戦争と景気 情報社会論 小宮山智志
本日の課題 戦争と景気の関係 “戦争”は景気を良くする? 悪くする?
利益 工場を作る。 資本主義のしくみ 原材料を買い、人を雇う。 商品を売る。 資本としてのお金 =お金を生むお金 投資 雇用増える。 給料アップ 消費拡大
バブル前夜 日米貿易摩擦 日本からの 大量輸出 1985年先進 (製造業) 5ヶ国蔵相・中央銀行総裁会議 これからは、ドル高是正(円高・ドル安へ)
ドル安(円高)って? 輸出 4000ドルで販売 100万円のクルマ 1ドル250円 Oh、高くて買えません! 1ドル 100円だったら、、、 1ドル 100円だったら、、、 輸出 100万円のクルマ 1万ドルで販売
バブルと公共事業 金利引下げ 公共工事拡大 85年 3兆円 87年 5兆円公共事業 +1兆円減税 内需主導の経済へ ×海外に輸出して儲ける 85年 3兆円 87年 5兆円公共事業 +1兆円減税 内需主導の経済へ ×海外に輸出して儲ける 〇国内市場で儲ける 銀行融資積極的 あっちこっちで公共事業 開発認可どんどん 再開発・地上げ・リゾート建設 他の産業も潤う(資材使う・運ぶ・豊かな人々お金使う から、小売やサービス業も潤う)
資産インフレ 銀行からお金借りて、どんどん資本投下 資本投資すると儲かる! 資産インフレ 85年→89年 3倍に!
資産3倍 土地(不動産)や株券やゴルフの 今日買って、明日売るだけで儲かる! 会員権(有価証券) 急激に上昇 (土地転がし・地上げ) どこも事業拡大(銀行もどんどん お金貸してくれる) どんどん いろんなモノ売れる お金持ち増える
みんなお金持ち ドンドン設備投資 ドンドン事業拡大 人をドンドン雇う ますます土地の値段上がる→資産アップ 人手足りない! ドンドン内定 ドンドン内定 アルバイト代も うなぎ上り ますます、みんなお金持ち。
バブル3(省略) 銀行からお金借りて、どんどん資本投下 資本投資すると儲かる。 土地持ってれば銀行はどんどん融資 また投資→儲かる→値上がり期待(神話) からまた資産インフレ ×事業能力向上 → 銀行・企業興味失う 〇土地転がし・財テク
バブル崩壊 供給>需要 売れない 金利引上げ 土地の総量規制もあったけど 競争して投資 「事業拡張すれば儲かる」 先を争って、生産」 どっかで、売れる量(需要)より生産量(供給)が上回る 借金返せない 倒産 (不良債権) 失業増大 みんな貧乏 売れない くりかえし!
(大)恐慌(いまの不況よりもっとヒドイ) 社会主義側の主張 供給>需要 儲かるから人々争って投資 過剰投資 社会主義の考え! (大)恐慌(いまの不況よりもっとヒドイ) 計画して生産! 恐慌起きない もう戦争繰り替えさない ためにも社会主義 経済的困窮 軍事拡張して戦争すれば 需要が生まれる (壊しては作るのくりかえし)
グループワーク じゃんけん 勝ち組 あいこ組 負け組
補足 資本主義:競って投資→過剰投資定期的に起き得る(1929年世界大恐慌) 戦争の引き金 計画経済 社会主義 国家が計画して必要なだけ、生産すれば、恐慌おきなくて、戦争回避
問題 戦争は、需要を生み、景気を回復させるのか? 第一次世界大戦と日本経済 第二次世界大戦と日本経済
第一次世界大戦と日本経済 近代日本経済史要覧 100ページ 債務(借金)国が 一転、債権(貸す方)国に ヨーロッパが戦場 需要生まれる
高橋是清蔵相 1932年 有効需要創出:軍事費も増加 景気:総需要 政府→重化学工業発達・景気回復→輸出による需要を生み出す。 1932年 有効需要創出:軍事費も増加 景気:総需要 政府→重化学工業発達・景気回復→輸出による需要を生み出す。 1934年 インフレを懸念し、軍事費押さえる 1936年 2月26日 軍部により殺害 その後、軍事費増大の一途
第二次世界大戦と日本経済
けど イラク戦争 戦争が長期化 株価下げる 軍事費増大~株価下げる! 日本の株価もさがった。何が変わったのか? 注意:マクロレベルの変化→ミクロレベルの変化 →再びマクロレベルの変化