ、とりあえずみんながどう考えているかを聞こうということになりました。 早速、学内の人に意見を聞きに行きました。すると…
匿名で誰でも自由に投稿できる掲示板が欲しい! 匿名で誰でも自由に投稿できる掲示板が欲しい! そこで学内の人や地域の人を巻き込んで議論したい。 今だと学内の自転車交通規制についてみんなの意見を聞いてみたいかな。 情報学部としても電子掲示板の実験が出来て有意義だと思うんだけどな。 情報学部学生C 大祭にて焼きそばを販売した経験あり
大学も経営の時代。今やなんたって「国立大学法人」ですよ。 大学も経営の時代。今やなんたって「国立大学法人」ですよ。 そうなると企業みたいにWebサイトの見た目が重要になってくるわけです! FLASHを前面に出して、受験生の心を惹きつける必要があるわけです! 正直言ってWebサイトの見た目がしょぼいところに入学したくないでしょ? 見る人が限られているので、ユニバーサルデザインとか考えなくていいんじゃないの? 情報学部教員B 元・テクノフェスタ担当
プライバシーに気を遣わないと。プライバシーの侵害が起こったら取り返しがつかないので。 ネットに写真を載せたことによって、ストーカー被害に巻き込まれてしまうという可能性も否定は出来きません。 最近はWimmyっていうソフトなんかも色々と危ないらしいですよ。ネットワーク認証のページにも色々と脅し文句が書いてあるし。 情報学部教員A
シラバスや授業、学生の受講風景などをPDFファイルや映像でどんどん公開しよう。 情報公開をどんどんすべきだ。 シラバスや授業、学生の受講風景などをPDFファイルや映像でどんどん公開しよう。 そうすれば地域の人や受験生にもどんなことをしているのか認識してもらえると思いますし。 あと、授業の復習も出来るようになるでしょ。 就職活動で、情報学とは何かを説明するのに疲れたなぁ…。 情報学部学生A 元・大祭実行委員
Webサイトは使い勝手を重視すべきです。 地域の子供やお年寄り、障害者の人が簡単に見られるような人に優しいサイトを作るべきです。 大学も税金を使って運営されているわけですから、自治体のウェブサイトのように様々な人が見ることを前提に設計すべきでしょう。 見た目が豪勢だけのサイトなんて意味がないですよ! 情報学部学生B 大学祭では来場者として楽しんだ。
他人には理解されにくいけど重要で大変な仕事なんですよ。 私は学内のWebサイトに関わる技術的な援助をすることになっています。そのせいでWebサイトに関わる些細な問題までも私のところに回ってくるのには困っています。 他人には理解されにくいけど重要で大変な仕事なんですよ。 研究とか授業の準備とかあって、Webサイトの管理はできれば時間を割きたくないなぁ。 電子掲示板? 管理が色々と面倒そうだなぁ。 情報学部教員 元・テクノフェスタ実行委員
Webサイト?あまり見ないし、どうでもいいかなぁ。 誰か見ている人いるのかな? それよりも学部の紹介パンフレットを増刷したり、作り直したほうがいいんじゃないの? 情報学部学生D
まずやること チームの中で誰が学生の役割をし、誰が教員の役割をするか決めてください。 メンバー数が偶数の場合は、数が同じになるように。 奇数の場合は、教員が1人多くなるように設定してください。
チーム1つが「Webサイトリニューアルのワーキング・グループ(WG)」です。 チームの中には、学生の立場と先生の立場の人が存在します。 このWGは、Webサイトをどうするかの決定権を持っています。 予算はいくらでもつけてくれるそうです。予算のことは考えなくてもよさそうです。 先生と学生のそれぞれの立場から「 Webサイトをどうするか」を考えてください。