リサーチ・パートナー・シート 2015年11月版
企画段階・プロジェクト管理(定性・定量共通) 項目 具体的に相手に期待すること 相手が実施したことの受け止め・今後への要望 調査の背景にあるビジネス課題を共有する 発注者 受注者 ビジネス課題を適切に調査課題・調査目的に落とし込む 手法提案の自由度と期待を共有する 調査課題解決にとって適切な調査手法を提案する 最終成果物イメージを共有する 成果物を適切にアウトプットする調査設計を企画する プロジェクト全体を計画通りに実施し、必要な修正やリカバリーをタイムリーに実行する 相手への要望や進捗報告などのコミュニケーションを適切なタイミングで、相手に充分なリードタイムを与えるように行なう
相手が実施したことの受け止め・今後への要望 フローとモデレーション(定性) 項目 具体的に相手に期待すること 相手が実施したことの受け止め・今後への要望 調査手法に沿いながら、調査課題・目的に応えるインタビューフローを設計する 発注者 受注者 対象者の発言だけでなく非言語情報の理解も踏まえて、インサイトに迫る 投影法など多彩なインタビュー技術を活用する 対象者に積極的な参加意欲を持たせる 状況に応じて臨機応変な対応をする 対象者の話題の広がりを維持しながら、テーマに収斂させる 対象者の反応を踏まえて、フローへの修正提案を行なう
相手が実施したことの受け止め・今後への要望 実査(定量) 項目 具体的に相手に期待すること 相手が実施したことの受け止め・今後への要望 調査設計に合致した対象者を、無作為性、新鮮さ等を考慮して適切にサンプリングする 発注者 受注者 不適切な回答を排除しつつ、対象者が質問の趣旨を理解し参加意欲を維持して回答するよう工夫して調査票を作成する 適切なデータクリーニングによって、不適切なデータを排除・修復する 調査目的や設計に沿い効果的な集計・分析を行ない、そのアウトプットで結論を論理的にサポートする
それ以外のオペレーション(定性・定量共通) 項目 具体的に相手に期待すること 相手が実施したことの受け止め・今後への要望 実査準備~実査においてトラブルを予期・防止し、勃発時には自発的・迅速・効果的に対応し、迅速な報告を行なう 発注者 受注者 調査設計に沿った条件と人数の対象者をリクルートする 会場や刺激物など必要なファシリティを適切に準備する
相手が実施したことの受け止め・今後への要望 分析・報告(定性・定量共通) 項目 具体的に相手に期待すること 相手が実施したことの受け止め・今後への要望 一貫したストーリーを持って結果をまとめ報告する 発注者 受注者 当初設定した調査課題に応える成果物を作成・納品する 図表・動画・ワークセッションなどを適切・効果的に用いて、調査結果の正しい理解を促す 報告内容を踏まえ、クライアントと的確な議論をする 報告・議論に際して、持っている知見・経験を充分に活用する 調査結果に基づいて、クライアントを刺激する提案を行なう