2016年3月10日(木) 内閣官房 情報通信技術(IT)総合戦略室 資料2 電子行政分野におけるオープンな利用環境整備 に向けたアクションプラン (2014年4月25日各府省情報化統括責任者(CIO)連絡会議決定) 今後の方針 2016年3月10日(木) 内閣官房 情報通信技術(IT)総合戦略室
アクションプランの目的 アクションプラン前 本アクションプランでは、創造宣言の目標年次である2020 年度までの間、文字、用語、コードの標準化・共通化等オープンな利用環境整備のための基盤整備に優先的に取り組みつつ、国民・企業等の利便性向上を図るためのWeb サイトの見直しを順次展開していくこととする。 なお、利用者の利便性向上のためには、国と地方公共団体のシームレスな連携が必要であり、地方公共団体においても、本アクションプランを参考に、オープンな利用環境の整備に向けた取組を推進することが望ましい。 アクションプラン後
3年間の総評 分野 総評 評価 文字 ・行政用の全ての文字を網羅した環境を整備し、簡易表記の仕組みも整備。 ・法人分野は、ほぼ整理が終了。 ・一部で旧規格の補助漢字が残っているが、ほぼ整理が終了。 ◎ 用語 ・体系構築が終了。法人ポータル(仮称)等で先行導入中。普及フェーズ。 ・国際的にもトップモデルの一つとして注目されている。 コード ・公開しているコードを一元的に提供。 ・マスター化等の体系整備に着手できていない。 △ 調達・制度 ・府省共通の物品、役務の調達システムが稼働。APIも提供。 ・国・自治体を一元化した官公需情報ポータルサイトが稼働。APIも提供。 ・官報公告情報等の調達情報公開に向けた検討。 ・復興支援制度と中小企業支援制度のデータ形式を統一する等、制度語彙を整備。 ・総合的な支援制度DBの方針案策定。(内閣官房を軸に推進しH30度末までに整備) ○ Web ・各府省の日本語版Webサイトガイドの整備。先行府省で改善中。 ・政策目的別、英語版、子ども向けWebサイトガイドの整備中。 ・kidsページ集の作成 ドメイン ・ドメイン管理ガイドの整備とドメインリストの整備。 ガバナンス ・上記に関連したガイド類の整備と体制整備。 フォロー ・分科会毎のフォローアップの実施
次期アクションプランのポイント 分野 実施事項(特に年限のないものは平成28年度中に実施) 文字 ・文字情報基盤の普及 ・新規システムにおける旧規格JIS X 0212(補助漢字)の未採用 用語 ・共通語彙基盤の拡張と普及 ・法人関連語彙、施設語彙、イベント語彙を重点的に普及展開 ・政府内に検討・推進の場を設置 コード ・公開しているコードを一元的に提供。 ・コードガイドを整備 API ・APIガイドの整備とWebサイトへの導入促進 法人情報 ・法人ポータル(仮称)を中心に法人関連語彙の普及と業務改革 調達 ・官報などと互換性のある調達APIの整備 制度 ・支援制度情報の国・自治体一元的提供に向けたAPI ・平成30年度末までに支援制度一元提供ポータルを設置 Web ・各府省の日本語版Webサイトガイドの改定 ・政策目的別、英語版、子ども向けWebサイトガイドの早期提供。 ・モバイル端末向けガイドの提供 ・kidsページ集等の普及 ドメイン ・ドメイン管理ガイドとドメインリストの改定。 ガバナンス ・上記に関連したガイド類の整備と体制整備。 フォロー ・分科会毎のフォローアップの実施
平成28年度スケジュール FY27.4Q FY28.1Q FY28.2Q FY28.3Q FY28.4Q 備考 全体 法人ポータルサイト、オープンデータポータルへの用語の提供 アクションプラン改定 創造宣言改定 法人ポータル 文字 普及 フリガナ、英語は別途検討 用語 法人関連用語、オープンデータ関連を中心に導入 国際調整 ○ コード コード一覧の見直し コードガイド API API項目案 ○ APIガイド 法人情報 経済産業省版法人ポータルの整備 左記サイトの公開 法人ポータル(仮称)の公開 調達 調達API案 制度 制度提供の方針 制度API案 web 追加Webサイトガイド案 左記ガイドの確定・好評 モバイル端末ガイド ドメイン フォローアップ ガバナンス CIOサイト運用見直し CIOサイト本格運用